「私たちが出会った奇跡」 | ハマル女

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私たちが出会った奇跡」 (2018/KBS/18話) ファンタジー、サスペンス、ホーム
 
 死亡したエリート銀行員の身体に、死ぬはずでなかった中華料理人の魂が
入り生き返った事で、巻き起こる2つの家族の物語。
キーワード:入れ替わり、陰謀、神の過ち、家族愛、コメディ
総合おすすめ度:8
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キャスト
神話銀行江南支店長ソン・ヒョンチョル:キム・ミョンミン
 ↑妻 ヘジン:キム・ヒョンジュ
  ↑息子 ガンホ:ソ・ドンヒョン
   ↑妹 ミホ:キム・ハユ
↑母:ユン・ソクファ
↑妹 サラン:ファン・ボラ
↑友人 タップリ(ホ・ドング):チェ・ビョンモ
↑愛人 クァク・ヒョジュ:ユン・ジヘ
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中華料理店ソン・ヒョンチョル:コ・チャンソク
↑妻 ヨナ:ラ・ミラン
 ↑娘 ジス:キム・ファニ
↑父:イ・ドギョン
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ヘジンの勤め先関連~
クム支社長:ジョセフ・リー
死神アト:カイ(EXO)   など・・・
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ざっくりあらすじ
同姓同名、同じ生年月日を持つ二人のヒョンチョルが同じ日に交通事故に遭う。
一人は銀行の支店長で重体後死亡。
もう一人は中華料理人で軽傷。
 
しかし亡くなったのは中華料理店のヒョンチョルだった。
 
同じ名前、同じ生年月日だった事で、死神アトがミスを・・・

気が付いた時はすでに中華料理人の方は葬儀をし、遺体は灰に・・・
 
重体だった支店長も死に、死亡と断定し宣告も終わって、葬儀の準備に。

困ったアトはやむなく、まだある支店長の方の身体に中華料理人の魂を入れた。
 
支店長は生き返るが、自分の姿を見て驚き、入院中の病院を抜け出し、
家族の元へ向かう。
 
夫を亡くし悲しみに暮れる中の支店長ヒョンチョルのいう言葉はおちょくってるとしか
思われず、支店長は彼の家に連れ戻され、家族の元へ。
 
事故前_________________________
支店長は妻に冷たく、愛人もいて、夫婦仲は冷え切っていた。
仕事は切れ者で、成績はよく、テレビにも出演するほどの有名人だった彼は、
反感も抱かれていた。
 
料理人の方は、夫婦仲も家族仲も良く、裕福ではないながらに幸せな家庭を築き、
勤めていた店も買い取り、自分の店になったと喜んでいた矢先だった。
 
その店の件で融資を受けに行った先の銀行が支店長ヒョンチョルの所だった。

彼はそこですでに自分が融資を受けていて、もうできないという事態にあることを
知り、真相究明の為、家に戻って資料を手に来るまで向かう最中に事故に。
 
支店長は窓口で困る料理人に「自分の融資も覚えてないとは!」と罵った。

そんな二人が入れ替わるとは・・・
 
記憶を失くし、言動も行動も変な支店長に妻も家族も呆れるが、
徐々に前の彼にはない優しさに触れていく内に、離婚を切り出していた妻ヘジンも
彼に惹かれ始める。
 
一方、夫を亡くしたヨナは、保険外交員として働き始め、家族を支える事に。
苦労するヨナが心配な支店長は、こっそりヨナに、亡きご主人の友人だと嘘をつき、
お金を渡す。
 
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結末:ネタばれあり
ヨナに会いに行く支店長を不審に思った母はヨナが愛人だと思い、
彼女の家に関心を抱く。
 
仕事に復帰した支店長は、やがて親友たっぷりに信じて貰えるように。
 
そして支店長の奇妙な行動や言動から、ヨナも彼こそが夫だと確信する。
それは娘ジスもそうだった。
 
一方支店長の子供らも変わった父に心を開いていく。
 
ヘジンも彼とのひと時を幸せに感じ、ヨナの存在を知ると、ヨナに会いに行く。
 
そしてヘジンも事実を知り、彼を手放したくないと考え、
彼が自分の家にいるのが平穏であるとヨナを諭す。
 
ヒョンチョルは一旦ヨナの元に戻り、家族で食事をしたりするが、
どっちの妻の気持ちが分かることで、タップリの家に世話になる。
 
ヨナは自分の元に戻るようにヒョンチョルに求めるが、真相究明の為に
「いまはまだ行けない」と・・・
 
支店長は自分たちが事故に遭った前を調べ始め、支店長ヒョンチョルが
愛人に罪を被せられ、その対象者であった料理人ヒョンチョルと
関連していた事に気が付く。
 
愛人クァクが自分を嵌めた張本人だとわかり、刑事にリークし一旦は
逮捕するが、釈放される。
 
頭取も支店長を嵌めようとはしたが、クァクの黒幕は別にいると調べる。
 
頭取が地盤固めの為に賄賂を流すことを支店長に強要していた事実が、
渡す相手だった男に捜査のメスが入り逮捕されたことから、支店長にまた
罪を被せようと頭取も目論んだ。
 
結局頭取らの悪事の証拠をアトの手助けもあって、手に入れられたヒョンチョルは
悪事を暴くことに成功すると、更にクァクと取引をした相手を探す。
 
支店長は自分の同期で、嫉妬する人事部長が黒幕だとわかる。

刑事と協力して彼を逮捕しようとするが、彼は逃げてしまう。
 
彼らの事故を不審に思い、捜査していた刑事も、真相を究明しようとするが、
支店長と調理人の関連らがどうしても解せなかったが、なんとなく感じるように。

ヘジンの元に行く方が、世間的に妥当だと仕方なく行かせたヨナに、
ヘジンは感謝し、お礼を述べる。
 
ヘジンと旅行に出かけたヒョンチョルは、そこに追ってきた人事部長に
銃口を向けられる。・・・しかしここもアトの活躍で免れ人事部長は逮捕された。
 
子供たちのお弁当を2件分作ろうとスーパーに行ったヒョンチョルは、
夫の代わりに自分が作ろうと同じスーパーに言っていたヨナとばったり会う。
 
送るというヒョンチョルを拒絶したヨナは、その駐車場で車に轢かれ亡くなってしまう。

父も母も失ったジスは悲しみに暮れる。
 
自分のせいだと落ち込むヒョンチョルは、アトに会い、取引をする。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
事故直前に戻ったヒョンチョルは、この間に起きた事をやり直そうと
自分を嵌めようとした事件からやり直す。
 
中華料理人が銀行に融資に行く。
 
しかし今度は記憶が残っていた支店長によって、これから起きる事件を回避できた。
 
その結果料理人ヒョンチョルは利用されず、融資を受け店を手に入れられ、死ぬこともなく、
家族で仲良く暮らす・・・
 
料理人の記憶がそのまま残っている支店長は、ヘジンに、家族に歩みよって
変わって行き、家族も仲良くなっていった。
 
支店長がアトとした取引は、「自分は死んでもいいからあの時に戻してくれ」と
いうものだった。あとは彼の覚悟に感動し、この間の記憶を残したまま
タイムスリップさせた。
そのせいで、2組の家族は幸せな未来を手に入れられたのだった。
おしまい
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感想
大人なベテラン俳優が揃うこのドラマを誤って想像していた。
 
サスペンスで幕を開けるんだけど、その時に抱いた印象が木っ端みじんに砕かれた。ゲッソリ
陰謀による殺人からまさかの魂が乗り移ったことで起きるドタバタ振り。照れ

重いはずが・・こんなに笑っていいの?って。笑い泣き
 
冷酷なやり手支店長の中に、のんきで優しい男の魂が入ったもんだから、
周りがそれに驚く反応がまあ面白い。極端に反対だっただけに・・
それは銀行でも、家族でも同じで、戸惑う。

そこに死神アトが自分の罪滅ぼしから手を差し伸べるんだけど、
その差し伸べ方もコメディに行ってしまうから余計に笑えた。
ウインク
 
支店長の母は裕福な母の典型で、嫁に酷い仕打ちや言動で攻める。
なのにヨナに詰め寄る場面でアトが「困った」とはぐらかそうとダンスをさせる。
その事でどんどんと母がコミカルになって行った。
 
最初から自分の正体を明かしていたけど、誰も信じない。ショック

信じるはずもないんだけど、もどかしい彼の気持ちがよく分かった。
結局正体は家族にわかってもらえるんだけど、そこまで来ると今度は切ない。

感情がフル活動なドラマだった。おねがい
 
このドラマの良かったことは、ファンタジーではあるけど内容がいいのは
もっともだけど、一番は出演者だと思う。
グッ

キム・ミョンミンはもちろんだけど、彼を支える妻二人が本当に良かった。
彼女らのリアルな演技に引き込まれた。
OK

娘のジスも良かった。
 
兎に角入れ替わった事で、互いに初心に帰れ、正反対な二人だった事で、
違う体験を引き起こせたと思う。
爆  笑
 
裕福な家庭の支店長一家が、実は心に寂しさを抱き不幸せだった事。
貧しいけど、家族仲が良く、いつも笑いが絶えなかった中華料理店家族。
 
一軒幸せに見える支店長一家より、中華料理店家族の方が幸せに見えた。
 
幸せ・・それについても考えさせられたと思う。うずまき
 
しかし終盤にきて、まさかヨナが・・・こうなるとは本当びっくりで、
ラストはそう来たか~感はあり、ちょっと??とも思ったけど、
こうするしかないかな?って気もします。ハッピーエンドだからまあいっか。
ウインク
 
アイドルが出てる・・(ああ~カイが出てた)花ドラマではないけど、
本当におすすめです。家族の在り方を考えさせられる素敵なドラマです。
 
余談:カイの名で釣ろうとしているのか?
テレビ欄、番組表にカイ出演~とかあるけど、それ必要かな?
彼もあのドラマに花を添えているのは間違いないし、彼のミスで始まったんだから、
そういうのもわかるけど、あくまでも添えであるのに・・ってちょっと安っぽく
なってしまったのが残念。
 
今迄K-POPアイドルを多く見て来たんだけど、もう男性もみんなつるつる肌で、
美白~みんなそうだと思い込んでいたから、カイのひげの濃さが気になった。
ニヤリ

ひげは濃いし、唇は赤いんで目が止まって・・・
そりゃ男性だもんひげ生えるよね~
ニコニコ
 
それでは~