ウチは、
神経質っちゅうほどではない、と、 (自分では) 思ってるんですけど、
上と下、つまり「土足地帯」と「非土足地帯」は明確に分けたい方なんですわ。
例えば、スーツケースみたいな、ドデカイ鞄は別として、
普通の、いや、多少大きめの鞄でも、電車の床に置くのは嫌なんですわ。
そやけどねえ、
日本みたいに、玄関で明確に段差があって、「上と下」があるような住居、
今まで長期滞在or普通のお家にお邪魔したことあるのは、
・フランス
・ロシア
・中国
・新加坡
・マレーシア
ですけど、いずれも、ありませんでしたねえ。
靴は室内では脱いでも、必ず「グレイ・ゾーン」(靴でも、靴下でもOKみたいな場所)
があるんですねえ。
それが、どうもウチには納得がいかへんで、 (変なところでこだわる…)
今回、上海のお家は、玄関で段差のある、日本人用の住居にさせてもらいましてん。
「コンドミニアム」ちごて、「サービス・アパート」やさかいに、
電球が切れたり、備え付けの家電が壊れたら、専属のサービス員さんが
部屋まで来てくれはるんです。
「日本人用」やさかい、社員も教育されているらしく、
部屋に入るには、必ずスリッパを持参するか、シャワー・キャップの小さいのを
二つ持ってきて、靴に被せてから上がってきてくれはるんですけど、
みなさん、用が済んだ後は、スリッパや「ミニ・シャワーキャップ」で土間に降りて、
そこで土足に換えて出ていかはるんです。
「え~!?それって、意味ないや~ん!次、上がるとき、スリッパの裏汚れてるえ~!」
ほんまは言いたいんですけど、
彼らにとっては、その辺は「グレイ・ゾーン」なんでしょうねえ。
う~ん、見いひんようにしよ。