2022/11/23 YEBISU GARDEN CINEMA「アメリカン・エピック エピソード3」
続きです。前の上映終了後30分しかなくてけっこう大変😱では、続いてはこちら↓
「エピソード3 多民族音楽国家アメリカ」
「#ホピ族」
ホピ族が出てきてびっくりした😳
彼らの音楽は祈りで、神に通じるものとしている。それは天への祈りで、過酷な自然環境の彼らには雨を降らせる為だったり神聖なものである。
ホピ族はヘビの皮からできたとされている。
彼らのスネーク・ダンスは秘儀で公開はNGだっが、メディアや観客が集まり、公開されてしまう。
公開するとバッシングがあり、カルトとみなされ、スネーク・ダンスを禁止されてしまう。そんな中、なんとか禁止を解こうと、本来なら秘儀であるのにワシントンまで行き、行う。とても悲しい出来事だか、スネーク・ダンスが認められ、解禁になる。映画内では、その映像も流れた。ちょっと複雑な気持ちになりなる。
ホピ族のヘビの歌とワシの歌は今もコロンビアレコードのカタログに載っていて、人気曲。
「#ジョセフ・ケクク」
スティール・ギターがハワイ生まれだと知らなかった!ウクレレしか印象になく、てっきりブルーズ発だと…。でも、確かにハワイアンで流れてる音だね🤔
1900年代頃、ハワイのジョセフ・ケククが開発したもの。それがハワイ、そして本土へと渡り、人気が出てツアーをするほどに。
1920~30年代はアメリカ本土でハワイアンブーム。ハワイアンミュージカルも人気があった😳知らなかった!
ケイジャンもでてきた!1回だけ聞いたことがあったけど、これもアメリカ音楽なんだね。
ラテンでは、メキシコの女性歌手の歌がとてもドラマチックで素敵✨メキシコは国境付近で治安は悪いが、エネルギッシュな街。しかし、差別もあって、国境を越える時に。シラミの薬と言ってガソリンを頭からかけられたエピソードに驚く。いろんな人の思いが音楽にこめられている
「#ミシシッピ・ジョン・ハート」
レコードの録音が終わってからはブルーズを家族や周りの人のために歌っていた。彼が録音したレコードを聴けず、蓄音機のあるお宅に行って聞かせてもらった後、その家主が「あなたのレコードなのね!」と感激。しかし、レコードを作っても聞く機械がない現実。この時代、貧困が激しかったのを感じる。
レコード化しても収入をもらえなかった人も多くて、ただ利用されただけなのかと思うと悲しいが、おかげでたくさんの音楽が聴けるのも事実。また、戦争により、金属回収をしていてその時に金属でできていた原盤を出してしまったり、戦争で無くなってしまっていて残念。
今、主流のポップスとして聴いている音楽は、アメリカ国中で、生活の中に根付いていた音楽を切り取り商業化され、いろんな文化の音楽が混じることでどんどん洗練されていったのだなぁ。と感慨深かった。
アメリカン・ドリームって一体!?とも思う。
これがもし、日本で起こっていたのなら、主流のポップスてもっと違ったものになったのかなぁ?とも思う。英語圏外の国もこの流れに入っているけれど、受け入れて昇華され、自国の文化とは違う流れの音楽ができているのだなぁと思うと不思議な感じがする。
#アメリカン・エピック
写真です。
パンフレットが売ってなくて残念