今日、事務所からの帰りの車の中で、
事務所の運転手のCさんから、こんなことを言われましてん。
「あのオフィスビルには、色んな事務所が入っているけど、
ウチらの事務所ほど笑い声が聞こえるところはないよ。」と。
そう、ウチの通う事務所は、
トップのお人柄もあり、また、そういう雰囲気でないと、
コンサルはできない!という方針もあり、
お客さんがいないときはスタッフ同士が常に議論し、
ジョークを飛ばし、笑い転げてますねん。
そんな中、今日は、
「日本社会では目立つと面倒になる」
「日本社会では目立つことは良いことと思われない」
という話で少し盛り上がりましてん。
日本人スタッフはみな、
「日本では…」と言いますが、
こちらのスタッフさん、
「日本だけでなく、アジアでは目立つことはよくないと考える」
と仰るんです。
「え~!?ほんまぁ~???中国に”出る杭は打たれる”ってことわざ、ある?」
と聞くと、
「ええ、ありますよ!」と、(意外な)答え。
「抢打出头鸟(搶打出頭鳥):チィアン・ダァ・チュー・トウ・ニィアオ」
…そのままです。頭を出した鳥は、打(撃)たれてしまう、という意味。
そうかぁ。でも、ウチは「杭」と「鳥」のことわざ、表面上同じ意味でも、社会の特性から、
ニュアンスの違いを感じますわ。
日本:明文化されてないけど、なんとなく”社会の目”を気にして目立たないようにする。
中国:どっかに制度や法律があるかもしれず”管理者の目”を気にして目立たないようにする。
どないでしょうか。