街を歩く 心軽く〜シャンゼリゼ〜 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

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そんなわけで凱旋門を遠くに見ながら、
シャンゼリゼ通りに突入。



鼻歌にはもちろん、
お約束のこちら。


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街を 歩く 心軽く 
誰かに会える この道で素敵な あなたに 声を かけて こんにちは僕と行きましょう
オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
いつも 何か 素敵な ことが あなたをまつよ シャンゼリゼ

あなたを 連れて 遊びに 行こう みんな集まるあのクラブ
ギターを 弾いて 朝まで 歌う 楽しく騒いで恋をする
オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
いつも 何か 素敵な ことが あなたをまつよ シャンゼリゼ

きのう までは 知らない どうし 今日から二人恋人さ
道を 行けば 世界は ゆれて 愛するあなたと私のため
オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
いつも 何か 素敵な ことが あなたをまつよ シャンゼリゼ

オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
いつも 何か 素敵な ことが あなたをまつよ シャンゼリゼ
オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
いつも 何か 素敵な ことが あなたをまつよ シャンゼリゼ





【フランス語歌詞原文の日本語訳】

ぼくはシャンゼリゼをぶらついていた、知らない人に心を開いて
誰にでも「ボンジュール」と言いたかった
その誰にでも、というのが君だった、君にどんなことでも言った
君と親しくなるには君に話しかけるだけで充分だった

※シャンゼリゼには、シャンゼリゼには
お天気でも、雨でも、真昼でも、真夜中でも
欲しいものは全部あるよ、
シャンゼリゼには

君は言った「地階でおかしな人たちと会う約束があるの
一晩中朝までギターを手に暮らしているおかしな人たちと」
それで僕は君に付いて行った、僕らは歌った、僕らは踊った
だからキスしようと考えもしなかった


ゆうべの二人は知らないどうし、そして今朝はシャンゼリゼで
二人は長い夜を過ごしてぼうっとなった恋人どうし
エトワール広場からコンコルド広場まで、千の弦楽器編成のオーケストラで
夜明けの鳥たちの全てが恋を歌う


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シャンゼリゼは完全に商業的な大通り。
日本で言うなら表参道みたいな感じです。
だからランチを食べるならこんなに商業的で高そうなシャンゼリゼよりも、さっきの小洒落たモンマルトルにすればよかったーーー!
しまったーーーーーーー!!
と思いながらも、お腹がすきすぎて力尽きそうだったので、この世界で一番有名な通り、シャンゼリゼでランチをすることに。


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レストランの窓からみたシャンゼリゼ。

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昼間からフランスワイン!!!
ムール貝の白ワイン蒸し!!!


これがまためちゃくちゃ美味しーい!!!

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あまりの美味しさにびっくりしました。
さすがフランス。
大好きなムール貝がもう絶品。
欲少なげにクロワッサンだけ食べに来たつもりが
思わぬ食い道楽に。

ちなみにポテトもドイツでは考えられないぐらい美味しくてびっくり。
なんでポテト!?と思いましたが、

そうかぁ。。。
フレンチフライっていうもんね、
という話に落ち着いて納得。


いや、ポテトの美味しさにも驚き。
ついでにセットについてきたバゲットも美味しかった。

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もう食事がどれもこれも美味しすぎて、
それだけでパリ大好きになっちゃいましたよ。

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デザートにはフランスといえばこれ!
アメリもほじくるのが大好きなクレームブリュレ。


美味しかった!!!!
でも探せばもっと美味しい究極のクレームブリュレに出会えそう。

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それから、これだけでデザートになるの!?というぐらいシンプルなクリームチーズ。

その名もフロマージュ。
ジャムをつけて食べます。


これも本当にクリーミーで、新鮮なヨーグルトかと思うぐらい!!
美味しかったぁぁぁぁぁ!!!!



12年前にひとりでパリに来たとき、
色々と嫌な思いをして1日でパリを脱出しました。

(宿が空いてるのにアジア人というだけで泊めさせてもらえないとか、マクドナルドに入ったらフランス語できない私にドリンクメニューが全て出てきて高額請求されて、ひとりでドリンクを何種類も飲み干すしかなかったとか、宿がなくて半日宿探しに追われてヤミ市をやってる汚いスラム街で泊まることになったりとか、おばけみたいな怖いおばちゃんに追いかけられたりとか、ルーブル美術館美術館の前でスペイン人のおじさんにナンパされていつまでも付いてこようとしたりとか、ひとりでいると常に誰かが話しかけてきたりとか、おまけに日曜日でお店ほとんどやってなかったりとか。)

それ以来パリは嫌いだ!!!
私はドイツ派だ!!!と豪語してましたが、
今回で前言撤回させていただきます。
パリ、最高でございます。




おまけに12年前、
私は未成年のバックパッカーでしたので
このシャンゼリゼ通りをジャージにスーツで1人で通り過ぎたわけです。

何も飲まず食わず、時間との闘いでした。


たまにルイヴィトンやシャネルの前に群がる日本人のオシャレな卒業旅行生の団体を見かけて、ケッ。これだから日本人はスリにあうんだ、なんて随分ナナメで見つめていたものです。


それが今ではどうでしょう。
このシャンゼリゼ通りを余裕シャクシャクで歩いてワインを飲み、ムール貝に貪りつくオトナになっている。


こんな未来が待っているとは
その当時の私は想像できたでしょうか!?



ムフフフ。
オトナになるって大変なこともあるけれど、
やっぱりいいものです。( ̄▽ ̄)
ヨーロッパに来てから特にそう思うようになりました~。




シャンゼリゼ通りの映画館

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『Hokusai』という日本の映画!?
ここでも日本ブーム見つけた!!!!


日本人として、とても嬉しいです。

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じゃじゃじゃーーーん。
凱旋門到着!!!!!


だからといって特にものすごい感動があるわけでもありませんが。。。
(昔もここに来たし。)

でも昔の写真より生き生きしている自分がいる。(笑)

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凱旋門を真下から見上げてみる。
上にはのぼりませんでした。
凱旋門を中心に円形に放射するパリの町並みを上から見下ろしたかったけれど、
今度の機会にとっておきます。




その後はメトロでシテ島へ。

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革命でマリーアントワネットなどもかけられた最高裁判所。


随分迷って人生2回目のコンシェルジュリーへ。
ここはマリーアントワネットやロベスピエールなども幽閉されていた牢獄です。
ここに幽閉されたひとは生きて戻った者はいない、と言われる場所で、2600人以上がここからギロチン行きへとなったのでした。
ロベスピエールたちが処刑前夜に宴会をした場所や、マリーアントワネットの冷たくて暗い独房も再現されています。


あまりにも非情で惨い歴史を、ここにくると肌で感じます。



12年前に来たときにはあまりの建物内外のおぞましさに息ができなくなり、
気分が悪くなり、ずっと憂鬱が続くという状態になりましたが(何かに取り憑かれたのでしょう。。。)
今回はそこまででもなく。。。
ただ一緒に行ったひとが入った瞬間から頭痛と首と肩の痛み、関節痛を訴え、
外に出たら平気になったと言いつつ、しばらく別人みたいな目つきをしていましたが。

それをみて私は笑っていましたが、
大変だったのはドイツに帰ってから。

同じように頭痛(頭痛持ちじゃないのに)、首と肩の痛み、関節痛に苛まれ、
原因不明の高熱がでてきて1週間寝込むという自体。
本当に大変でした。

風邪の症状はまったくないんだもの。

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そんなわけで恐ろしすぎるので、
コンシェルジュリーの写真はなしです。
(写真大好きな私がここだけはまったく撮る気にならなかったし。)
お土産コーナーのこの本の写真だけ載せておきます。


パリの楽しい部分だけじゃなく、
歴史の闇の部分も知るべき!!!
もっと革命について考えるべき!!という思いと、半分肝試しのような気持ちでコンシェルジュリーを再び訪れましたが、
あまりにもヘビーです、この建物。


生半可な気持ちで行ったらダメですね、ここは。
パリはただただ華やかでオシャレな場所ではないんです。

そんな現実を教えてくれる場所です。



続く。