さよならすら言えない
役立たずを終わらせようと夜勤帰りに買い物をした。
開店したばかりの店内には客も殆どおらず、
そんな中、日曜大工コーナーへ向かいロープだけ手に取って
レジに持っていく。
化粧の薄いレジのおばちゃん。レシートのロゴと値段。お釣りを受け取る俺の薄汚れた手。
寝ぼけてるのかおどけてるのかよく判らない俺の目。俺の歩く姿。自動ドア。
親の車。この歳で車も買えないクズ。クズがいっちょまえに運転する。
午前9時14分。CD13曲目。効かない冷房を切って、炭酸の抜けたソーダを飲み干したら家に着いた。
部屋。ため息。これ俺の悪い癖だっけ。もう治らないかな。治す事もないか。
机に乗る。引っ掛けるものが見当たらない。
作ればいいのに。
降りる。
うす笑い。何に? 俺?
肩を落としてPCの前。
なんで、生きてるの?
・・・さあ・・・