台風直撃の中、行ってきました！幕が開くなら行きます！
2022/8/13 小野田龍之介 帝国劇場「ミス・サイゴン」
龍クリスの見納め。FCでとりましたが席が前方✨なので小道具とかもしっかりチェックしてました。そしたら旗にちゃんと時間の経過がわかるようになってる。歌詞をしっかり聞いているとお話がわかりやすい。
この回は関係性に目が向いた回でした。
龍クリスと屋比久キムの組み合わせが1番見たかったんだけど、相性バッチリだと思う。屋比久キムは、クリスと違う国の人だということが分かる。切実な様子とか、ちょっとおどおどしてクリスと接する様子とかが伝わる。
屋比久キムは演じてる感じがしないんだよね🤔なんだろう、そのままベトナム少女という感じ。「命をあげよう」とか、壮大でキムの見せ場なんだけど、等身大のキムの心のうちを表現してる。素直なキムの心の様子。過剰でも不足でもない。それが心を打つ。現実感があるキム。
龍クリスは、本当にキムを不憫に思い、恋に落ち、愛し合っていて、自然なんだよ。このペアは本当にいそう！外国人と恋に落ちてる感じがする。そして、龍ちゃんもアメリカ人ぽい。
龍クリスと屋比久キムの違いが国を越えた恋愛のリアルになるんだけど、そもそもクリスはキムが婚礼儀式の意味をちゃんと分かっていたのか？と、クリスは籍を入れることが結婚、キムは儀式を挙げることが結婚だと、思い違いがあったのでは？と思った。
そして、使う言語が違うから意思疎通がきちんとできてたのか怪しい。ただ、あの地獄の中、お互いが希望の光だったのはわかる。伝わる。
龍クリスがエレンに過去を打ち明けるシーンでエレンに「理解できるはずない」てぶつけるのは分かる！そうだよ、冷静な状況じゃないもんね！でもエレンがキムに自己保身でキムのことを都合良く伝えたのは、ありえそうな話だと思った。そこが生々しいわ！
そして、龍ちゃん、既婚者らしさが出てた。凜子エレンと龍クリスは同じ国の人の感じがでていた。あと、夫婦がピッタリ！恋人じゃないんだよね！
理生ジョンは強いリーダーシップのあるジョンだった！ピッタリだ！本当にサックス吹いていて驚いた！自信たっぷりのジョンで、ブイドイが正義感に満ちてるけど偽善的に聞こえる。苦悩してるのはキムに会ってからで、事の重大さに気づくような感じがする。
この話の中でいつも、ブイドイの場面が複雑。娼婦が必要とされるけど、子供ができないと思っていなかったのか？と。明日をも知れぬ命の時はそんなことも考えないと思うんだけど、あまりにも無責任で、いや、責任取ろうとしてるけど、単なる欲望の吐口として扱っていたのが腹立たしい😤
ブイドイの記事で、相手の女性が生きていて、子供が生きていることを知り、晩年になって後悔の念がでて、探した話があった。子供は母親が育てるのは難しいからと手放し、とても苦労していた。しかし、当人は「母親と一緒だと思った」て言っていたけど、育てられると思っていたことに驚いた😳
「そんな認識なの！？」と。だからその記事思い出して、いつもあの場面で腹が立つんだよね😤
弱い者にしわ寄せがくるのが戦争。今日はダーダー泣いたサイゴンでした。
次はサンウンクリス！
会場周辺写真です
台風近づいてます
まだ小降り
龍クリス！見納め！
電車待ちで休憩
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