「応該」は"should"? "must"? | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

一昨日の

「不好意思(ブー・ハオ・イー・ス ; 超軽い”すみません”)」

以外に、

こちら独特のニュアンスを持つ、頻出の言葉がありますわ。

「応該(イン・ガイ)」。


辞書で引くと、

(1)(道理、人情からいって)~すべきである、しなければならない

(2)(状況などから判断して)~のはずだ


まるで、英語の"should"や"must"みたいな意味の助動詞ですわ。


ところが。


(1)の意味は、まあ、意味・適用範囲共に英語と同じですわ。

クセモノは (2)。


三連休やけど、外出せんと、敷地内のプールでも行こうか、

いや、連休だから職員も休み?と思い、

「今日はプール、開いてますか?」とフロントに聞くと、

応該開(イン・ガイ・カイ)」…開いているはずです。

そこで、ウチは突っ込みますねん。

応該開?或者、肯定開?」…開いてるハズ?それとも絶対開いてるのん?

「…開。」…開いてます。 (ホンマかい!?)


これ、ホンマに頻出です。

ウチの知人の中国通の方も、 「応該」の日本語訳は、

「~のはずであるが、もしそうでなかったとしても、私に責任はありません」


そういうニュアンスやそうですえ。

まあ、確かにそういう傾向、ありますわ。


なので、こっちの方に、

「没問題?」…問題ない?大丈夫?

と聞いて、答えが

応該没問題(イン・ガイ・メイ・ウェン・ティ)」

だとしたら、要注意です。


自信満々に答えられても、自信があるから、とちゃいますさかいに。

ほんまに、言葉とは、奥が深いわ。