いよいよズッファ・ボクシングが形を成してきました。
ちょっと前まではズッファがボクシング業界に参入することで既存の価値観が破壊される怖れを感じてたのであまり好ましく思ってなかったのですが、最近の米国ボクシングの凋落を考えるとショック療法としてもアリかなと思い返してます。
おそらくズッファがやりたいのはUFCみたいにプロモーションがボクサーをコントロールしていくことではないのかなあと。
年に1試合ペースで試合をするスター選手。
しかも対戦相手はファンの望んだものでなく自分本位。
ファイトマネー爆上がりなのでPPVも視聴料高騰。
魅力あるカードを創ろうにも昔ほどテレビ局の後盾が期待出来ないので配信頼みだが、若いファン層に裏打ちされたUFCに契約件数は押し込まれる体たらく。
具体的にはボクシングの(未だに)アイコンたるカネロはクロフォード戦のみ。ファンが望んでるのはカネロとベナビデス、クロフォードとエニスなのに。
そしてヘビー級が動くが如くボクシング界が動くと言われたヘビー級はアメリカ人外が王者なので英国開催がデフォ。サウジの王子が米国開催を援助してくれるものの、PBCもゴールデンボーイもトップランクもサウジの威光が無ければビッグマッチも組めやしない。こんなアメリカに誰がした。
そしてズッファですよ。UFCと並行して行ってたパワースラップやUFCーBJJは正直、コケましたが、ボクシングではどうだろう?
金は出すから我が儘言うな。スター選手も年に複数試合強制、そして本人達が嫌がってもファンが望むなら対戦を実現させるマッチメイクの強権発動。さらに既存の4団体認定を無視することで王座の価値の復権・・・が望まれますね。
ただ、不安もかなりある。大部分はマッチメイクの問題だが、例えば話題作り的な意味合いの強い試合の増加。いわゆるフリークショー。例えばジェイク・ポール絡みとかレジェンドのエキシとか、そういうのはもういいから勘弁してください。
とりあえず、この状況をデイナ・ホワイトが打ち破ってくれるかも・・・知れない。たぶん。