リトルトーキョー 〜デュッセルドルフ〜 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

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ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

イースター休暇は実はザルツブルクに行きたかったんですけど

(まぁマリア先生の自叙伝にイースターについても生き生きと描かれていたので体験してみたかったし、よく行く教会にも訪れたかった。)
ハードスケジュールになること間違いなしだったので泣く泣く諦め、

代わりに久しぶりにひょいっとアムステルダムでも…と思ったのですが、
あまりの無計画さがアダになり、
こちらも難しいと断念。


昼の2時半頃にようやく出かける気がおきたので、とりあえずフランクフルト中央駅に出かけてみて、
格安旅行で行きたいあれこれをその場で考える、の巻。


・シュバルツバルトのホーエンツォレルン城とかマウルブロン修道院(⬅︎思ったより時間がかかるので却下。)

・ライプツィヒとかドレスデンでバッハゆかりの地を巡る。(⬅︎以下同文。)

・ベルリン(⬅︎以下同文。)

・ノイシュバンシュタインとかミュンヘンとかのバイエルン地方。(⬅︎以下同文。)


・ブレーメンとかハーメルンとかメルヘンなとこ。(⬅︎以下…しつこい!)




ってなわけで、
今から3年以上前に、札幌からフラッと函館にでも行ってみよー!!
みたいなノリで決行したら、
6時間以上かかって、


なにこれ!!!話が違うよ!!!
北海道ってこんなに広かったの( ;´Д`)



と、同じパターンやっちまいました。



ド  イ  ツ は  思  っ  た  以  上  に  広  か  っ  た ・  ・  ・  !  !  !  !





ってなわけで、
妥協も妥協の
別にぜーんぜん興味沸かないけど
一応日本人としてそのうちいつかは抑えておかないとなー
と、2年前から漠然と思っていた
デュッセルドルフに行き先を定めたという、
全然ときめかないイースター旅行になってしまいました。。。



まぁどーせ行くなら行き方が2パターンあるんですけど。

去年両親が遊びに来た際、
ケルンへ行くときに通った、
ライン川で古城やぶどう畑、ローレライを見ながら遠回りをする、
というパターンで旅行を少し盛り上げようとしました。
(これにはうちの親も大喜びでしたからね!!)


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このように中世の古城を車窓から見渡しながらライン川を下っていくわけです。

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そして毎回いまいちそれがどこなのかよく分からないローレライは今回グーグルマップで検索。

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これ、便利やなぁー。
初めてここを通ったの、そういえば
私の15歳の時の夏でした。


実はデュッセルドルフはそのときに既に滞在しており、
日本人の駐在員の家に五日間ほど泊まらせてもらったあとに、このライン川を見ながらハイデルベルクへ向かったのです。


そこの旦那さんに、
途中でローレライあるよ!と地図を見ながら説明されたのですが、
サッパリ分からず終わったのよね。。。


でもひたすらこの景色に感動して、
ローレライを口ずさんでいた当時の思い出。(そしてその当時、その夫妻に将来なにがしたいかわからないけど外国にとにかく住みたい!!とか宣言していた。。。)






でも今回はGoogle先生のおかげで☆

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ローレライですーー!!
(女性の妖精に例えられたこの岩。)

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ここは川幅がライン川の中で一番狭く、
水流が早くなるので事故が多発していた。
これはこの岩の妖精の誘惑だという言い伝えがあり、
ハイネがその詩を書いたのですね。

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ザンクト・ゴアールという可愛らしい街にこのローレライはあります。


(このすぐそばに可愛がっている後輩ちゃんが現在も住んでいて、フランクフルトまで通っていた!!こんなところから来ていたのか。。。!!)

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そしてこのザンクト・ゴアール。
姉妹都市がなんと。。。。愛知県犬山市。



えー。びっくり。
お互いにさりげない街すぎる。



そして犬山に住む知人にその場で慌てて連絡してみると、
ローレライという店が犬山にはあるし、
犬山ライン川下りというレジャーがあるんですって。
驚き!!!!




…そんな平和で詩的な情緒あふれるラインの流れを楽しんだ後は





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目の前に原発が現れ、


そうかと思うと

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なんだか全然ときめかない工場地帯の光景〜。
うげー。つまんなーい。


ここがうわさのルール工業地帯です。
社会の授業で習いましたわね。
工業発展地域のルール。

でも私の求めるドイツの風景はこれじゃないー。




そうこうするうちにケルンを通り過ぎ、
(いや大聖堂でも良かったんですけど)
目的地、デュッセルドルフへ。




デュッセルドルフはリトル・トーキョーと言われるいわゆる日本人街があり、
日系企業の巣窟でございます。

日本人駐在員も大多数いて、
ドイツ語喋れなくても日本語で生きていけるぐらいだとか。


私も15歳のときに来ましたけど、
別にそこまで日本を感じませんでしたけど
(滞在先は日本人駐在員の豪邸でしたけど、敢えてそういうところに連れていかないでくれたんでしょうね。)


みんながみんなこぞってそう言うから
どれだけ日本なのか感じてみた!!

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うん、確かに日本食材はフツーのスーパーに売ってる!!
フランクフルト以上に手に入りやすい!!
(フランクフルトもだいぶ充実してる方だと思いますけどこんなに種類はないし、身近にあるわけではないので。)



なにより、

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このナス!
なんだか嬉し懐かしい。
この大きさといい色といい。
というかナスってこんなにムラサキ色でしたっけ!?

ドイツのナスはこの2倍の太さ大きさで黒々としている。

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日本の整体とか

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日本のクリーニングとか

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日本の不動産屋さんとか

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日本の本屋さんとか


これらは羨ましいーーーー!!
全然ドイツを感じないけどこれだけ揃いも揃ったら日本で暮らしてるのと変わらないですよねー。

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日本食にももちろん困らず


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こんなカフェ、ドイツには絶対ないのです。
小倉トーストとか日本のカツカレーとか明太子パスタとか抹茶ラテとか。
これは日本の発明品ですよ!!
(ドイツでカレーを食べようと思うとインド人のやってるインドカレーですもの。)

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綺麗な文字の看板が!!
日本の売りをわかってらっしゃるメニューたち!!!



続く!