こんにちは
いつもご訪問くださりありがとうございます!
前回記事のレポート1もご覧いただきありがとうございました!
まだみなさんへのご訪問が全然できていなくてごめんなさい
でも、いただいたご質問の回答がみなさん気になるかなーと思って、連日更新しちゃいます
あんまり時間がなくて、今回は文字だけですが、すべてのみなさんに関係ないことではないと思いますので、良かったら読んで行ってくださいね
前回記事もごらんください→★
ブースでパネルでの学習を終えた後、個別での相談・質問を受けてくださいました。
受けてくださったのは、2名の獣医師資格をもったロイカナ社員さんでした。
非常に親身に、快く対応してくださって、大変感謝しています!
ではさっそく…
Q1.チンチラ5ニャン(2~11歳)。置き餌ができるような全ての猫にピッタリなフードは?
(ちょこまろんさん)
ロイヤルカナンでは、前回記事にあったように疾病・種類・ライフステージなど「その子にあったフードを」というのが基本の考えだそうです。
現在治療中の病気などがあれば、それを優先してフードを分けるのが一番ですが…
全員健康なチンチラであれば、わんにゃんママさんもアドバイスくださっていましたが、ロイヤルカナンでは「フィーライン ブリード ニュートリション」シリーズの「ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン」というフードがあるそうです。
これはペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン専用のフードで、ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤンは遺伝子的に似ていることに対応しているのだそうです。
単に長毛種用ということでなく、この種類に起こりやすい尿トラブルに配慮していたり、食べやすい粒の形状になっているということでした。
ただ、12~13歳くらいになったら年齢を意識したフードが望ましいそうです。
Q2.ドライフードについて、買ったときによって同じ種類の物でも粒の大きさが違うことがある。統一されていないのか?
(wakoさん)
ロイヤルカナンのドライフードは、型に流し込んで成型するのではなく、消化性upのために細かくした材料をまぜ、高温スチームで熱して発泡させて作るのだそうです。
イメージとしてはお菓子のカールのような感じだとか。
そのため、工場の温度や湿度は一定に管理しているものの、気温などの影響により膨らみ方が多少変わることがあるそうです。
大きさを揃える努力はしており、大量ロットでつくれば同じ大きさのものがたくさんできますが、見た目の良さよりも、小ロットで鮮度を保つ方を優先しているということでした。
Q3.療養食を獣医師の薦められてあげるだけでなく、予防の意味合いなどで自己判断で継続してあげても問題はないか?
(さりぃさん)
「過去に治療をしていたことがあって、療養食をあげていたが、今は治療も療養食も必要ではない状態」という理解でよろしいでしょうか?
上記のような前提で質問してきましたが、獣医師からはもう必要ないと言われていても、継続して療養食をあげることは問題ないだろうとのことでした。
どんな病気だったのかによっても違いますが、下部尿路疾患のような病気であれば、むしろ療養食を続けた方が安心だということです。
(私個人的には、獣医師によっても見解はことなるんじゃないかと思いますが…)
Q4.特発性膀胱炎の既往があり、現行の商品ではヒルズのマルチケアコンフォートをあげている。
今後、他メーカーで展開する予定はないのか、ロイヤルカナンではどうなのか?
下部尿路疾患の対策としてストルバイト結石やPHコントロールのものはロイカナでもあるはずだが、その辺りはどう考えているのか?
(maruさん)
他社製品のことは答えられないということでロイカナ製品についてお聞きしました。
まず、膀胱炎は細菌感染による「細菌性膀胱炎」とそれ以外の「特発性膀胱炎」がありますよね。
「細菌性」はその名の通り細菌感染によるものですが、「特発性」というのは要は「原因不明」ということなんですよね。
ご存じのとおり、猫のオシッコのトラブルは、オシッコの回数が少なく、オシッコを濃縮されるため起こりやすいと言われています。
オシッコが濃いとそれだけ原因となる物質の濃度(密度?)が高くなって、刺激しやすくなってしまうということですよね。
ということは、オシッコの濃度が薄くなればこうしたトラブルは起こりにくいという考えで、膀胱炎を含むオシッコのトラブルに最も効果的と言えるのは水分の多い「pHコントロール(ウエット)」だそうです。
同様にオシッコの量を増やす目的で「pHコントロール(ドライ)」が効果的だそうです。
HPを見ると「pHコントロール」シリーズにもたくさん種類があるので、年齢や好みに合わせてというところでしょうか?
Q5.多頭飼育のため、年齢別に分けることが難しい。全年齢に対応するフードはあるか?
(ちゅぴごんさん)
重複しますが、ロイヤルカナンは「その子にあったフードを」というのが基本の考えです。
特に病気もなく、MIXや複数の種類の子がいる場合、次にライフステージを考えます。
完全室内飼育の7歳くらいまでの成猫であれば、例えば「フィーライン ヘルス ニュートリション」シリーズの「インドア」などが良いのではないかとのことでした。
いただいたご質問と回答は以上です。
なるほど、それは聞いてみたいと思うような ご質問をたくさんいただき、ありがとうございました!
実はその他にみなさんが気になっているかもと思いきいてみたことがあります。
それは…
Q6.ロイカナ製品の工場が韓国になるという噂は本当か?実際どのようなことが決まっているのか?
現在決まっていることは、2017年に韓国に工場が出来るということ。
工場は各地にあり、韓国工場で製造された製品が日本に流通されるかどうかも決まっていないそうです。
もし韓国製造の製品が日本に流通されたとしても、これまで通りの厳重な品質管理を行っていくので、品質には変わりありませんとの回答でした。
他にも私が個人的に聞きたかったことも聞いたのですが、長くなるのでまた別の機会にしますね
(ロイカナさんだからというより、獣医師だから聞いたところでもあるので…)
総括!
「犬と猫の健康 アンバサダー・ブログラム」に参加するのは初めてでしたが、ロイカナ製品のことだけでなく、我が子の健康を第一に考えたフード選びの大切さがよくわかりました!
「栄養学」だなんていうとちょっと小難しい感じもしますが、大事な家族の体にいいものを選ぶというのはあたりまえのことですよね
こうしたイベントのほかにもセミナーなどもあったりするので、また参加してみたいと思います
ロイカナさん、この度はご招待ありがとうございました
そしてみなさん、2回に渡るレポートにお付き合いいただきましてありがとうございました
次回からは通常営業に戻ります
ご訪問は明日になるかもしれませんが、おまちくださいまし~