今日も、いきつけの日系スーパーで、
買い物してましてん。
こんなに広い上海、日本人が住んでいるところは、
ギュっと凝縮してまして、意識してその世界から出えへんと、
中国語が上達しませんねん。
それで、
スーパーの店員さんに、 (日系スーパーでも、店員さんは、チャイニーズ・ギャルズですわ)
毎回ちょこっとお話するようにしてるんですわ。 (結構、煙たがられてたりして)
すると、 (仕方無しに?) 店員さんも、親しみこめて話しかけてくれたりしはります。
コミュニケーション、大事ですねえ。
ところで、今日はお店の中で、陳列替えがあったようで、
少し雰囲気が変わってました。
ふむふむ、野菜はここで、果物をこっちにまとめたんやな…
と思いつつ、レジまで進むと、
顔なじみの若い店長お姉さん、
「果物、あんなふうに、まとめてみたんですけど、いかがでしょうか?」
「え?ウチの意見でいいの?(一応、ウチは日本では中小企業診断士やでぇ~)」
「勿論、お客様の意見、尊重したいので。」
「果物は果物でまとめたんはいいけど、カットしたパイナップルまで、
同じ常温の棚に置くのは、まずいんじゃないの?カットフルーツは、
普通、冷蔵庫でしょ。」
「そうですね、カットすると傷みやすいですからね。なるほど、ありがとうございます。」
「ってか、ウチの意見で替えるのもどうかしら。お店の決まりとか、マニュアルってないの?」
「いえ、お客さんの意見を参考にしたいので…」
全てのお客さんの意見、反映してたらエライことになりまっせ。
今回のことは、常識レベルのことですけど (でも出来てない…)、
お店の方針が基本にあって、それを再確認すべく、お客さんの意見をくみ上げていくのが
本来の形でしょうねえ。
まあ、このケースは、言葉上は「お客様尊重(偏重?)」ですけど、
この地では他にもよくあることで、
「誰かに言われたからやった」つまり、「私の責任じゃない」
というような心理が根底にあるように、ウチには思えますわ。
こちらの国民性としては、かなり一般的なような…。