不特定多数の大勢が横行する公園でデジカメを落とした。orz
私はまりんを友達に預け、必死で歩いた道を辿りながら探し回った。
電話が掛かって来て、荷物を持ち替えた時かもしれない。
記憶を辿って目を凝らして歩き回ったが見付からなかった。
楽しく盛り上がっている人達の興醒めする様な必死な形相で、
デジカメを見掛けませんでしたか？ もし見付けたら教えて下さい。m(__)m
と頭を下げて回った。
中には、丁寧に電話番号をメモして、見付けたら連絡する～と答えてくれた人も居た。
だが、必死の甲斐も無く、見付からなかった。。。orz
あーーー、この世の終わりだぁ。
ずっとサボってデジカメにデーターを溜めていたから、どーしよーどーしよー。
後でもう一度探そうと、Ｎさんに諭され、ボランティアの仕事に戻って全てを片付けた。
楽しいひとときを私だけではなくみんなの気分も落としてしまって申し訳無い。m(__)m
心ここに有らずの状態で、もう一度探しに戻った。
その矢先。。。神が光臨した。
すれ違った男性の手には、見慣れた形状のデジカメ。
普通なら見過ごす程度の事なのに、不思議と視界に飛び込んで来た。
Ａ「何処に持って行く？」
Ｂ「さぁ、事務局で良いんじゃない？」
私はその会話に確信し、声を掛けた。
私「そのカメラ。。。」
Ａ「あー、落し物だけど。。。」
私「それ、私のって言っても良いですか？」
あーー、奇跡だ。 やはり、日本でしかこんな素晴らしい事は起こり得ないかも～。。。
私「有難うございました。命拾いしました。m(__)m」
Ｂ「そう、良かったです。」
私「お名前を聞かせて頂けますか？ せめて缶ジュースでもご馳走させてもらえませんか？」
Ｂ「いや、名乗るほどの者では有りませんよ。 何もいりません。 見付かって良かったですね。」
ではせめてお姿だけでも留めさせて下さい、と撮らせて頂いたのがこの写真。
あなた方は命の恩人です。
本当にどうもありがとう～～
