すっかり、ウチらの「上海生活指南役」となっている、上海人友達。
イロイロ困ったことはないか、必要なものはないか、と聞いてくれはるので、
（ありがたいですねぇ～涙）
「う～ん、実はこれを買おうかどうか、迷っているんやけど…」と話すと、
「買う必要はありません！我が家にありますから、持ってきます！！！」
さて、持ってきてくださったのは、これです。
ナンでしょうか？
なにやら、立派な箱に入ってますねえ。
お皿？銅鏡？彫り物があって、何か芸術品？
あ、割れてた！
かけらを持ち上げてみると、こんな感じです。
ますます、土器のような、なんじゃこれ？
こたえは…
…
…
…
これです。
↓
プーアール茶。（普洱茶）
お茶の葉を、あのように、円盤状に固め、
しかも彫刻のように模様を浮き上がらせていたんですわ。
リラックスタイムに、コーヒーばかり飲むよりは、
脂肪を洗い流す中国茶でも飲もうか、と、デパートなどで
プーアール茶を探してたんですけど、中途半端に高いんですわ。
めちゃくちゃ高いなら、すぐ諦めますけど、食べ物は軒並みお手ごろ価格の中国。
なんか、中途半端な金額は、ホンモノとかそうでないのとか、あるのやろか？
と、疑心暗鬼なウチ。
しかも、店員さんも、「プーアール茶だけは、古いほうが値打ちがある」と、
ウンチク並べはるし、余計に疑心暗鬼に。
そこで「彼女」に相談すると、これ、頂戴してしまいましてん。
う～ん、ホンモノやわ～。
そやけど、これ、滅茶苦茶硬いんですわ。
トンカチで砕いて、少しずつ煮出しますねんけど、
丁度ええ大きさにならへんし、これまた、一苦労ですわ。
そやけど、ありがたい、ありがたい。