クロワッサンを求めて三千里〜パリ紀行プロローグ〜 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

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ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

9月1日!!

21時30分までバイトして、
そのまま店長におにぎりこしらえてもらって
(ドイツで手作りおにぎりを不意打ちで貰えると、嬉しすぎて涙出そうになる(T_T))
22時15分のフランクフルト発のバスに乗って‥




9月2日。朝6時すぎ。
(我が父よ お誕生日おめでとう。)


パリにとうちゃーく!!!



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日本でも頻繁な夜行バスユーザーだったのですが、(多いときは毎週のように往復してたので。)ヨーロッパでもその感覚は健在です。

夜行バスで行ってその日の夜にまたバスで帰ってくるという強行手段で、
片道30ユーロ前後!!!
安い!!!

東京⬅︎➡︎大阪と変わらないじゃないかーーーー!!!


なんて素敵なのーーーー♪♪♪♪♪(≧∇≦)

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そんなわけで、
やたら早く着いてしまったため朝8時のモンマルトルの丘•
サクレクール寺院。

まだパリの朝は始まっておらず。
人も全然いません。

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ここからパリ市内を一望。
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映画『アメリ』でもアメリが街を見下ろしながら物思いに耽るシーンで出てくる場所です。


騒々しい雑踏を高みの境地から眺める。
ここはとにかく静か。
下はゴチャゴチャしてる雰囲気が伝わってくるのに。

神様が混沌とした世界を天から面白おかしく見下ろしてるような気分?で、





パリ紀行は幕開けました。

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見事にひとがいなーい。
サクレクールを独り占め★

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今回のパリ日帰り旅行(車中泊アリ)の目的はズバリ


美味しいクロワッサンとカフェオレを探しに行くこと!!



ある日、
朝ごはんにクロワッサンを食べていて、
そういえば昔、1日だけパリに行ったときにマクドナルドと日本から持ってきたレトルトの赤飯だけで終わってしまい、

その数日後にドイツで出会った女性に
パリのクロワッサンは本当に美味しいよーーー!!

と言われて、非常に悔しい思いをしたのを思い出したのです。

それで、パリにクロワッサンリベンジに行きたい!!!という話から始まって、
まもなく音楽院も夏休みが終わるから、
その前のバイトの休みを利用して行こうと決めて、

その数日後、



決行。



旅の始まりはいつも思いつきです。


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それにしても、
見知らぬ街だと色々大変です。

まず電車に乗るにも一苦労(; ̄ェ ̄)
路線図とにらめっこして、
ネットで切符の買い方を調べて。。。


これだけでかなり時間のロス(; ̄ェ ̄)


思ったように切符も買えなかったりして。。。
四苦八苦しながらも
なんとかメトロに乗りました。



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ポルト•マイヨ駅から北駅へ。

地下鉄はロンドンの地下鉄みたいに
まるーいチューブ型。
ドイツは四角い空間なので、
これだけでまるで異国に来た感じです。



地下鉄の中も人が乗っているのにすごーく静か。
誰も喋りません。
ドイツとは明らかに違う、
鼻がたかーくて、目がギョロッと青い人たちがいっぱい。
移民系の方もものすごーく多いです。



フランクフルトも色んな民族がいて
慣れていたつもりなんですが。。。
聞きなれないフランス語の響きや文字の並びと共に、
この人々の様子に、妙に緩ませてもらえない緊張感が走ります。

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そして着きました北駅。

フランクフルトも移民だらけの街だと思っていましたが、
フランスはまたまた全く様子が違います。
なんというか、駅中がアフリカ系移民だらけ。
半数はそんな感じでした。


フランクフルトには比較的少ないアフリカ系。
トルコ系は多いんですけどねぇー。
アフリカが近いんだなと思いました。


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『アメリ』にも登場きた北駅前にてバスの54番に乗り込み
モンマルトルの丘を目指します。


これだけで2時間近くかかってしまったし(; ̄ェ ̄)



うーん!!
時間のロス!!!!


でも見知らぬ街だとどうしてもそうなっちゃいますよね。
(基本的に行き当たりバッタリなので‥。)

これも旅の醍醐味だ!!!



モンマルトルの坂道はまだどのお店も開店しておらず、
目覚める前の街という感じ。

アトリエのようなお店から顔を出していい音で口笛を吹くおじいちゃん。

私のスニーカーの色を褒めてくれました。
通りかかる人々にフランス語で
ボンジュール!とご挨拶をしていて、
私にも話しかけてくれた。


まるで映画の中に入り込んだかのような光景でした。



続く!