今日は、中国語のレッスン。
X老師との最後の授業でしてん。
まだまだ若いX老師、
実は転職先が決まったとのこと。
聞いたのは先週のことでした。
「転職先が決まったので、早々に辞めさせて欲しいと頼みました。」 と仰るので、
「中国では何日前に退職願いを出さないといけないんですか?」 と、聞いたところ、
「ホントは1ヶ月です。」 (ウチも知ってましたよ。)
とのこと。(サバサバ)
校長のY老師も、週末にお詫びの電話をくださり、
「次の先生は、急いで”適当”に見つけるよりは、良い先生を探したほうがよいので、
待って欲しい。」と、ご丁寧にご説明くれはりました。
そんな上司の苦労など、
次の明るい(と思われる)未来が見えた若者には、
もう、小さいことなんでしょうねぇ。
ま、何度も転職をしてきたウチも、偉そうには言えませんし、
こんな時代に、義理や人情でシゴトを続けることもないですわね。
次のお仕事の話を、楽しそうな顔で話されるX老師、
新しい職場で、頑張ってくださいねぇ。
あ、今日習った笑える中国語。
「高兴认识您」 (「高興認識您」)
(ガオ・シン・レン・シ・ニン:アナタにお会いできて嬉しいです。)
先日、日本人用中国語で、
「请多指教」 「请多关照」 (いずれも「宜しくお願します」)
というのがありますよ、日本人用教科書には載ってますけど、
中国人は普通、こんな挨拶しません、
と、言いましたねぇ。
ふと、X老師に、
「欧米人用教科書は、やっぱり変な”よろしくお願いします”があるんでしょ?」と聞くと、
う~んと考えて、出てきたのが上記のことば。
「アナタにお会いできて嬉しいです。」やなんて、探してたワケでもないのに、
いかにも西洋語的発想ですやんねぇ。
そう、
「Nice to see you !」 ですわ。
やっぱり、中国の方は、こんなこと、言いませんって。
生きた社会を見ながら、
生きたことばを学ばせてもろうてます。