リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

マニアの隠れ家を目指します。
船橋ホストの情弱さん、お断り。


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残念ながら、この試合は会場へ行かず、G+で自宅観戦です。

16,17日と連チャンで観戦するために夏季休暇を合わせて取ったのですが、モタモタするうちにチケット最安値(当初)の1万円完売との話が。2万円はさすがに出せないので、まず一度目の断念。

ツィッターで当日1万円と立ち見6千円有りの情報に希望を抱くも、16日に合わせる様に5年前に発症した腰痛再発で2度目の断念。

まあ、お金にしろ、身体にしろもう少し根性あったら観に行けただろと言われたら言い返す言葉も無いですが、とりあえず17日のために治療に専念しました。幸い、整体に行って大人しくしてたら劇的に良くなりました。健康は金で買えとは至言です(笑)。

 

 

メインの岩佐vsドヘニーに関して言えば、妥当な判定が出てホッとしたというのが正直なところ。個人的な採点は115-113で2差ドヘニーか、岩佐に甘くつけてもギリギリで引き分けなので、岩佐の勝ちは無いかなあと思いました。

 

岩佐は何故、勝てなかったのか?つらつらと書き連ねてみると

①1Rにヒッティングでカットさせたのに序盤からペースを掴めなかった。

②ドヘニーの左の大きなパンチを良くもらっていてラウンドの印象が悪い。細かい攻勢点が相殺されてしまう。

③右ジャブが上手く機能してない様に思える。ドヘニーの突進を止めきれずに距離を潰されてしまう。

④クリンチの際で手数をどんなときでも出してた、出そうとしてたのはドヘニー。

⑤後半の追い上げが不十分。11Rであれだけ攻めたのに最終Rを取り切れたと思えない。(公式ジャッジはまだ観てないのでわかりませんが。)

良いときは小國から世界を奪取したときみたいにズタズタに相手を切り刻む様な試合を見せてくれるが、そうでないときは微妙に歯車がかみ合わず不完全燃焼で試合の出来ムラがある。

粟生の様な・・と言えばイメージしやすいだろうか。

どんな相手と戦ってもキッチリと「勝ち」を印象付ける試合が出来なければここで終わってしまうかも知れない。岩佐の潜在的なポテンシャルの可能性はこんなものでないと思ってる自分からするとそれもまた、歯がゆいものを感じる。

 

そしてドヘニー。力強いが後半にガス欠になったりと穴もあり、日本人にとって狙い目かも知れないが、それは岩佐と試合したからであって他の日本人相手だとまた噛み合わせが良いかも知れない。

久我に勝ったときの和氣ならば、この日のドヘニーには勝てるだろうが、日にちが変わったらボクサーもまた変わるので、和氣勝利予想がどこまで確信的なものでいられるかがまた楽しみだ。

 

ちなみに亀惨の行動は最低だ。こんな猿芝居を持ち上げる盛り上げ馬鹿がいたら絶対に軽蔑するね。こいつは日本のリングに上がる資格すら無いと思う。

 


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前日までの台風も収まり、快晴とまではいきませんでしたが、行ってきました。本日は某マニア氏と観戦。

ゆっくりと時間を潰し、開場と同時に4000円の自由席をGET。

ちなみに8000円が売り切れ、15000円が在庫僅少でした。

西側バルコニーからの観戦でしたが、意外と入ってた印象。東側バルコニーの方が何故か人口密度が少ないのは入り口から遠いからなのかな?南に若干の空席はあったものの、北と東西は結構埋まりました。最終的には6~7割強かなあ。平日であることを考えると上出来では。

1試合目の神長vs今成が中止になったので全5試合。

1試合目から日本王座挑戦経験者の斉藤正樹が登場。

この日、ランク入りしなければ定年になる坂本尚志(青木)と対戦。

本来ならランカーとランク外選手との差を見せつけるべき試合だが自分から泥試合に持ち込んでしまって違いを見せられず。

結果、4Rに負傷判定。内容も消化不良。

坂本も最後の試合はもっと勝ち負けはともかく、スッキリした試合をしたかったんじゃないかなあ。

2試合目で元新人王の加藤収が西原成紀をTKOでなんとか仕留め、3試合目はゾンビ、田村亮一がジェストニア・アウディア(比国)に不完全燃焼で8R、2-1判定勝ち。勝ち自体は問題ないけど、なんか攻撃も防御も横着だった印象でした。正直、ここまではイマイチ。

月間賞の表彰を挟んでタイトルマッチ2試合。

 

まずは日本フェザー級選手権、源大輝(ワタナベ)vs大坪タツヤ(T&T)ですが、大坪の善戦もあって予想以上に好試合となりました。

前半は大坪優勢。近い距離で左フックが何度となく源を捕える。

源は前戦で大橋を破ったときの様な闊達な動きと違い、接近戦に付き合ってしまいペースを掴めない。そして3Rに大坪が右でダウン奪取。

西側バルコニーの自分の周辺はT&Tのジム関係者が多くいたみたいでそりゃ大騒ぎでした。

しかし、5R以降は源が自分の距離を作り、徐々にペースを引き戻す。時にはスィッチを交え、低いガードからしなう様にパンチを集めていく、いつものスタイル。

大坪はダメージの蓄積もあるのか、攻撃も単発気味になっていき、試合運びもやや単調になってきた。時に攻勢をとってもラウンド終了間際に源がキッチリと攻め返して終わる展開を作っていくので印象的に不利になってきた感は否めない。

そして9R、コーナーへ追い込んでの連打から右を叩きつけると、今までのダメージが噴出したかの様に大坪が膝をつき、ダウン。

すかさずレフェリー・ストップがかかり、源が勝利。

坂、大橋と2代続けて初防衛に失敗してるだけにどうなるかと思ったけど、最後はキッチリ締めたのはさすがでした。試合後のインタビューで阿部や清水との対戦をアピールしてたのも好印象。やはり王者たるもの強い相手とやらなければね♪

 

そしてWBOアジア・・・のタイトルマッチですが、ベルトはどうでもいい。

アルビン・ラガンベイ(比)vs小原佳太(三迫)、同じ相手に連敗したら進退も問われるであろう小原にとっては正念場の1戦。

そんな大一番に席を立つ人が多いのは残念。まぁ大坪の応援団がかなりの数を占めてたので仕方無いのだが、もう1試合は観てもらいたかったな。ボクシング・ファンよりもボクサーのファンが多いってことかも知れないが。

ラガンベイのパンチはさすがに迫力がある。荒々しいが、当て勘もいいし、一発でもいいのが入れば試合がそこで終わるのではないかという緊張感がある。

一方の小原、やりやすいからなのだろうが、ガードが低めなのはいつもの事として顎が上がってる様に見えるのはどうにも危なっかしい。

それでも1R終了間際には小原が下がりながらの左を合わせて先制のダウンを奪う。前戦も先にダウンを奪ったのは小原だったので、この時点でも逆転KO負けの不安は拭えない。

2Rには小原の顔が紅くなってるのが見て取れるが、終了間際にストレートの左右連打でラガンベイをグラつかせる。

そして3R。一瞬の隙をついて小原がワンツーでラガンベイをロープ際まで吹っ飛ばしダウンを奪いストップを呼び込んでTKO勝ちで雪辱を果たした。

終わってみればリベンジ成功ではあるものの、小原はもう国内ではやり尽くした感がある。今後は海外しかないのではないか。亀海や岡田までがトップランクと契約し、井上岳士も海外での大勝負に打って出てる現在、今さらOPBFやWBOアジアなぞの防衛戦でキャリアを浪費するのは勿体ないことだ。

小原は上記3名と比べると防御面では不安が残るが、今後は海外を主戦場にして再度のチャンスを掴んで欲しい。そのためには後楽園で観るのは今日で一区切りにすべきだろうが、それも寂しい話だな・・・

 

ともあれ、終わってみれば満足度が高い興行ではありました。

 


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山根問題で騒がしい中、いかがお過ごしでしょうか。

なんか、この手のマスコミの取り上げ方は既視感あるなあと思ったら、程度の差はあれ、亀vsランダ1直後の亀バッシングを思い出しました。

事件の本質というよりも目の前の事象を面白がり、叩くという点は同じ。そして物事の本質を微妙にずらすこともそう。

お金や人事の件に関しては法律に乗っ取って処分してくださいとしか門外漢は言えない。

一番の問題はやはり、奈良判定と言われる部分。ボクシングに限らず、アマ競技を学校の部活でやってた人達は薄々感じてたであろう地域派閥判定、学閥判定、とも言える部分が明るみに出たことではないでしょうか。

ある競技をしてた自分の知人は「八百長学校」とある学校が言われてたことを普通に話してくれました。ボクシングではないけどね。

自分は学生時代はそこが絡むまで上に行ったわけでないし、ましてその辺が入り込む要素が少ない競技だったから、実感したことは無いけど、仕事やプライベートで元全国レベルのアスリートと話するとそういう話は普通に出てきます。

世間の人でもそういう事を聞いてた人はいたでしょうが、物的証拠も無いし噂話の域を出なかったわけで。

それが今回は全国ネットで流されたわけだから、競技の根幹を揺るがす事はもっと問題になっていいんじゃないかと思った次第です。

誤解無く言えば、この部分が潔白だったら山根だろうが、誰だろうが別にいいんですよ。金とかおもてなしもこれに間接的に絡んでるから問題なのであって。

思えば亀田問題も行儀や素行の悪さとか、どうでも良かったんですよ。

一番は彼らの試合が「インチキ」「イカサマ」と思える事象が多かったことだし、マスコミや審判団も巻き込んでの不正としか言いようが無かったことが問題だったわけですし。マッチメイクもそうですけどね。

世界の山根でもカリスマでもどうでもいいから、まずはこの手の見えざる力を浄化してくれないと、山根氏を追放して終わりというわけにはいかないと思います。

ま、プロも亀田家とべったりだった、あの人を復帰させた時点で対岸の火事とは言えないと思いますけどね。


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昔は世界王者になることが日本のボクサーの目標であり、ゴールでした。王座を獲得すれば知名度も金も仕事も入ってきたのは今は昔。

階級が細分化して複数団体が認可された状況で増加された世界王者はそこがゴールでなく、スタートとしていろんな付加価値に挑みます。

 

・他団体統一

・複数階級制覇

・最短奪取、最多防衛、連続KO防衛

しかし、海外を主戦場にしていく王者はいなかったですね。強いてあげればリナレスですが、そもそも日本人では無いし・・・

 

さて、そこで木村翔です。

日本人でありながら中国をホームにしてるが如く。ゾウ・シミンをKOしてかの国のファンの支持を取り、サルダール戦では虜にしてしまったか。

2ヶ月後に敵地名古屋で田中の挑戦を受けなければいけない事情は中国よりもむしろ日本にアウェー感を感じる。

不思議な立ち位置の世界王者です。

 

そして記憶に新しい海外奪取をやってのけた伊藤雅雪。

こと試合スタイルに関しては日本的な味付けと異なる。

上体の柔らかさ、見切りの良さ、攻防の切り替えの滑らかさ、速さは明らかに従来の日本人ボクサーが持っていなかったパーツだ。

そして4Rのダウンを奪った連打。あからさまなチャンスにガッツくことなく冷静に、しかも効率的なコンビネーションを打っていったのは鮮やかだった。

ただ、見切りで避けようとするからか、たまにディアスの左フックを食らったり、時には腰が落ちかけたのはヒヤリとさせられた。

日本で単独で世界戦を開催しようとしてもテレビが・・・とか面倒なこと言われるならアラムに呼ばれるままに海外で防衛戦ロードを築いた方がいいんじゃないかと思う。

 

 

世界王者の価値とは何か?

それを持ってることで尊厳と名誉と冨がどれだけ得られるかだと思う。

8階級、1団体の時代では挑むこと自体が名誉だったが、今は違う。

ベルトの数が水増しされてるのだから時代で比較するとベルトを獲っただけではダメだし、明らかにそのままでは価値は落ちてる。

ではどうするか?と考えるとベルトの保持者次第ではないかと思います。

誰とどんな試合をしたのか?が問われるのは当然として今はそこに付加価値が求められる。そう考えると海外で存在感を出すのも有りではないでしょうか。普通に野球やサッカーではそうしてるわけだし。

ラスベガスだけが海外でない。木村の様に中国で人気を博すも良し。伊藤みたいにフロリダで奪取して南側で戦っていくのもいいだろう。

日本のテレビやマスコミが冷たかったら見切りを早々に付けてやれ。

旧態依然とした視聴率主義に拘る必要も無い。

 

※メキシコのツチノコみたいに海外でやってもダメなケースもあります。

 


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井上尚弥が参戦するWBSSのバンタム級トーナメントの1回戦が決まりましたが、注目のドネアはバーネットに取られてしまったのは残念。

ドネア以外だと日本的な知名度とか考えてパヤノというのは悪くないと思います。今後、井上が勝ち抜けばドネアやテテ等との対戦も現実味を帯びてくるだろうし、従来の日本人世界王者とは違うステージに突入したのだなと感じさせられます。

さて、リング上というよりもリング外の方がこの手のトーナメントで不安が大きいんですよね。

 

①本当にトーナメントが無事終わるのか。

クルーザー級などの1stシーズンは無事に終了したみたいなのでSuperSIXよりは信頼できますが、不慮の事態によりリザーバーの参加が相次ぐと何のためのトーナメントかわからなくなりますので、参戦メンバーが無事に怪我も契約違反もなく滞りなく大会が進みますように。

 

②井上vsパヤノが日本開催の件

これはねぇ、複雑なんですよ。もともとはファン的にはMonsterの海外での本格お披露目が目的なんですが、井上vsパヤノというカードを自国で生で観たいという気持ちもあるわけで。

しかも会場がいつもの有明コロシアムとか大田区体育館だったら、何のためのWBSSかと。今回のトーナメントに関してのスペシャル感を出すためには全試合を海外で行う方がいいと思うけどなあ。

1回戦4試合を全部、日本の一会場で行うならまだイベントの感じが伝わるけど、日本の収益インフラを考えるとそれは無理でしょう。

100歩譲って、一試合だけ井上の試合を日本で開催するなら、ドネア戦が実現したときではないのかなあ。

 

ただ、今回の参戦はやはり期待感が大きい。勝ち抜いていけば誰と戦っても大勝負必至なわけですし、本当に井上が追い込まれる可能性も高い。そのときにまた、違った怪物の面が観れるかも知れない。

未踏の地を切り開くことを期待してます。

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