1975年11月から名古屋の愛知県立大学で伝道を始めました。1人の学生が救われたことを通して、彼女の倫理学の教授の清水先生と出会うことになったのです。彼女は倫理学のクラスを受講していましたが、クリスチャンになる前は、いつも授業に遅れてきていました。それが、クリスチャンになったことで遅刻をしなくなり、しかも、彼女の態度がとてもよくなったそうです。
先生は、それを目の当たりにされて、彼女を導いた私に会いたいということになって、清水先生の教授室にその学生に連れて行ってもらいました。先生は、私の救いの証を熱心に聞いて下さり、「信仰が生きて実践されているね。」と言ってくださいました。それ以来、私は何度も教授室に出入りするようになり、先生と親しく交わりをするようになりました。

先生は、ご自分のことをいろいろ話して下さるようになり、東京に住んでいた独身の頃、教会に10年も通い、洗礼を受ける直前に止められたことを知りました。
また、次のようなことも打ち明けて下さいました。
「僕は生まれてきていなかったのだ。僕を妊娠した母は、自殺しようと線路の上にいた時、お腹の僕が母のお腹をけったらしく、それで、自殺をとどまったんだ。」
私は、ただ黙って聞いていました。

学期末になると、私を特別に倫理学の授業に招いて下さって、私に自由にクリスチャンになった証をさせてくださり、また、書いた証を学生全員に配ることができました。
この学生の中から、何年か経って、救われてクリスチャンになった人がいたことを感謝しています。

私が東京転勤になっても、先生が上京される折は、お会いするチャンスもあり喜びました。先生の家は池袋の立教大学の近くにありました。そして、私たちのアメリカ人スタッフが日本人女性と結婚した時、先生の家を1年間貸してもらいました。本当に助かり感謝しました。
このように、清水先生には大変お世話になり続け、私の伝道を助けてくださいました。

それから、後になって、私が結婚してシドニーに引っ越して1年にならないうちに先生の息子さんから、お手紙で、先生がガンで亡くなられたことを知らされました。

いつか天国でお会いすることを楽しみにしています。
「わたしの弟子だというので、この小さい者たちのひとりに水一杯でも飲ませるなら、まことに、あなたがたに告げます。その人は決して報いに漏れることはありません。」(マタイ10:42)
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