誰にでも優しい人々 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

昨日出勤しなかったので、

その振替っちゅうことで、今日はオフィスへ。


次々お客様が見え、

メールもバタバタと対応していると、

もう1時前!!!

そういえばお腹はグーグーでしたわ。


温かいものがやっぱり食べたい!

それにまだ仕事もある!


ということで、近場、というか、

地下の社員食堂へ。


ところが、1時前のお客さん用食堂は、

「もう売り切れよ。隣の定食食堂なら開いてるよ。」

と言われ、進んでいったものの、

それなら麺食堂へ行こうと、さらに奥へカツカツ進んでいったところ、

背後から誰かが走って近づく音。


「日本人?ココデ、キップ、カウ、ゴハン、アソコ、タベル」

と、白衣の食堂のオバチャンが走ってきて、

カタコトの日本語で私に教えてくれるではないですか!!!


感激して、

「アリガトウ、私は麺食堂に行くことにしたの」 (カタカナは日本語)

と、答えると、今度は大声で、麺食堂の厨房に向かって、

「麺、まだ有る?」と聞いてくださるではないですか!!

厨房の奥から

「あるよ」と返事が聞こえると、

「麺食堂、大丈夫よ。」と微笑んで、持ち場へ戻って行かれました。


麺食堂へ着いても、

すでに閉店前で、お客は数人。

とりあえず、こんな感じの15元(210円)定食。


中小企業診断士@上海  こんなこと、考えてみましてんけど…

最後の一人になるまいと、

もくもく食べはじめ、カバンからティッシュを出そうとすると、

なんとまあ、別のお客さんの男性が、

食堂のティッシュのケースを持ってきてくださるではないですか!!!


日本では、絶対他人にここまで干渉しませんよねぇ。

日本人もきっとみな、基本的に優しいと思うんですけど、

出し惜しみしてしもたり、変に恥ずかしがるんですよねぇ。


コチラの方は、みな、誰にでも、

惜しみない親切を表現してくれはります。


そういう意味では、

日本よりも随分、心休まる社会やと思いますわ。

麺定食もお腹いっぱいやし!