18日(金)のソワレだけを観るつもりが、急なキャスト変更があって、元新国立劇場バレエ団ダンサーで今やバーミンガムのファーストソリストの厚地康雄くんと奥様の佐久間奈緒さんが主役を踊られるというので、19(土)マチネも行きました。
何故に最初からこの二人を、東京で主役としてキャスティングしなかったのかと思います。初めからだったら、もっとチケット売れただろうに。
バーミンガムの眠りは、金と黒を基調にしたセットがとてもゴージャス!なんですが、渋みを加えて、品があります。さすが、王国のバレエ団!!
衣装もそれぞれがとても可愛いし、品があります。衣装にもふんだんに金を使っているのですが、それぞれの色を引き立てる使い方で、ものすごく上品です。素敵でした~。ぴりりと利かせた黒もセンスのよさを光らせます。特に3幕のパ・ド・カトルの黒の使い方が、絶品でした。
男性は見えるところに黒を使い、女性は見えるところに黒は無いのですが、男性にリフトされると中のチュチュが黒という、お洒落さ!
黒の分量も絶品でした。
煌びやかなパリオペやボリショイもいいですが、この気品漂うおとぎの王国ティストはバーミンガムが一番だと思います。
青い鳥の衣装も一番好き!
18日はゲスト主役の日。
オーロラ姫・アリーナ・コジョカル&フロリムント王子・マチアス・ディングマン
コジョカル姫はハンブルクの来日公演の時はまだぽっちゃりとしてましたが、今回はすっかり妖精に戻っていました。
相変わらずの愛らしさと軽やかなダンスは、会場を魅了しました。
王子のディングマンさんは、ちょい私の好みではないのですよ。すらりとした体形ではなく、ちょっと四角い感じ・・・。すごく真面目な雰囲気なんで、きっちりと踊ってくるし、確かなテクニックなのですが・・・・。
カラボスが、佐久間奈緒さんでした。
迫力満点!彼女のカラボスには哀愁と言うか、寂しさを感じました。
自分のせいなのかもしれないけども、忘れられてしまったことにとても腹を立てていたし、それ以上に悲しかったのではないかと、ちらりと見える表情に思いました。こんな風にカラボスの中に悲しみを見たのは、新鮮でした。
ダンスも素晴らしかったです。
19日は佐久間奈緒&厚地康雄ペアです。
奈緒姫はこの城のアイドルで、私たちの自慢の姫なんですよ~!な、周りとの一体感が、とても感じられました。
ゲストとは作れない絆というか、アットホームさが自然と舞台の上に出た気がします。
キラキラと輝く奈緒姫は、なんて幸せそうで、なんて美しいのでしょうか。引退なんて、うそでしょ?と思いました。
厚地王子のキラキラぶりも健在で、よりダイナミックに、より魅力的になっていました。
奈緒さんとの息もピッタリ(当然ですが)で、信頼しきった二人のダンスにはため息が出ました。
この二人をここ東京で観れるとは!怪我をされたダンサーさんには申し訳ないですが、本当に嬉しかったです。
そうそう演技はな厚地くんは、前日は4人の王子の一人だったのですが、まあ面白い!王子同士のけん制に笑ってしまいました。
次の日の4人王子がちょっと物足りなかったです。誰か一人が、王様の地位につけるかもなんだからね(笑)
とにかく楽しい2日間でした。
次回来日公演のときは、最初から厚地くんを主役キャストにしてくださいね!
ありがとうございました。
