「黄金の魚」 2010 MBC 120話
引き取られた家の娘と恋に落ちたテヨンは、
育ての母から虐待受け心に傷を負いながらも、
愛するジミンの為我慢を。
しかしある日真実を知り、復讐に生きる道を選ぶ。
そこに関わる人間の愛憎と切ない恋を描いた作品。
お薦めポイント：
お話的には～
これでもか～って程てんこ盛りの展開とドロドロの愛憎劇。
復讐に燃え始めると、そのことで別の人まで巻き込む。
安定したシナリオ？とは言えず、長丁場の中ブレも多い。
あんないい子ジミンがあの意地悪な母の娘？って驚き・・
ってぐらいユン・ヨジョンさんは嫌な役を熱演だった。
もうへどが出るほど嫌気がさしたからね～
イ・テゴンが復讐に生きる・・悪い男をどう演じる？って、
それだけで最後まで行ったって感じかな？
キャスト的には～
祖母、両親・・ここは安定感のあるベテランで揃え、
主役級には今をときめく？マダムキラー的イ・テゴン、
ヒロインのユニは透明感があり、整形バッチリではない感じも
好感が持てる。
テヨンの妻役のユジンは演技派だけど、顔が・・
私はヒョンジンの母セリン役のキム・ボヨンさんが好きで、
今回もドラマはさておき、この人の演技は良かった。
体裁重視の金持ちばあちゃんはヘソンさんならでは～ってね。
まあそんなに悪くはないキャスティングだと思う。
あ～あと最近「フルハウスTake２」で人気上昇のキウンも出てます。
ドロドロ度 ９
陰謀＆策略&嘘 １０
波乱万丈 ９
なんでもあり １０
キャスト ７
家族のエゴ ９
暗さ ９
曲がった愛 ９
おすすめ度：
ドロドロ系が好きでないなら、おすすめ絶対なしで。
私は・・・：5点ですね！
CAST:
イ・テヨン：イ・テゴン
～ジミンの家族（ハヌル病院経営）～
ジミン：チョ・ユニ
父：キム・ヨンゴン
母：ユン・ヨジョン
ガンミン：パク・キウン
伯父：ユヌ：ソ・スンマン
～ムン家ヒョンジン家族（財団法人チョンイン）～
ヒョンジン：ソ・ユジン
父 ジョンホ：パク・サンウォン
祖母：チョン・ヘソン
伯母：イ・イルファ
弟 ソクジン：イ・ヘウ
母 イ・セリン：キム・ボヨン
娘：カン・イェソ
簡単内容＆感想：
テヨンは母の死後、知人のハン家に引き取られる。
そこで義妹と義弟の兄として暮らし、養父の営む病院の外科医に。
順風満帆な人生か～と思いきや、養母に執拗な虐待を陰で受け、
心に傷を負う。
だけど義妹ジミンと愛し合うことで、なんとか怒りを抑えた。
そんなある日二人の交際を養母は知ると、テヨンを脅したり、
いろんな手を使って別れさせようとする。
認めて貰う為に励んでいたテヨンは、実は母を殺したのが養母だと知る。
養母は養父とテヨンの母の仲を誤解し？嫉妬から余命短く、
病院で入院いている母の車椅子を押し、その事故で殺してしまった・・。
（このことで、後に今以上の苦しみを背負う事になったのにね～
）
養父は懺悔もあって引き取ったのかな？
怯えた養母はそれでも懲りず、テヨンをいじめた。
復讐に生きると決めたテヨンは、患者の母親だったヒョンジンが
財団理事の娘・・って知って？利用目的で結婚を決めた。
復讐を誓うもジミンを傷つけたくないテヨンは、事実を伏せ、
彼女の下から去った・・・
結末：ネタバレ有り
テヨンは復讐の手始めに、養父の病院を乗っ取り、そのショックから
養父は倒れ、正気でなくなった。
諦めきれず、結婚式まで追いかけたジミンは、そこで事故に遭い、
前途洋洋だったバレリーナの道を絶たれた・・って事もあり、
今度はジミンが復讐を誓う。
行くところないジミンらは、運命の皮肉？母の知人がヒョンジンの
母セリンだった事で、彼女の持ち家に間借りする。
ジミンの事故後、彼女を助けたのがヒョンジンの父だった事で、
（おいおいそこまで人口が少ないのか？韓国は？）
妹を装い、テヨンの家に入り、ヒョンジンに近づくと、
更には彼女の父と結婚までし、テヨンにとって義理の母になった。
壊れていくジミンにテヨンは苦しむが、復讐の手は止められない。
やがてジミンは母の罪を知ると、テヨンへの復讐をやめ、
お互いに憎しみ合うのはやめていく。
そんな時テヨンが末期ガンだとわかる。
彼は余生をジミンと～とやはり思い直し、ヒョンジンに別れを告げた。
父を利用し、自分も利用された～と悔しいヒョンジんは、
悔しさで、手放せず、ここでも復讐の火が～
別れない～と親子3人でアメリカに行くことを決める。
しかし～結局、愛する人を皆が思いやり、別れを決めた。
そして養母も詫び、養父も正気を取り戻した。
祖母の策略で離婚させられ、それでも元夫への愛を捨てられず、
再婚までした元夫がジミンに捨てられると、二人は昔のように和解を。
そして～テヨンは～～
愛するジミンと二人で暮らし、ラストは彼女の隣で、
眠るように・・・・（亡くなったのかな？）END
あ～なんでもありありのドラマだった。
結局はそれぞれのいろんな形の愛が、事を起し、
人を傷つけ、更にその子供たちにまで飛び火・・・
極端な愛は、ほどほどにしないと、子孫の代まで引きずって、
家族を不幸にする～って教訓ドラマ？？
ムン家の祖母がセリンを追い出さなきゃ、
ムン家に復讐劇の火の粉は飛ばなかったし、
養母が養父を信じれば・・ってな具合にね～
教訓・・って言うには重い～偏った性格の持ち主の集まった
ドラマだった。
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