サヨナラ、X老師。 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日は、中国語のレッスン。

X老師との最後の授業でしてん。


まだまだ若いX老師、

実は転職先が決まったとのこと。

聞いたのは先週のことでした。


「転職先が決まったので、早々に辞めさせて欲しいと頼みました。」 と仰るので、

「中国では何日前に退職願いを出さないといけないんですか?」 と、聞いたところ、

「ホントは1ヶ月です。」 (ウチも知ってましたよ。)

とのこと。(サバサバ)


校長のY老師も、週末にお詫びの電話をくださり、

「次の先生は、急いで”適当”に見つけるよりは、良い先生を探したほうがよいので、

待って欲しい。」と、ご丁寧にご説明くれはりました。


そんな上司の苦労など、

次の明るい(と思われる)未来が見えた若者には、

もう、小さいことなんでしょうねぇ。

ま、何度も転職をしてきたウチも、偉そうには言えませんし、

こんな時代に、義理や人情でシゴトを続けることもないですわね。


次のお仕事の話を、楽しそうな顔で話されるX老師、

新しい職場で、頑張ってくださいねぇ。


あ、今日習った笑える中国語。


「高兴认识您」 (「高興認識您」)


 (ガオ・シン・レン・シ・ニン:アナタにお会いできて嬉しいです。)


先日、日本人用中国語で、

「请多指教」 「请多关照」 (いずれも「宜しくお願します」)

というのがありますよ、日本人用教科書には載ってますけど、

中国人は普通、こんな挨拶しません、

と、言いましたねぇ。


ふと、X老師に、

「欧米人用教科書は、やっぱり変な”よろしくお願いします”があるんでしょ?」と聞くと、

う~んと考えて、出てきたのが上記のことば。


「アナタにお会いできて嬉しいです。」やなんて、探してたワケでもないのに、

いかにも西洋語的発想ですやんねぇ。


そう、

「Nice to see you !」 ですわ。

やっぱり、中国の方は、こんなこと、言いませんって。

生きた社会を見ながら、

生きたことばを学ばせてもろうてます。