グラスハープってご存知ですか??
1700年代にヨーロッパで大流行し、
モーツァルトに愛され、ゲーテやパガニーニ、トーマスジェファーソンにも『天使の声』と大絶賛された、天上の音。
ベンジャミンフランクリンも毎夜その音に酔いしれ、朝起きた時に死んで天国に行ったのかと勘違いしてしまったというエピソードがあるほど。
このグラスハープは、ワイングラスにも水を入れ、
グラスの縁を指でなぞったりこすったりするだけ。
このグラスハープをテュービンゲンの教会の中で聴いたとき、
この世のものとは思えぬ響きに驚きました。
脳幹がすーっとラクになって
その直前にあったイライラとかいやーな感情が自然と
浄化されて、不思議な感じ!!
音に携わってきた人生だったけど、
こんな宇宙みたいな音が身近なところにあったんですね。
調べてみたら、
人間の通常には聴こえない周波数がたくさん含まれているそうだ。
絃楽器以上にね。
また、グラスの中の水の音の波形が、人間の細胞に反応するらしい。(細胞も水があるから、振動するのよね)
人間が決めた、この世の中の8音階では表現しきれない音の世界がまだまだこの世の中にはたくさんあるんだと知った一夜でした。
アカペラの歌と共にお聞きください、グラスハープ。
ちゃんと聴こえるかな!?
歌ってないときにかすかに響いている音が、グラスハープの音色です。
(それ以外は無伴奏なのです。)