ウチは大学のときから、
休みにはアチコチ海外行かせてもらいましてん。
ほんでね、空港行って、高級なお化粧品とか、スカーフとか見て、
「あ゛~、ブランドもんや。すごいな~。香水とか、買うてみよか。」
と、頑張って買うてみたもんですわ。
その時代の「ブランド」いうのは、その辺りの商品レンジ(贅沢品)のイメージでしてん。
ところがね、今。
日本にいても、新加坡にいても、何となく避けてきた
この国の産物を、実際この国に来て、口に入れるものを選ぶとき、
何を基準にするかっていうと、産地は選べへんとしたら、次は「ブランド」なんですわ。
「コカ・コーラ(中国語:可口可楽)」の水やったら、中国産でも大丈夫やろう、
「グリコ(中国語:格力高)」やったら、中国工場でも、ちゃんと管理してるやろう、ってね。
そういえば、まだ数日ですけど、街を見渡して目に入るのは、
IKEA、ユニクロ、吉野家、マクドナルド…
低価格を売り物にした、「ブランド」。
ウチが大学時代に思てた「ブランド」の意味が、変わってますねん。
”低価格=安物”とちごて、消費者のニーズにきっちり応えて、
こうやって国際的にも、知名度と信頼を獲得してはるんですねぇ。
すごいな~思て、何となく、
昨日はケンタッキー(中国語:肯徳基)に、入ってしまいましてん。
ウチも「ブランド」好き!?