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ちょこちょこっと書くブログ

オーディオ関係工作してます。
特にヘッドフォンアンプの製作やら真空管アンプキット工作など。

わたしの友人であるWelcome to nori's home page !のかたから真空管12V系の双3極管用の試作基板をいただいたのですが、基板は以前より組んでいたのですが、ケースの加工が大変で、ずっとほったらかしにしてたのを正月何もしないのもダメ過ぎなので、完成させました。

6AQ5ヘッドホンアンプ外観


BRIMARの6AQ5がゴロゴロ転がってたのでこれを使ってみました。真空管は3極管接続してます。
6AQ5はMT7ピンの5極管で、類似管にヒーター電圧違いの19AQ5や12AQ5などがあります。
春日無線変圧器さまで以前取り扱われてた19AQ5ヘッドホンアンプなんかがあったようですが。
MT7ピンの真空管では直径16mm以上の穴を開けないといけないのですが、今回使ったケース、タカチのUC6-3-8DDはかなり肉厚でシャーシパンチで穴開けようとしたら、ケース歪みました。。。とほほ。
しかも全く歯が立たずでしょうがないので持ってるドリルで細いヤツから1mmずつ一番大きい9mmまで順番に穴あけ、したあとステップドリル13mmまでのやつしかないので13mmまで拡げてそのあとリーマーで地道に手開けしました。

ジャック類やボリュームの穴も同様にしてドリルの穴あけは小さいのから1mmずつぐらい刃を太いのに変えながら穴広げるとキレイにできますね。
最後に皿ビス穴を開ける用の刃を使って面取りしました。仕上げがキレイになりました。
がやはり微妙に穴ずれてたりして取り付けに手間取りました。


オペアンプは最近はJRCのMUSES8820ばっかり使ってたので今回はLinear TechnologyのLT1169を使ってみました。オペアンプ部は
前回のTIC-4改造と同様に 両電源になっています。今回の試作基板ははじめから両電源になっていますが、電源コンデンサが面実装部品のパターンになっているので、基板上には実装せずに、真空管のヒーターにコンデンサを抱かせる形で真空管ソケット電解コンデンサを取りつけました。

ソケット回り


組み上げて、テスターでヒーター電圧等の確認してからオペアンプ、真空管を取りつけていよいよ音出し。


完全に全ての部品を固定するまではノイズ出てたのですが、完全に組み上げるとノイズはほぼなくなりました。これはおそらくシャーシとGNDを金属スペーサーでアースしているからでしょう。
つまみは持ってたやつで大きいのにしてみました。すこしかわいい感じになったかな?
金属つまみは回路によってはノイズ乗るので特に真空管アンプなんかでは止めた方がいいかもしれませんね。樹脂製の方が良い場合が多いです。ケースにアースすると低減される場合も多いですけど。

基板

フィルムコンデンサに松下のものを使ったので結構低音が出てます。電源には三洋のWGを使用してます。

ザンネンだったのはこのBRIMARの6AQ5ヒーターほとんど光りませんね。LEDは内蔵してるのですがも思ったより光が漏れなくてついてるのわかりませんね、またまたザンネン。
電源が3V以下(単3or単4電池)では作りやすくておすすめの回路のオペアンプ+FETバッファの回路です。これももう3年ぐらい前?に作ったんですねぇ。

オペアンプ+FETバッファ

この回路のFETバッファ部分は昔のフォノのヘッドアンプに使われていたようです。
最近ではnabeの雑記帳さんで話題になった回路ですね。

単にボルテージフォロアとFETバッファくっつけただけってまぁなんて簡単。

味付けに入力カップリングを入れてます。わたしはNECのタンタルコンデンサを使いました。
一部抵抗で音が劣化とかごちゃごちゃ言われる方に納得してもらうためもあり、一応抵抗を一切使わない回路になってますが、発振防止用に入力のカップリングコンデンサの後ろに入力抵抗、出力にも30Ωぐらい入れると良いかもしれません。

3V以下だとゲインが取れないのでオペアンプはボルテージフォロアにしています。駆動力から使用するオペアンプはLME49721とかLT1498がいいと思います。
ですが、FETのコンプリメンタリってもう入手難のものが多いので、同じもので作ろうと思っても難しいのですよね。以前に書いた「FETバッファ+LM4881N単電源版」もそうなんですけど。 
低音の量感はそこまでないですが、非常に引きしまった音になると思います。

もっと電圧をかけるならオペアンプはボルテージフォロアをやめて普通に非反転増幅回路にして増幅度を電圧に応じて設定すると良いと思います。 
ゲインが下がってしまうので3V以下だと難しいですがFETのペアを2SK170、2SJ74から2SK246と2SJ103ていうのもありみたいです(未検証)。
他にも日本産じゃなければ候補がありますが未検証なので。。。 

それとやはり、電圧は正義ですのでほんとの意味で高音質を目指すなら高電圧かけないと難しいですね。電圧をいっぱいかけると芯のしっかりした音になりますよ。と高音質を目指してないわたしが言っても説得力なしですが。。。


記号部品部品例その他
VR 20kA2連ボリューム Aカーブ 20kΩアルプスRK97、LinkmanRD925G-QA1-A203 http://www.marutsu.co.jp/shohin_62765/
C 22uF入力コンデンサ 22uF東信UTSJ ニチコンMUSEなど私はNECタンタルとかニッケミsilmicを使いました。電解コンデンサ耐圧6.3V以上、10~100uFの範囲で
C 2700uF電源コンデンサ電解コンデンサ耐圧2.5V1000uF以上低ESRのものが良さそう。わたしはOSコンを使いました。
Q 2SK170FET

Q 2SJ74FET

U LME49721オペアンプLME49721、LT1498
2回路スイッチ


電池1本づつで正負電源としているので1回路スイッチを使います。
ヘッドホンジャック3.5φステレオ

 



最近買ったのがこのCD。あるショップで流れてたので店員に聴いて買ってきました。
個人的にツボな選曲でした。BOSSAも嫌いではないですが、BOSSABOSSAし過ぎない感じもなかなか良いと思います。特に1.マイバラードが気に入りました。他も良い曲が揃ってるしアルバムを聴いたなぁ、って感じになれました。
最近のJ-POPなんかだと全然アルバムとしてまとまりないのも多くてザンネンなものも多いので。。。
citronってアーティスト知らなかったのですが、ネットで調べたもののどうもこのCDが初のユニットなんですね。ひょっとしたらこの企画CDのために組まれたユニットなのでしょうか?
内容はここ最近ありがちなJ-POP等のBOSSAアレンジなのですが。
ボーカルのCHI-KAさんの透明感ある声とさらっと歌い方が非常に好感。。。
ジャンルにもよるんでしょうけど、感情こめたとかいうので大げさに歌ったり必要以上にこぶし回す?(演歌じゃないのでもやるかたいるのですが)みたいなのは、こちらは逆にしらけてしまうような感じです。
なつかしの曲もありましたけど、良く知らない曲も結構あったのですが、わりと知られた曲みたいですね。

citronアーティスト情報はここ↓ぐらいしかないですね。

http://www.emimusic.jp/st/citron/ 

うたえるBOSSA/citron
¥2,100
Amazon.co.jp

またやはり買ってしまった真空管ヘッドホンアンプキット。春日無線変圧器のKA-20SHです。
春日無線変圧器のラインナップではヘッドホンアンプではエントリー機の扱いですが、なかなかどうしてです。

KA-20SHその1


このキット、エントリー向けということでわかりやすい単段増幅になっています。真空管アンプの勉強にも最適?みたいです。

設計者様のサイトは↓
http://www.ne.jp/asahi/l-forme/neko/ 

単段の増幅なので増幅率が低いのですが、ちょっとの改造でスピーカーも鳴らせるようになります。
とはいえ、パーツはオリジナルではなくてトランスの変更が必要だったりします。わたしはその春日無線の店長に頼んでケースはチェレステ?カラーのシャーシとトランスは店ではSタイプと呼ばれるものに変更して入手しました。真空管も常連氏おススメVALVOの金足のE81Lをゲットしいました。

KA-20SH内部1

KA-20SH内部2

なかなか思うパーツが集まらなくて、いつものようにカッチリ志向の音に変えるのにタクマンのオーディオグレード金属被膜抵抗REY75(ほんとはIRCの金属被膜抵抗とかOHMITEの巻線のが欲しかった)を入手したり、KOAの特殊抵抗SRPとか、OSコンなど集められたもので投入してみました。単段増幅なので段間のカップリングはないのでそこで工夫する手は使えなません。
電源コードもシールドしたりしてS/Nもアップのはず。
それとヘッドホン端子は切替スイッチ付き標準ジャックに変更しました。コレでスピーカーと自動で切替できます。

KA-20SH後ろ


スピーカーへの対応の仕方は設計者様にアドバイスいただきつつ完成。ちょっとスピーカーターミナルがずれたのはご愛嬌で。。。(^-^;
家の自室のメインアンプとして使ってます。ちょっとすっきりしすぎかもしれない。

完成後に設計者様より厚みが足りないのが気になるならとウエルウイン・メタルシールド・カーボン抵抗150Ωや別の工場?のVALVO球などを譲っていただきました。どうもありがとうございます。

小音量で聴かない分にはしっかりした音しますしこの改造もありですね。

キットのマニュアルは春日無線の他のマニュアルもわかりやすいのですが、このキットのは設計者様の製作ノウハウがいっぱい詰まってます。習作にいかがでしょうか。


先に紹介したLM4881N単電源版回路の改良版です。ネットではやってたFETバッファを取りつけてみました。多分原典は失われてるみたいなので一番近いのははR->3rd projectさんの「HPA-008:3V LM4881+J-FETバッファ」だと思います。リンクは記事の下に置いときます。

原典のはLM4881N+J-FETバッファ回路は両電源化したものでLM4881N単体を使ったLM4881N両電源版の回路はnabeの雑記帳さんにあります。


ゼロバイアスFETバッファ+LM4881

そこをちょっと一工夫???して単電源回路に落とし込んでみました。両電源化するメリットは出力コンデンサが省ける、出力コンデンサを通さなくて高音質化される(=コンデンサを通さないせいで回路の音がストレートに出る)。というのがあります。ですがコンデンサの音も味だと思う私には単電源で出力コンデンサで味付けしたりするのもそれはそれでありじゃない?なんて思ってるんです。出力コンデンサの大きさで低音の量感を変えたり、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタかけたりってのもできますし。また、コンデンサも種類によっていろいろ違ってきます。
私がLM4881Nやこの回路で試した電解コンデンサの音傾向は・・・。

東信UTSJ:ドンシャリ
パナM:思いのほか柔らかい?
ニチコンMUSE KZ:派手目
ニチコンMUSE FX:やや曇るがわりと聴きやすい
ニチコンMUSE FW:キンキン?
SANYO WG:スッキリ
などなど。

音響用電解コンデンサは結構個性がありますねぇ。コンピュータ用などの低ESR品はわりと派手目になる気がします。

LM4881Nだけの回路違うところはもちろん前段にFETバッファ(2SK170と2SJ74のコンプリメンタリプッシュプルになるのかな?)を入れてるのです。がLM4881Nの3-4番ピンのコンデンサをより大きいものに変更します。私はOSコン82uFを使いました。

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もうちょい詳しい話をするとこのパワーアンプICは3番ピンがバーチャルグランドになっていて電源の-(マイナス)側からコンデンサで電位を浮かすことでGNDを維持しています。LM4881N単体で使う場合1uFもあれば十分なのですが入力段にFETバッファを入れるとこの容量では不安定になるようです。
そこで82uFぐらいのOSコンをいれると安定しました。OSコンは電解コンデンサとしては比較的特性が良いので使ってますが、コレに近い低ESRの電解コンデンサでも動くと思います。
ここの容量選定は単にちゃんと動いたから使っていますので何故コレ?と聞かれてもそこまで電子回路が詳しくないのでお答えできないです。申し訳ありません。
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FETバッファを入れたことによって良くなった点は低インピーダンスのヘッドホンで大きな音量にするとホワイトノイズがあったのが少し軽減されるようになりました。ポータブルで外で使う分にしてはどちらも気になるほどではないですが部屋で使うとか静かなところだとちょっと気になるかもしれません。その他のびが少し良くなったり低域がやや締まったりしたような気がします。

実際に作った時は5V昇圧回路も入れたのでそっちのノイズの方が問題でした。電源の取り回しでかなり軽減しましたが。5VぐらいするとLM4881Nも結構元気に鳴ります。

両電源版も作ってみました、そちらも確かにストレートな出音でなかなか良い音だと思いました。


○参考リンク
R->3rd projectさんの「HPA-008:3V LM4881+J-FETバッファ」
http://3rdproject.mine.nu/document/elec_hpa08_lm4881jfet.xml

nabeの雑記帳さんの「単3×2、LM4880/LM4881 ポータブルヘッドホンアンプ


http://nabe.blog.abk.nu/LM4880_DC_headphone_amp