ニホンの留学率低下は内向きか? | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日、オフィスでも、

ちょっと話題になりましたわ。


「日本人留学生、11%減」


この事実を、メディアさんは、

「日本人の学生の内向き現象」と捉えてはりました。


そうでしょうか?


ウチはイマイチ賛成しかねますわ。

まあ、3年近く、日本を遠ざかってるさかいに、

確信もあるわけではないんですけど、

単純に、

「景気が悪くて、ファッション感覚で行く留学がなくなっただけ」

やと思うんです。

さらに、子供の絶対数が減ってますからねえ。

「11%減」の数字、母数を捉えないと、誤解のもとですわ。


ウチはバブル世代やったさかい、

中学や高校でも、1年休学してアメリカやらイギリスに行く人、

同級生の中でもありました。

ウチも、大学時代に、2ヶ月、

フランスに短期留学させてもうてます。


もちろん、自分の留学が遊びやったとか、ファッションやったとは

思いませんけど、(でも、今はフランスとは全く関係のない世界にいますけど…)

「とりあえず、海外でも行ってきたら」と言える余裕が、

社会全般にあったんやないかと思うんです。

その結果、海外では「日本人のおバカな行動」が注目されたりも

しましたねぇ。

ウチも、フランスで、「アンファン・ジャポネー!(おこちゃま・日本人)」と

悪態ついてはるのを、耳にしたことあります。


そういう意味では、

本当に留学したい人が留学してる状態に近づいてるだけでは?

と、思うんですけど。


どうでしょう?

ホンマに若い人は内向いてはるんでしょうか?