天下布武(てんかふぶ)とは
岐阜と命名した織田信長公が
御朱印状に使われた言葉です。

「天下を武力で平定する」という意味ではなく
「武」という漢字は戈(ほこ)と止
組み合わせた形であり、防衛抑止力として
「戦を止める」という意味があります。

真の意味は「天下に七徳の武を布く」という、
天下泰平の世を創る決意表明だと
云われています。


織田信長公の御朱印状   
天正2年(1574年)多治見市教育委員会蔵 



織田信長公から豊臣秀吉の時代へと
変遷する戦国の世に侘び茶を確立した、
利休居士~古田織部の時代

美濃焼は/黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部として
茶入、茶碗、向付、花入など、
茶の湯を代表する
桃山の名陶を数多く生みだしました。



その後、
世界一の陶磁学者であり
陶芸家(岐阜県土岐市・花之木窯)である
小山冨士夫先生(1900-1975)らの
御尽力により「歴史上又は芸術上価値の
高い技術保持」を目的に
人間国宝制度が創設され
以来 茶陶の聖地・日本一の陶磁器の産地
美濃陶芸には下記6人の
人間国宝が誕生しています。


そして現在
東濃信用金庫100周年記念事業

「美濃陶芸6人の人間国宝展」
   が開催されています。

荒川豊蔵 先生

加藤土師萌 先生


塚本快示 先生


加藤卓男 先生


鈴木藏 先生


加藤孝造 先生

その記念事業の一環として
下記の通り茶会を開催致しますので、
宜しくお願いいたします。

◆東濃信用金庫100周年記念事業
「美濃陶芸6人の人間国宝展」
  茶会開催!

日時:2022年10月22日(土) 

席主: 沼尻宗真、海老澤宗香

予約受付開始 9月13日 10時から
予約方法 0572-22-1155 
主催: 東濃信用金庫 とうしん美濃陶芸美術館