今日、オフィスでも、
ちょっと話題になりましたわ。
「日本人留学生、11%減」
この事実を、メディアさんは、
「日本人の学生の内向き現象」と捉えてはりました。
そうでしょうか?
ウチはイマイチ賛成しかねますわ。
まあ、3年近く、日本を遠ざかってるさかいに、
確信もあるわけではないんですけど、
単純に、
「景気が悪くて、ファッション感覚で行く留学がなくなっただけ」
やと思うんです。
さらに、子供の絶対数が減ってますからねえ。
「11%減」の数字、母数を捉えないと、誤解のもとですわ。
ウチはバブル世代やったさかい、
中学や高校でも、1年休学してアメリカやらイギリスに行く人、
同級生の中でもありました。
ウチも、大学時代に、2ヶ月、
フランスに短期留学させてもうてます。
もちろん、自分の留学が遊びやったとか、ファッションやったとは
思いませんけど、(でも、今はフランスとは全く関係のない世界にいますけど…)
「とりあえず、海外でも行ってきたら」と言える余裕が、
社会全般にあったんやないかと思うんです。
その結果、海外では「日本人のおバカな行動」が注目されたりも
しましたねぇ。
ウチも、フランスで、「アンファン・ジャポネー!(おこちゃま・日本人)」と
悪態ついてはるのを、耳にしたことあります。
そういう意味では、
本当に留学したい人が留学してる状態に近づいてるだけでは?
と、思うんですけど。
どうでしょう?
ホンマに若い人は内向いてはるんでしょうか?