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ちょこちょこっと書くブログ

オーディオ関係工作してます。
特にヘッドフォンアンプの製作やら真空管アンプキット工作など。

LM4881N単電源版

私の作ったポータブルヘッドホンアンプの1号機、7号機の回路です。作った時は若干抵抗値やコンデンサ容量は変えてあります。
ICの動作電圧はおよそ2.7V~5.5Vまでなのでアルカリ乾電池だと2~3本で使用できます。
実際にはもうちょっと低い電圧でも動作するようなのでニッケル水素電池2~3本でも動作します。
3,4番ピンに接続されるコンデンサは積層セラミック推奨。

24kΩと27kΩは増幅率に関係があります。1倍動作なら同じ値にします。この差を大きくすると増幅度を高く設定できますが電源電圧以上には増幅できないのであまり増幅度を高くしようとすると音が割れなどが起きます。
電源の電解コンデンサは低ESR品がいいと思います。
入力、出力の電解コンデンサは音響用などを使うといいと思います。
このICがどちらかというとメリハリのある音を出しますので柔らかい音にしたいなら入力コンデンサはシルミックとか。ハデ系なら入力や出力をUTSJとかMUSE系でしょうか。わたし電解コンデンサはコンデンサはSANYOが好きです(OSコン以外は入手性が悪いのが難点です)。
部品リスト













記号部品部品例その他
VR 20kA2連ボリューム Aカーブ 20kΩアルプスRK97、LinkmanRD925G-QA1-A203 http://www.marutsu.co.jp/shohin_62765/
C 22uF入力コンデンサ 22uF東信UTSJ ニチコンMUSEなど私はNECタンタルとかニッケミsilmicを使いました。電解コンデンサ耐圧6.3V以上、10~100uFの範囲で
C 2200uF出力コンデンサ 2200uF電解コンデンサ耐圧6.3V以上470~2200uF程度で大きい方が低音出ます、両極性品でも220uFぐらいからいけます。
C 2200uF電源コンデンサ 2200uF1000uF以上低ESR品がいいかも
R 24kΩ入力側抵抗 20kΩ前後でタクマンREY25、ニッコームRP-24Cなど音響用おすすめ出力側抵抗と増幅率が決まります。おおむね5kΩぐらいの差に納めるといいです。
R 27kΩ出力側抵抗 20kΩ前後でタクマンREY25とかニッコームRP-24Cなど入力側抵抗以上の値にする
C 1uF積層セラミックコンデンサ 1uF秋月とかで売ってる積層セラミックコンデンサが良いと思います。
スイッチオルタネイト動作のもの
3.5φミニステレオジャック
ケース



スピーカーが使える環境になったのでスピーカーCELESTION F10を入手して、サンスイのA-α7というアンプで使っていたのです。どちらかというと、スピーカーもアンプも低域緩い組合せみたいで悪い音ではないと思うけどイマイチ好みでなかった。

そんなんで、春日無線変圧器さんから少量限定発売されていたKA-21SE
 PCL86ULシングルアンプ キット。値段的にお手頃ですしやはり自分で作ったので聴きたいと思い購入してきました。
今アパートで使ってるメインのパワーアンプです。

KA-21SE


KA-10SHと同じ設計者さまが設計されてます。春日無線変圧器のキットはマニュアルがしっかりわかりやすくしてるので難しいキットも何とか作れます。

KA-21SEは真空管14GW8(PCL86)という管を使います。細長くて頼りない感じなのですがなかなパワフル。
もともと限定版と言うことで段間のカップリングコンデンサはJENSENのものが付属してます。これ結構単品で買うと高くて海神さんとかで買うと1000円じゃ済まない。。。
もともと春日無線変圧器さんのところのアンプは私的にはやや緩めなので、好みになるかな?って感じでパーツは一部違うものを使いました。

KA-21SE


いつも通りボリュームの変更に加えて、IRCの金属被膜抵抗とOHMITEの無誘導巻線抵抗を使ってみました。パスコンは低ESR品に変更してたかも?狙いとしては低域を締まった音にしたい。。なったのか?硬くし過ぎて細い音になってたりして?比較対象がないとわからない(^-^;
配線の仕方が少し進歩したかも?

やっぱり自分で作るとそれだけで満足な音がするかも?(汗。
コレの完成に合わせて偶然見つけたRock Solid Sound(B&Wの別ブランドのようです)のSolid Monitorを入手したのですが、非常に好みの音になった気がしてます。


CELESTION F10も大きさからすると低音はかなり出るし、音場も広いし、といいところもかなりあるのですけど、Solid Monitorの方が好みのようです。デザインも好きです。

*2011/12/19写真追加

はじめてつくった本格的な真空管ヘッドホンアンプキットKA-10SHです。
完成品に比べてキットのいいところは自分の好みの部品に付け替えたりして自分好みの音にしたりいろいろ遊べるところです。


KA-10SHその2


KA-10SHは春日無線変圧器さんから販売されてますが、現在は一部パーツやシャーシの変更でKA-10SH mk2に変わっています。ラグ板で完全手ハンダの漢仕様なのでやや難易度は高めですが、マニュアルも平易に書かれており非常にわかりやすいので多少ハンダ付けの心得があれば作れると思います。

KA-10SHその1

内部写真です初作品なのでヘタ過ぎるのはご容赦ください。この写真撮った後に電源線にシールドしたり。手を入れてます。

私がキット標準から変更したところは
・ボリュームを標準からアルプスのミニデテント(写真左上の緑基板の下)(RK27)
・段管のカップリングコンデンサを日立MTB0.068uFからCORNEL DUBILIER PM 0.068uF(中央の薄緑)(同社のBlack Cat(PKM)にしたかったけど欲しい容量がなかった)
・抵抗の一部を酸金の30kΩからIRCの金属被膜抵抗1W27kΩ(真ん中辺の赤いヤツ)
・パスコンを三洋の低ESRコンデンサWX 100uF(中央のあたりだけど隠れて見えない)
・電源線の部分をシールド

などです。ボリュームの変更はかなり効きますよ。
上記変更で上までしっかり伸びて立ち上がりは音の立ち上がリは良いけど痛くない程度に程よく角が取れた音になりました。標準ではオーディオ的でややゆったりな感じなので私的には変更後の音が大変気に入ってます。

真空管もいろいろ変更して遊べます。このアンプに使う真空管は6DJ8と呼ばれるもので、差し替え可能な球には他にも6922や7DJ8、ECC88、E88CC、ECC188、ECC189、E288CCなどがあります。他にもありますけど・・・。
同じ6DJ8でもメーカーによっても音が違いますので面白いですよ。

松下6DJ8…昭和歌謡向き
シーメンスE88CC…スッキリ系なのでロックやテクノなんかもなかなか疾走感があって良い。
フィリップス(シルバニア)6922…ある時期に出されたKA-10SHでは付属の真空管です。シーメンスよりややまったりでシーメンスより低音は出る。

などなど。
真空管遊びも楽しいです。
最近はデスクに向かって音楽を聴くことが減ったのであまり使わなくなりましたが、面白いキットだと思います。

※2011/12/19修正


出版社のオライリー主催の工作イベントMTM07(Make: Tokyo Meeting 07)が今週末に開催されます。MTM05、06と出展者側で参加してたのですが、今回は時期も時期で参加できなくなってしまった。
のですが、私のお仲間が出展します。今回のサークル名は「@try_lab」と「Choco Mori Amp」です。

@try_labのブースではYAHA型の真空管ハイブリッドヘッドホンアンプChar-RockとTICシリーズの展示即売。今回の新作Char-Rockのはケース、ACアダプタまで全部セットでMTM07で先行販売。
ミニチュア感たっぷりの手のひらサイズのかわいい真空管ヘッドホンアンプで、PCの傍らに置いて使うにもジャマにならないです。
リーズナブルな価格なので真空管にちょっとでも興味あったらぜひお試しあれ。
あと、一部では有名なJH科学さんとの@try_labのコラボで話題になった「真空管ヘッドホン」の展示も。ITmediaでも取り上げられてましたね。

Choco Mori Ampのブースではネットでは有名なChumoyタイプのポータブルヘッドホンアンプのキット販売と、買ってその場で作っちゃおう企画です。なんと予定販売価格1000円(ケースはなし)です。
出展ブースでワークショップみたいにできるといいなぁという規格です。
キットの方はChumoyそのまんまではなく定数吟味したり、パーツも音響用部品使ってみたりして1000円でこんな音するのー?って言うぐらい良い感じに仕上がりました。一人でアンプづくり
そうです、名前の通りおいらも少し関わってたのですが、こっちメインで参加予定だったんですけど、ダメになっちゃいました。こんな時期にやるからだよ、もう。
おいらのつくったカワイイ見た目のちっちゃい「ごみばこ型スピーカー」も展示予定です。
ごみ箱型スピーカー


ぜひ遊びに行ってあげてください。

@try_lab(nori's home page)
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/~ikeuchi/index.html

Choco Mori Amp(kleiber's home page)
http://www.kleiber.org/


・CK512ポータブルヘッドホンアンプ
私が半導体ヘッドフォンアンプばっかり作ってる時期に悪の道?へ誘われてつくったポータブル真空管ヘッドホンアンプです。
CK512ヘッドフォンアンプ

YAHAという低電圧で真空管を使ったアンプはネットでも一時期話題になりました。真空管をポータブルで使いたいと思い作ってみたアンプです。
YAHAは真空管で電圧増幅しオペアンプでI/V変換を行う回路でトランスを使わないので比較的小さく簡単な回路にできるのが特徴です。
CK512というサブミニチュア管を使いました。電源はヒーターに単4電池1本と006P電池2本です。ケースはタカチのMX2-8-10を使ってます。
30~40時間動作します。
普通に使えるのですが、電池交換とか取扱いに気を使うので今のところお休み中。
同じ真空管がもう何本かあるので今度は出力カップリングない回路で作りたいです。小型化もしたいですね。回路はほぼできあがってるのですが。。。ただ、このあたりになると電池のスペースの問題があってなかなか小型化も難しいですね。小型化するには昇圧回路を組まないと難しそうです。

このアンプ作ろうと思ったきっかけが友人が設計して春日無線変圧器さまで取り扱ってるTICシリーズです。これで真空管遊びを覚えてしまいずるずると真空管アンプの世界へ引きずり込まれました。


・TIC-1、2

TIC-1

TIC-2

TIC-1はYAHAのオリジナルと同じ真空管6DJ8を使ったハイブリッドヘッドフォンアンプキット。据置き用です。ほぼYAHA原典に近い回路になってます。YAHAの原典も12VACアダプタで動作させているようでTICシリーズは12VぐらいのACアダプタで真空管を動かせるのが大変魅力です。もちろん、高電圧をかけた真空管アンプみたいな音にはならないのですが、遊びとしては大変面白い回路です。
TIC-2はポータブル用で真空管5678を使ったポータブルヘッドホンアンプキットです。この写真のTIC-2は知人に貰われて行きました。


・TIC-4

TIC-4


真空管界隈でもなかなか高級な?球を使ったYAHA応用のハイブリッドアンプキットです。MTM05に出品する際にネタで色が変わるLEDを取りつけてみました。

TIC-4改2

TIC-4改


TIC-4までのシリーズはYAHA原典と同じでオペアンプの回路が単電源なので出力コンデンサがあるため、電源投入時のポップノイズが気にります。
そこでポップノイズ低減、音質向上をねらってオペアンプ回りを両電源化しました。
近くのホームセンターで売ってたジュエリーケースがかわいかったのでそれに納めてみました。
ゼロから作っても良かったのですがTIC-4の基板見てたらパターンカットをちょっとだけするだけで両電源化できるのを思いついて作ってみました。
TICシリーズ設計者の方も今後出すものは両電源化を予定しているそうです。

真空管の魅力は音も半導体アンプともまた違った味わいになるのも面白いですし、銘柄の違う真空管に簡単に取り換えたりして音の違いも楽しめたりするところでしょうか。
いつもまにか真空管もいっぱいたまってきてしまいました。