どうもまだ、新加坡のホーカーのような、ローカル情緒溢れるお店で、
食べ物を買えないでおりますねん。
だって、この暑さと埃の中、
外気が自由に行き来できるオープンなキッチンで、うず高く積まれたミンチのネタを
「ブフャ~クション!!」とか「カ~ペッ!」ってやりながら、
手早くマントウ皮に包んでいかれるのを目撃してしまうと、
ちょっとまだ、勇気が出えへんのですわ。
そこで、
まあ、安全性と栄養価が高そうな、
お豆製品の乾物、「湯葉」に注目してみましてん。
中華のレストランでも、お肉のようにシッカリ煮込みで使われていることが多いんですわ。
京都出身のウチは、うす~くて、舌触りのいい湯葉を想像しますけど、
こっちのは、歯ごたえありまっせ~。
これが、乾物の湯葉ですわ。
腐ってなくても「腐竹」やって。
袋から出すと、こんな長いんですわ。
シイタケと中華スープで煮込んでみても、
さて、お味は。
なんかねえ、薄味の湯葉のおすましのイメージでつくりましたけど、
お湯葉が「まめまめ感たっぷり」というか、
大豆の香りがプンプンなんで、
もっと濃い味の料理にすればよかった、と思いましたわ。
郷に入れば、郷に従えですねえ。