2021/8/7 林英哲 国立劇場「日本の太鼓」 | 東方神起&山崎まさよしと音楽あれこれ

東方神起&山崎まさよしと音楽あれこれ

東方神起と山崎まさよしが好きだけど、他にも好きな音楽がたくさんあって、一つに絞れない!そんなブログです。

2021/8/7 林英哲 国立劇場「日本の太鼓」


昨日行ってきました。初!国立劇場!

すごーい!優雅!入り口で校倉造りに驚く!正倉院じゃなくても見られるんです!

さてさて、興奮冷めやらぬまま会場入りしていろいろ見学したら開演時間が迫り着席。席は前方左側でした。


このイベントは東京オリンピック期間中の文化事業のイベントで、和太鼓の魅力を存分に紹介した貴重な公演でした。

それでは振り返ります。


第一部は英哲さんによる、和太鼓の歴史を説明。田楽が和太鼓芸能の原点なんだ^_^今でいうアイドルのような感じ、それが洗練されて芸能として成り立っていった。和太鼓の文献があまりないらしく、これから研究発展する分野かもしれない!と思った。間違いなく、英哲さんは現代の和太鼓文化の偉人!その名は後世にも語り継がれるはずです。


第二部

伝統芸能を二公演を映像にて紹介。

本来はこちらで公演予定だったけど、コロナ禍で出演かなわず残念。

どちらも東日本大震災で甚大な被害を受けた地域。

宮城県の「#行山流水戸辺鹿子踊」

震災で装束や太鼓が流されて、諦めていたけれど、それらが一つずつ出てきて全部揃い踊れるようになった。


メンバーの小中高校生がこれを着て踊り、皆の心を慰めていたそうです。踊りは祈りでもあるんだね。


装束や太鼓が戻ってきた話を聞いてこんな奇跡があるのか?と思った。

芸能には芸術を超えた願いや思いが託されて人の心を癒すのね^_^


岩手県「#浦浜念仏剣舞」こちらも装束や太鼓が流されてしまったけど、各方面から支援があり、今の活動になっている。次世代に繋いでいくという思いを持って、活動している。お面を被って踊るのだけど、お面の表情豊かなこと。人間の悲しみ悔しさ負の面があるのだけど、それを打ち砕くような力強い踊り


そして、第三部は我らが英哲さん!

#レオナールわれに羽賜べ」画家レオナール・ツグハル・フジタ(藤田嗣治)の人生を作品化。フジタと重なる思いがあるのです😊

「西洋の真似ではなく、日本の太鼓を海外で通用するものにしたい」

引用元記事

https://www.ntj.jac.go.jp/sp/member/news/1797.html


海外で評価は高くてもなかなか分かってもらえない現実。その葛藤もフジタと重なるのだと、語っています。

毎回この演目を見ると、最後の場面は「フジタが降りてきる」と思うのです。命の終わりの時期の合図のバチの落ち方がなんとも絶妙なのです。あの瞬間にいつもハッとする。


そして、天使がやってきてお迎えの時の英哲さんは、本当に召されるのではないかと思うくらい神々しい。天使見えてるよね?と毎回思う👼最後、木の枝でクロスを作って召されるといつもなんとも言えない気持ちになる。



2021年版になり幕開けの文字と場面ごとに象徴的な背景やセットを映し出したのはとてもよかった。富士山、フランス国旗🇫🇷に満点の星空、教会。場面の切り替わりがわかりやすかった。エンディングはどちらのバージョンも好き。ただフランスで生涯を閉じたという点では今演出の方がいいのかも。


見逃してはならないのが英哲風雲の会!お弟子さん達の進化は作品の進化。あと辻さん!辻さんの道化師は見る度に進化!辻さん言葉を発してないのに、ダンスであの表現てすごい!


とても充実した時間だった😊

ちなみに、国立劇場のアナウンスでは「ソーシャルディスタンス」を「社会的距離」と流れていました!

さすが!

いつかここで歌舞伎見たいなぁ😊

帝国劇場と雰囲気似てるなぁ。


周辺写真です。

半蔵門駅から向かいました。とにかく大きいびっくり

劇場が連なっています

校倉造りー!!!

なんて優雅なのおねがい

びっくり大きい!!!

大劇場はこの入り口

中も優雅なんですおねがい

おぉー!!これぞ!国立劇場!

素敵な英哲さんラブ


パンフレットも買いました

フジタ代表作の絵のバック「#レオナールわれに羽賜べ」鑑賞時必携!

可愛い😍

日本博。コロナがなかったら外国人のお客さんもいたんだろうなぁ


売店で買いました照れ国立劇場っぽい最中と迷ってこちらにしました




#日本の太鼓

#林英哲

#英哲風雲の会

#国立劇場