| 豊富な種類と機能の車椅子 | |
| 病院で、街中で、デパートで、様々な場所で私たちは車椅子と呼ばれるものを見ています。その種類は大きく「車椅子」と「電動車椅子」に分類され、さらにその中でリクライニング型、手動リフト型、片手駆動型、手押し型などに分けられます。 | |
| また、旅行など持ち運び便利な超軽量車椅子、折り畳み可能な車椅子、子供用車椅子、などがあります。さらに用途に合わせて選べるよう、座角度調整ができるタイプ、成長に対応する車椅子、電動ユニット装着されているもの、など種類は様々。 | |
| 座り心地を重要視した車椅子、様々な症状に対応できる車椅子、そしてあらゆるスポーツ用、競技用の車椅子があり、種類やデザイン、色も豊富です。使う人の身体にマッチした、使う人が心地よく、乗ることができる車椅子。これからもその研究は続いていきます。 | |
| スポーツも可能な車椅子 | |
| パラリンピックや車椅子のスポーツ競技などで見かける車椅子は、各々のスポーツの種類によって様々なカタチをしています。前と後に車輪のついたマラソン・陸上競技用の車椅子、車輪のコントロール性に優れ、コートの状況に合わせた調整変更ができるテニス用の車椅子、動きが早く、激しいバスケットボール用の車椅子は基本の骨格が頑強に作られ、旋回性能を強化。 | |
| また、車椅子使用者にとって自転車は有酸素運動ができる数少ない運動の一つ。 | |
| 自転車運動ができる車椅子、日常にも、サッカーやテニスなどにも使用できるパワフルで安定性の高い車椅子などがあります。 | |
| 自分にあった車椅子 | |
| 障害者とひとくちに言ってもその種類とレベルはいろいろです。 | |
| 車椅子にさえ乗ることのできない重度の障害を持った人もいます。車椅子を使うことのできる人はそれだけ自由を持つことにもなります。 | |
| しかしそれ以前の、身体の変形や麻痺によって椅子に座ることもできない人にも普通に座って生活できるように、そして車椅子にも乗れるように、そんな機会を与えることを目的に「座位保持装置」を製作している人たちがいます。障害者一人ひとりの身体に合った、症状に合った、動きに合った「椅子」。 | |
| この子どもはどうしたら座ることができるのか、模索をしその子どもに合わせたいすを製作していくのです。「座る」ことで少しでも身体にいい変化が現れるように、少しでも自由に近づけるように、30年以上障害者の道具をつくっている工房でその人だけの椅子が作られています。 | |
| 車椅子の歴史 |
| 日本における最初の車椅子は、残された写真から推定すると1921年頃に作られた「廻転自動車」と呼ばれるものであることが車椅子の歴史を扱った文献によって明らかにされています。 |
| 製造年・製造者などは特定できませんが、人力車のメーカーが製作したものと推定されています。車椅子の歴史の中で制作者が明確であるのが、1960年頃北島藤次郎氏によって製作された車椅子。 |
| これは英国製の車椅子を見本に「藤」を使って作られたものです。 |
| 車椅子の歴史において、これが日本における最初の車椅子と言っていいでしょう。戦後、北島氏は藤製を布製にし、改良を進め自動運動車を開発。この車椅子は傷痍軍人箱根療養所(その後国立箱根療養所と改称)において使用されていました。 |
| 車椅子とパラリンピック |
| 1964年に開催された東京パラリンピック。20を上回る参加国、370を上回る参加人数で催された大会では車椅子に乗った選手が大活躍。生き生きと競技に励んだ姿は世の中の人々に感動を与えました。 |
| 同時に障害者と車椅子に対する関心が高まり、車椅子の本格的な研究が進められたのです。 |
| パラリンピックにおいての外国製の車椅子を目にした医療関係者や製造社は日本の車椅子がいかに遅れているかを実感し、車椅子のレベルをあげることに励みはじめました。 |
| 「脊髄者用車椅子案」としてまとめられた研究が元となり、1971年には手動車椅子のJISが制定、1977年には電動車椅子のJISが制定されました。現在も車椅子の研究・改良は進められ車椅子の歴史を動かしています。 |
| 車椅子とリハビリ |
| 日本にリハビリテーション医学が組織的に導入されたのも、パラリンピックにわいたその頃です。戦後、リハビリテーションセンターに入所するのは傷痍軍人が過半数でした。障害者に職業訓練を受けさせ社会に送り出すことが目的とされていたリハビリテーションセンター。 |
| 重度の障害者や回復の見込みのない障害者はリハビリを受けることさえできませんでした。ベッドで寝たきりの障害者が車椅子で動くことができる、または松葉杖を使わずに歩行できるようになる、といったこともリハビリテーションと言われるようになったのは1960年代になってからのことです。 |
| 現在、障害者はリハビリを経て、リハビリを通り越し、スポーツを楽しみ、旅行や買い物をそして仕事を楽しんでいます。そういった障害者にとって車椅子はもう、移動手段としてだけではなく、障害者が生き生きと生活するためにとても重要な役割を果たしているのです。 |
| 歯周病(歯槽膿漏)と妊婦 |
| 重度の歯周病 をもつ妊婦さんのお口の中で繁殖した歯周病原菌が、 血流を介して羊水に入り込むと、炎症性の生物活性物質が放出されます。 |
| この物質が羊膜を破壊するように働いて、低体重児出産を引き起こすと言われています。また、この生物活性物質(IL-6, IL-1β, TNF-α、PGE2等)が活性化されると 子宮収縮と子宮頸部の拡張を引き起こし、 低体重児出産の要因とも言われています。 |
| 歯周病と低体重児出産との関係は、1996年にアメリカの Offenbacher S らによって 世界で初めて疫学的な報告がなされています。歯茎の60%以上に歯周組織の破壊が見られる人は、7.5倍の危険率があると示されました。その中でも初産の人は、7.9倍の危険率が示されています。 |
| ニコチンの為害作用 |
| タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる作用があるため、歯茎が炎症を起こしても出血が抑えられ、気付かないうちに進行してしまうことが多いのです。 |
| さらにニコチンは、歯根面を覆っているセメント質と結合する性質があるため、スケーリング・ルートプレーニングといった歯周病治療をしても非常に治りにくいのです。 |
| また、白血球や線維芽細胞(歯茎を作る細胞)の機能を低下させてしまいます。これらの相乗効果によって、喫煙者の歯周病(歯槽膿漏)は治りにくいのです。 |
| 糖尿病患者の歯周病治療は? |
| 糖尿病が歯周病を悪化させるとともに、歯周病も糖尿病を悪化させるという、相互に悪影響が指摘されています。血糖コントロールを良好にするため内科医との連携治療が必要になります。通常の歯周病治療に加え、さらに抗菌療法が必要だったり、他の危険因子を通常よりシビアに考えて治療していく必要があります。 |
| 抗菌療法としてドキシサイクリン(テトラサイクリン)が有効なのは以前から報告されています。このテトラサイクリンには、抗菌作用の他に、コラゲナーゼ(歯茎や歯の周りの骨にダメージを与える酵素)の抑制作用や、タンパク質の合成を促進作用があることも知られています。また海外では、抗菌作用のない低濃度のドキシサイクリンの「商品名:periostat」による治療も行われています。 |
| 歯周病(歯槽膿漏)の進行過程 |
| 歯周病は、歯を支えている土台を破壊する生活習慣病です。知らないうちに進行し、症状が悪化するまで自覚しにくい病気です。放置しておくと、歯茎が腫れ、膿がでたり、激しい痛みが出たりします。最終的には、歯がグラグラし抜け落ちてしまいます。 |
| 最近の報告では、それだけではなく、歯周病はさまざまな全身の病気を引き起こすことがわかってきました。 |
| 歯周病は、『静止期』と『活動期』を繰り返して進行していく病気です。体の抵抗力が強い間は、活動を一時的に停止します(静止期)。しかし、治ったわけではありません。 |
| ストレスが溜まったり等で体の抵抗力が弱まると、歯周病菌の力がまさり活動を開始します(活動期)。 |
| 歯周病は薬では治らないのか? |
| 歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。このプラークは細菌の塊なので、患者さんによっては「薬(抗菌薬)では治らないの?」と聞かれます。 |
| 細菌を殺すうがい薬で、うがいをすれば治りそうな気がするという理論です。しかしながら、実際には抗菌薬単独ではあまり効果がないこともわかっています。 |
| それは、細菌がバイオフィルムを形成しているからです。バイオフィルムは表面が糖の膜で覆われており、薬剤が内部に浸透しにくいのです。したがって、機械的にバイオフィルムを破壊する必要があるわけです(PMTC、スケーリング・ルートプレーニングなど)。バイオフィルムを機械的に破壊することによって、薬剤の威力が発揮するようになるのです。 |
| 歯周病(歯槽膿漏)と全身疾患 |
| 1.脳梗塞 重度の歯周病がある場合は、歯周病のない人に比べて脳梗塞を発症する危険が高いことが報告されています。 |
| 2.低体重児出産 重度の歯周病をもつお母さんは、健康なお母さんに比較して低体重児出産の可能性が高くなると報告されています。 |
| 3.糖尿病 糖尿病が歯周病を悪化させることは以前から報告されてきましたが、現在では、歯周病が糖尿病を悪化させるという、相互の影響が指摘されています。歯周病の治療をすることで糖尿病患者における血糖コントロールが改善されたという報告もされています。 |
| 4.誤嚥性肺炎 高齢者、特に寝たきりの方など体力が減弱している人は、嚥下機能も弱っているため、歯周病原菌などが肺に進入して肺炎を起こす危険が高くなることが報告されています。 |
| 5.細菌性心内膜炎 お口の中の歯周病原菌は組織に対して付着能力も高いものもあるため、心臓の弁やその周囲に感染して心膜炎を起こす危険が高くなることが報告されています。 |
| 6.狭心症・心筋梗塞 重度の歯周病のある人ほど狭心症や心筋梗塞などの冠状動脈硬化による心臓疾患になる危険が高くなることが報告されています。 |
| プラーク(歯垢)とは |
| プラーク(歯垢)は歯周病を引き起こす最も重要な因子であり、歯肉炎、歯周炎の初発因子です。 |
| 歯肉炎、歯周炎はプラークを取り除くことにより改善してきます。歯周病の発症・進行には毎日の生活習慣にあるリスクファクター(危険因子)も密接に関わっています。 |
| プラークは、食べ物のカスのように思われている方がいますが、実際は、歯周病菌や虫歯菌とその代謝産物の塊です。 |
| プラーク1mg中に1億個以上というとんでもない数の微生物が存在すると言われています。 このプラークが付着していると、歯肉は腫れ、歯を支えている骨が吸収し歯がぐらぐらしてきます。 |
| バイオフィルムとは |
| 日常で見かけるバイオフィルムは、掃除をさぼっているところにできた風呂場のタイルのヌルヌルや水を換えていない花瓶内部など、ありとあらゆるところに見られ、細菌が菌体外多糖という物を作って蓄積した非常に取りにくい細菌の固まりです。 |
| 口腔内におけるバイオフィルムは、歯の表面に溜まるプラークのことです。バイオフィルムは隙間が狭いため、消毒剤や抗菌剤、または、唾液の抗菌物質や白血球等が内部に入っていけず、なかなか簡単には除去できないのです。このプラークが固まったものが歯石です。 |
| バイオフィルムや歯石は、細菌にとって非常に生息しやすい温床や培地になるのです。 普段の歯磨きでは、プラークコントロールが充分でない部分が必ずあります。それを取り除くのが、私達(歯科医・歯科衛生士)の行っているPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)です。 |
| 歯周病はバイオフィルム感染症ですが、日々のプラークコントロールとPMTCによりコントロールすることができます。痛みもないのに通院するのは、面倒かもしれませんが、定期的にPMTCに受けることにより、生涯自分の歯で噛むことが可能になります。 |
| PMTCを定期的に受けることは、美容院に通うことと同じような感覚になってもらえるといいと思います。 |
| 歯石 |
| 歯石は、プラークが歯周病菌を抱えたまま石灰化して固まったもので、歯ブラシでは除去できません。表面がザラザラして、さらにプラークが溜まりやすくなります。 |
| 歯肉縁上歯石の溜まりやすい部位です。石灰化に必要な無機物を、唾液から供給されるので乳白色です。歯肉縁下歯石は、無機物を血液から供給されるので茶褐色です。 |
| また、歯の根の部分に強固に付着しているので、歯肉縁上歯石より除去するのは大変です。歯肉の腫れが引くと、このように見えてくることがありますが、深い歯周ポケットの場合、麻酔をしてルートプレーニングという処置で除去しなければなりません。 |
| 完璧主義と拒食症 |
| カンペキにしないと気がすまない。 |
| 血液型でいうとA型のきちょうめんな人みたいな人です。拒食症の人のなかでも、このカンペキ主義者って言われるような人がいっぱいいます。ちょっとでもまちがえてはいけない!っていうふうにすごく厳密に思っているんです。だから神経質になって、絶対にまちがえたりしないように、すごく熱心にやったりします。でも、人間なんだから、たまには間違えてしまうことだってありますよね。 |
| じゃあ、カンペキ主義者の人は、そういうときはどうするんでしょうか。そういうときは、まちがえてしまった自分のことを責めます。私のせいで間違えてしまったって思って、すごく自分がダメな人間だって思ってしまいます。あと、私の場合、ちょっとでも間違ったら、あとはもうどうでもいいや、っていう感じになることもありました。テストの点数で言えば、0点か100点かどっちかしかないって感じです。 |
| 1回間違えたら、あとは何回間違えてもおなじだと思って、もうやる気がまるっきりなくなってしまいます。 |
| 自分が嫌いな人は注意 |
| 自分のことがぜんぜん好きじゃないんです。 |
| だから、なんとかして好きな自分にしなくちゃいけないっていうふうに思っちゃって、無理してダイエットをしたり戻したりとかして大変なことになってしまいました。 |
| 自分を自分のままでそのままで好きになれたら、そして自分の体にも心にも自信をもつことができたら、こんなことはしなかったんじゃないかなって思います。自信がないと、他の人が私のことをどう思っているんだろう?っていうのがすごく気になります。 |
| もし、あいつはダメだとか太ってるとか思われていたらどうしようとかいうことが気になって、他人の目が怖くて歩けなくなってしまいました。本当は私のことなんて見てもいないようなときでも、私は見られているような気がしてしまって、不安で不安でしかたがないんです。 |
| このような人は拒食症になりやすいです。 |
| 自分は自分と思い自分のことを好きになることですね! |
| カウンセリングで拒食症を治療する |
| 小中学生や高校生なら保健室、大学生なら学生相談室っていうのが用意されていることが多いので、そういうところへいってみるといいですよ。 |
| そんなにかたくるしく考えず、気軽に行ってみてください。無理して何かを話そうとしなくてもいいんです。とにかく心の休まるところが一つでもあるっていうのがすごく大切なんです。保健室や学生相談室じゃなくても、カウンセリングをしてくれる人はたくさんいます。 |
| 病院にいくとそういう専門家の人もいるし、本を出したりテレビに出ていたりしている実力派カウンセラーもいます。どちらも行ってみたことがありますが、私の場合は立派なお医者さんっていうよりも、私の立場に立って、本当に自分の気持ちをわかってくれるようなカウンセラーの人に出会えたことが、いまこうして元気でいられることにつながっているんじゃないかっていう気がします。 |
| やっぱり高いところから見下ろしているようなんじゃなくて、体験者だからこそわかるっていう気持ちをもって同じ目線で見てくれるような感じがよかった気がしています。 |
| 心療内科で拒食症を治療する |
| 心療内科っていうのは、内科の一種です。内科っていうのは、カゼをひいたときとかにいくところですが、この心療内科っていうのは、そうではありません。 |
| 体に症状が出ているんだけども、その原因は体にはない。つまり、心が原因で体に病気が出てきちゃった、っていうときにこの心療内科に行きます。 |
| お医者さんにはいろんな専門があって、たとえば歯医者さんは目を治すことはできません。 |
| 内科の先生は、整形手術をすることはできませんし、心療内科の専門家でもありません。大きな病院でも、内科はあっても心療内科はないっていうところもあるので、注意して調べてくださいね。内科と心療内科は、名前は似ていますが、ぜんぜん違うものです。 |
| 摂食障害の場合、体に病気がでるのと同時に、心にも症状がでることがあります。 |
| どうしようもない不安とか緊張、イライラするとか。そういうほうを主にみてもらいたいときは、精神科にいくことになります。 |
| 心療内科と精神科も似ているので、間違えないように注意してください。なかには、精神科って言っちゃうとお客さんがこないので、本当は精神科なのに心療内科ってわざと書いてあるひどいお医者さんもあるので、くれぐれも気をつけてください。 |
| 拒食症と遺伝の関係 | |
| 拒食症も、遺伝することがあるんです。どういうことかっていうと、親とかおじいちゃんおばあちゃんが拒食症だったら、私も拒食症になることがあるってことです。 | |
| でも、全員が全員そういうわけではないので、安心してくださいね。拒食症の人にアンケートをした結果によると、全員のなかの5人に1人の人は、家族の中で摂食障害になっているひとがいるそうです。 | |
| 身体的な遺伝というのもあるでしょうが、ダイエットとかに対する考え方とかも、伝統的に家族の中で同じような流れがあったりすると、似たような病気になりやすいということもあると思います。 | |
| 拒食症と年齢 | |
| 20歳までの間が、一番拒食症になりやすいんです。拒食症の人全部の中で、ゆうに8割以上ものひとが、20歳になるまでに拒食症になってしまっているんです。 | |
| これにはびっくりですよね。20歳を越えたからといって絶対に安心だというわけではないので気をつけてくださいね。だいたいは20歳までの間になってしまいますが、少しは20歳以上の人もいます。その中でも、特に気をつけなければならないのが、13歳ごろです。中学校2年生くらいですね。 | |
| このときは第二次性徴とか思春期とか心と体がすごく変わるときなので、拒食症にもなりやすくなっています。せっかくの育ち盛りなのにごはんを食べなくなるんです。次に気をつけなければならないのは、高校生あたりの17歳くらい。セブンティーンですね。友達とかも大人の女性として意識しはじめて、だんだん体型のこととか気にしだして、自分のことも気になってしまいます。 | |
| 男性より女性の病気 | |
| 男の人よりも女の人のほうが拒食症になりやすい人が多いっていうことなんですけど、これは納得できますね。 | |
| だって、男の人でダイエットしたりするっていうひとそんなにいないじゃないですか。 | |
| お相撲さんだってたくさん太っていたほうが強いし、芸能人でも太っている人が人気があったりします。でも、女の子の場合はそういうのはあんまりなくて、フィギュアスケートとかのスポーツでも痩せていてスラッとしているほうが評価が高いし、テレビでもスタイルのいい女性が人気です。若い女性に限って言えば、1%弱くらいの割合で拒食症の疑いがある人がいるっていうくらい多いらしいです。 | |
| だからといって、男性が全く拒食症にならないっていうことでもないんですよ。拒食症の人ぜんぶの10人に1人は男の人だそうです。でも、あんまり実際はそういう話は聞かないですよね。ほとんど全員女の人ばっかりです。 | |
| 拒食症とは | |||
| 拒食症っていうのは、過食症とは正反対のものです。こちらも読んで字のごとく、食べるのを拒むっていうこと。簡単に言うと、ものを食べなくなるってことです。 | |||
| あたりまえですけど、何か食べないとおなかがすいちゃいますよね。それでもずっと食べていないと、どういうことになると思いますか?もっともっとおなかがすいて、動けなくなっちゃいます。そうするとだんだん弱弱しくなってきて、気持ち的にも苦しくなっちゃうんです。 | |||
| 「おなかがすいたなら食べれば?」って、周りの人は思うかもしれませんが、そういうわけにもいかない事情があるんですよね。 | |||
| とにかく、拒食症っていうのは、不健康になってしまうくらい、ものを食べないってこと。”食べなさ過ぎ”って感じです。 | |||
| 過食症とは | |||
| 摂食障害のなかには、過食症と拒食症の2つがあることがわかりました。では、この2つについてそれぞれお話をさせてもらいます。まずは過食症から説明していきたいと思います。 | |||
| これは文字づらだけを見ても、とてもわかりやすいですよね。簡単に言うと、食べ過ぎってことです。食べ過ぎといっても、ごはんをもう1杯おかわりするとか、ケーキを2つ食べちゃったとかいうくらいの可愛いものだったら、「症」なんて呼ばれません。 | |||
| こう呼ばれるからには、正常な人が食べ過ぎという範囲をこえてしまっているってことです。つまり、”度が過ぎた食べスギ”なんです。ちょっとくらい多めに食べたからといって、すぐに過食症だと思う必要はまったくないんですよ。 | |||
| せっかく食べたのに戻しちゃったりっていうふうになると、こっちのほうは困った問題になってきます。 | |||
| 過食症、拒食症の原因 | |||
| 正常な人は、おなかがすいたときにご飯を食べて、おなかがいっぱいになったらごはんを食べなくなります。それは、食べ物が入る場所である胃というところから、脳へ電気信号が送られるからわかるんです。その電気信号を脳でとらえて、それでおなかがいっぱいだったら、もう食欲が出ないように脳が命令して、逆に、おなかがすいたら今度は脳が食欲を出すように命令します。 | |||
| この脳の働きがうまくいっていないと、おなかがすいているのに食欲を出す命令が脳から出されなくて、おなかがすいているのに何も食べたくないっていうふうになってしまいます。 | |||
| そうすると、どんどん栄養がなくなっていって、拒食症になってしまいます。脳がうまく働かないんです。だから、体重を減らそうとするホルモンがたくさん出すぎてしまいます。 | |||
| そうすると、どんどん太れなくなってしまって、食べもしないし太りもしないっていうどんどん拒食症になってしまうんです。 | |||
| 糖尿病の予防 |
| 糖尿病になると体の免疫力が弱くなるため、皮膚の傷から細菌やカビなどが感染しやすくなります。その結果、化膿して壊疽という体を腐らす状態へとつながりやすいために、予防対策が重要です。 |
| 壊疽は特に足に多く、指先、足の甲、かかと、足の裏に起こりやすいといわれております。壊疽がひどい場合は切断することもありますので、日常生活でのフットケアが大切になってきます。 |
| 日常生活でのフットケアでは、足をぬるま湯につけながら、石鹸を使って足をキレイに洗うことが足の壊疽を防ぐのに効果的です。また、足などに傷ができていないか毎日チェックして、傷が見られる場合は傷口を消毒してすぐに病院で診てもらいましょう。 |
| ちょっとの傷でも大きな感染を引き起こす可能性があるからです。そして爪のお手入れは、爪を切るのではなく爪やすりで削るようにして、できるだけ皮膚を傷つけないように配慮しましょう。 |
| 運動療法の効果 |
| 糖尿病の中でも2型糖尿病に対して、運動療法が有効であるといわれています。2型糖尿病の主な原因は肥満、過食、運動不足によるものです。そのため、運動することによってエネルギーを消費し、肥満を解消することで糖尿病の病態の改善に役立てることができます。 |
| 一方で1型糖尿病に対しては運動療法による有効性は必ずしも確立されていません。 |
| 運動療法とインスリンの分泌は関係しており、インスリン感受性が低下している2型糖尿病の患者さんが運動することによってインスリン感受性を改善させることができます。 |
| インスリン感受性が改善されると、インスリンの作用が強くなりますので血糖値をコントロールする力が向上します。 |
| インスリン感受性の改善 |
| 運動療法を行うと筋を中心とした末梢神経のインスリンの感受性が改善されます。そして、インスリン感受性の改善度は1日の歩数と関連があるといわれています。 |
| それではどのような運動がインスリン感受性に有効なのでしょうか?インスリン感受性を改善させる運動は無酸素運動よりも有酸素運動が有効であるといわれています。 |
| そのため、50m走や重量挙げのような無酸素運動より、ジョギングなどの有酸素運動の方が大切です。また、インスリン感受性を高める運動では軽度でも有効で、大切なことは継続するということです。 |
| 1型糖尿病と運動 |
| 1型糖尿病はインスリンを分泌される膵臓のランゲルハンス島のベータ細胞が破壊されて起こる糖尿病で、運動の有効性は必ずしも確立していません。 |
| しかし、運動自体は筋力を強化して心肺機能を向上したりストレス解消にも役立ちます。それでは1型糖尿病と運動について解説します。なお、運動する前は必ず医師に判断してもらってください。 |
| 1型糖尿病は、血糖値とインスリン量の調整をしっかり行えば、どのようなスポーツも可能であるといわれています。 |
| そのためには、低血糖防止のために食後1~3時間に運動を行う、運動前のインスリン調節、運動中や運動後の補食を行うといった工夫が必要です。 |
| 糖尿病の自覚症状 |
| 糖尿病の自覚症状には様々なものがあるのですが、日本で最も多い2型糖尿病は初期段階での自覚症状はほとんどありません。糖尿病の自覚症状はかなりの高血糖状態で、病状が進行している状態であらわれることが多いといわれています。 |
| 2型糖尿病では無自覚の場合が多く、症状としては主に高血糖に由来する症状がみられます。喉の渇き、倦怠感、多尿、神経痛、多食、視力障害、知覚異常、化膿傾向など。 |
| まれに、尿や汗に存在するブドウ糖が皮膚に付着し、そこから菌が増殖することで外陰部や皮膚にかゆみを生じることもあります。 |
| 喉の渇き・多飲・多尿 |
| 糖尿病の症状では、がぶがぶ飲みたいほどの喉の渇きを訴えたり、夜中に水を飲むことが頻繁に起こります。 |
| 糖尿病で血糖値が上昇すると尿中に糖が水と一緒に出てしまいます。この状態では細胞が脱水状態となるので、ブドウ糖を薄めようと喉の渇きや多飲となります。 |
| 多尿では尿量が増加して、一日に何度もトイレに行く状態となる糖尿病の特徴的な症状です。一般的に健康な人は男性は1.5Lで女性は1Lですが、糖尿病の場合は1日に2L~4L以上にになることもあります。 |
| 腎臓では糸球体でろ過された水分と糖を尿細管という部分で再吸収する働きを持つのですが、この再吸収する量にも限度があります。 |
| そのため、糖尿病で大量に糖がろ過されても全てが再吸収されずに、水分と糖が一緒に排出されてしまいます。その結果、水分も一緒に排出されることになりますので、尿が多くなってしまうのです。 |
| 糖尿病の治療強化 |
| インスリン療法はインスリン注射を1日3回または1日4回行う頻回注射法です。1型糖尿病の患者さんを対象に、この強化インスリン療法を行った結果、良いコントロールを続けることができたさんは合併症の発生率や悪化率が少ないという報告があります。 |
| 強化インスリン療法による1日の注射パターンを以下に紹介します。 |
| 1.三回注射A【朝食前】混合製剤 【夕食前】速攻型 【就寝前】中間型 |
| 2.三回注射B【朝食前】混合製剤 【昼食前】速攻型 【夕食前】混合製剤 |
| 3.三回注射C【朝食前】速攻型 【昼食前】速攻型 【夕食前】中間型または混合製剤 |
| 4.三回注射D【朝食前】持続型+速攻型 【昼食前】速攻型 【夕食前】速攻型 |
| 5.四回注射【朝食前】速攻型 【昼食前】速攻型 【夕食前】速攻型 【就寝前】中間型または持続型 |