2024/2/11 K2 「響け情熱のムリダンガム」 | 東方神起&山崎まさよしと音楽あれこれ

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2024/2/11 K2 「響け情熱のムリダンガム」


フォロワーさんの感想見て、行きたいと思っていた映画!ようやく見れました!しかも、上映後に配給者のトーク付き!

さて、感想です。

面白かった!一見、青春映画ではあるんだけど、その中に詰まっているものがとても濃かった。インドのカースト制の根強さを感じさせる場面が多数。あと、カースト制をよくわからない私には、何であの場面でピーターはあの反応?と思ったけど、配給者のマダムのトークで納得。


太鼓職人は太鼓奏者にはなれないのだけど、その格差に驚く。太鼓職人がいなければ演奏はできないはずなんだけど、太鼓を作るということは、自然と向き合う仕事。太鼓の皮や木を調達する。それは必ずしも綺麗な仕事ではない。ただ、私はそこに大地と共存する人々の営みを見た。


今は便利過ぎてそういうことは遠い話になってしまうけど、元々自然からいただいた生命。植物にも動物にも生命があって、そこから人間が必要な物を取って行った。生命の循環が目に見える形だったけど、いつのまにか見えなくなってしまった。

それを思い出させる作品だった。


太鼓を作る場面を見て、太鼓が大地を感じさせるのは、こういう生命をもとに作られているからかもしれないと思ったり、インドの壮大な自然や歴史を感じるものがあった。


もともとリズムが強い音楽が好きで、和太鼓などの打楽器がなりと心が弾んでしまうのだけど、この映画も始まりから私のリズムスイッチが入り、早鐘のように心臓が踊ってしまった💓独特のグルーヴで、これがインドグルーヴか!と思ったんだけど、なんというか伝統音楽だからなのか、グルーヴの質が違う。伝統を感じる。祖先の歴史や魂もそこにあるような、重みを感じる。


聞いてると朝日や沐浴してる人達やガンジス川が思い浮かぶ。神に捧げる音楽だからなのかもしれないが、なんとも表現し難い何かを感じるグルーヴなんです。

アーユルベーダの国だというのが分かるんです!

同じアジアだけど、日本とも韓国とも違う。

独特な音楽。


映画の中で、物語を補完するように音楽が流れるのだけど(ミュージカルみたい!)、その音楽の歌詞の内容がとても深くて壮大。やっぱりアーユルベーダの国だなぁと思うんだけど、魂や自然への深い理解を感じる。でもそれが特別な事じゃなくて、ごく自然なことのように思えた。


インド映画が、突然歌い出したり踊りだす、ていうのはよく聞く話しなんだけど、インド映画はこの作品しかみていないけれど、私はそんな風には感じなかった。ミュージカルを見慣れてるからかもしれないけど、歌も踊りも生活に根差してる風に見えて、不自然に感じなかった。とても自然。


8月には映画に出演していた4人の奏者が来日して、上演後に演奏するらしい!これは絶対行きたい!

また違う文化に触れて触発された。やっぱり音楽はいいなぁ😊


そうそう!インドの推し活文化、韓国な引けを取らないくらい熱い!広告とかバナーとか出すらしい!


マダムのお話で、クラファンは資金調達と宣伝を兼ねてるらしい。こういう風に映画がロングランで愛されるって凄いね!新しい形。サントラも一旦品切れしたけど、再プレス!しかもその時には曲数が増えてるという理想的な形!輸入盤だけど、今度は日本語訳もつくといいなぁ。


サントラ、買ったその日のうちに2周した😂ハマってる!太鼓の音が好きなのよ!土着の音とか古典の音大好き‼️

昨日映画見て思ったんだけど、言葉が聞き取りやすい。発音が日本語に似てる気がしたんだけど、気のせいじゃなかったみたい!あ、言葉は似てない。発声が似てる。


パンフレットが凄い!内容が濃くて詳しい!解説本!

これ見ると映画の理解が深まるから、ぜひ!見た方は購入をおすすめします!場面が持つ意味がよくわかる解説!!!


映画で描かれている身分差別についてはこの方の投稿が参考になります。


髙山龍智さん

生命の鼓動〜『世界はリズムで満ちている』



会場周辺写真です。

最高おねがい


初めての劇場^_^とっても綺麗✨


駅直結で行きやすい


とってもよかった!お値段以上


併設のカフェにて☕️🍰🍽️




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