これでホンマに廃業! | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日は朝から、2回もノヴェナにある

IRAS(Inland Revenue Authority of Singapore)に

いってきましてん。

IRASって、まあゆうたら、税務署ですわ。


ウチが去年個人開業した経営コンサルタントの事業、

上海引越しのため、今年3月に廃業。

廃業手続きは、即日できるんですけど、

YA2010(2009営業年度分)の税務申告と、

YA2011(2010営業年度、ってゆうても、3月の廃業まで)の税務申告を済ませ、

税金の金額が確定・支払せんと、ほんまに終わったことにならへんのです。


申告は、すぐやったんですけど、税務署から何の連絡もない。


3月24日に、

「あの~、もう新加坡離れるんですけど、出国までに税金チェックと確定、

してもらえませんやろか」

と言いに、IRASへ出向き、税務官にお願いしましてん。

そして、ご丁寧にも、

「それやったらね、事情をこうこう、これこれ書いて、ここにファックスしてください。

Urgent Assessment(急ぎのチェック)しますさかいに」

と説明を受け、帰宅後速攻でレターを書いて、ファックスしましてん。


それから10日、何の音沙汰もなし…。


5日(月)、IRASのホットラインに問合せの電話をしてみたところ、

      「そのファックス、念のために再送してください」

      「じゃあ、今すぐするから、受け取ったらすぐ、確認の電話くれはりませんか?」

      「いやあ、この番号は、代表ですさかい、すぐには届きませんのやわ。

       届いたら、すぐ処理しますさかいに…」

      …しぶしぶ電話を切りましてん。


6日(火)、夕方に「あの…どないなってますの?ファックス、届きましたんかいな?」とまた電話。

      電話をとった担当官が頼りなく、質問ごとに、「ちょっと待ってください」と保留だらけ。

      そして、5時になると、会話の途中なのに、自動で切れるホットライン!!

      慌ててかけなおしても「担当官と話したい場合は、朝8時から午後5時まで」の自動音声。


      「なんやてぇ~!!!???」


      ウチもタイ料理食べた後やったさかい、一人で切れまくって燃えまくりましたわ。


7日(水)、クールダウンして、朝からIRASへ直行。

      面談してくださったのは、マレー系の女性、Asmah Bte Atanさん。

      事情を説明すると、

      「そら、あかん!すぐ処理しまっさ。」と、すぐ受話器をとり、担当官に内線電話。

      いま、担当者が会議中なのでデタ~!!不運続き!!)、後で

       連絡します。いずれにしても、すぐ準備して、すぐ連絡しますから

      「すぐって、いつですの?もう、充分待ちましたさかい、ここで待ってますけど、

       ええですか?」座り込み覚悟のウチ。

      「大丈夫、私の名前を出して、後で問合せしてもうたら、絶対大丈夫なように

       しますさかいに、今日はお引取りを」

      「絶対?」

      「絶対!」

      「今日、電話してくださいね。絶対、今日ね。いつになるか、教えてくださいね!!」

      「約束、約束」 (以上、「」内は、ホントは英語)


     

      果たして、帰宅45分後、

      「IRASです。書類ができましたので、いつでも取りに来てください」と、電話。


      暑いし、外出るの、いややな~と思たけど、明日になったら、また振り出しになるかも!

      と、二回目IRASへ出向き、無事、

      「あんさんの税金の金額は、○○です。支払手続きは○○。」

      のレターを受け取りましてん。


      はぁ~、いっぺんに疲れましたわ。

      でも、よかった、よかった。

      やっぱり、ネゴは、粘り腰が大事やね。