フィラリア症予防薬の副作用 | 自然の力はプライスレス

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まりんとの生活っぷりなどなど。

フィラリア症予防薬には何があるか。

Pet Lovers Only♪」のフィラリア(3)によると、

■ カルドメック ( 主成分: イベルメクチン )
■ モキシデック ( 主成分: モキシデクチン )
■ ミルベマイシン ( 主成分: ミルベマイシンオキシム )

の3種類。
ミルベマイシンは最近良く聞く名前だが、もしカルドメックを渡されたら、主治医を変えよう。

カルドメックの主成分、イベルメクチンは、劣性遺伝によるMDR-1遺伝子欠如犬に神経障害を来たすからだそうだ。
自分の犬を遺伝子検査して居ない人は大半だろうから、少しでも危険な確率が有るものは避けるべきだ。

人間だって、少しでも危険なものは食べないではないか。
最近で言うなら、中国産と見ただけで避ける人は居るではないか。
そういう話だ。

フィラリア ( イベルメクチン )
コリー ( ラフ・スムース )、シェルティー、ボーダーコリー、オーストラリアンシェパード、ビアデッドコリーなどのコリー系の犬種、コリー系の判断が微妙なコーギー、ベルジアン・シェパード・ドッグ ( グローネンダール・タービュレン・マリノア・ラケノア ) などにMDR-1遺伝子の欠如犬が多い。

フィラリア症予防注射の副作用
◎ アナフィラキシー・ショック
◎ 顔面腫脹
◎ 元気食欲減退
◎ 嘔吐
◎ 注射部位の硬結

使うリスク・使わないリスク、犬の駆虫剤との付き合い方を考える (2)のコメント欄には、
MDR遺伝子が正常な犬ではイベルメクチンの副作用はまず散瞳(瞳孔が過度に拡大すること)が初期症状として現れます。
イベルメクチンは経口投与でほぼ100%体に吸収され体内に拡散しますが(投与後4時間くらいで血清中最大濃度を示す)、脂肪組織と肝臓で比較的長時間その濃度を保ちます。
またイベルメクチンの乳化液を皮下注射した場合にアナフィラキシー反応(紅斑、下半身浮腫、鬱状態など)を示すそうです。
モキシデクチンはイベルメクチンの親戚みたいなもので、イベルメクチンよりも安全性が高いといわれイベルメクチン不耐性の犬にも投与できます。
それでも事故で一度に大量を飲み込んでしまったときには中毒症状(嘔吐、元気消失、痙攣、酷いときには昏睡)を起こしますけど、規定量でMDR遺伝子の欠陥のない犬であれば安全性は高いといわれています。
それが副作用が出ないまでも、他の駆虫薬や治療薬とあわせ個々の体でどのくらいの負担になるかは測りかねます。
これらは薬自体のお話で、もしも体内に大量にミクロフィラリアが寄生している場合にはそれらが一度に死ぬことでショック症状などを示す可能性もあります。」