。 自分も今回からはサウンドチームとして参加しているので,ゲーム中のシステムサウンド面でも色々と手を加えているんですよ。分かりやすいところでいえば,例えばゲームのカード認証から選曲画面までのBGMなどは,自分が担当しています。せっかくコインを入れて遊んでもらうのだから,ムートンブーツugg,その瞬間からゲームを終えるところまで,トータルで楽しめるような演出を心がけました。 仮想都市をモチーフにしたという,サイバー感あふれる本作のインタフェース : 筐体を含めた,トータルデザインということですね。 猫叉氏: ええ。サウンドコンセプトという意味では,サイバーなイメージというよりも,2つめに挙げた,新たに加わったコンポーザー陣の参加が大きいと思います。彼らは楽曲制作はもちろん,本作の遊びの部分にも詳しいですから,彼らの意見や提案を聞くことで,コアなプレイヤー達に沿った視点が持てたのではないかと思います。これは前作にはなかったコンセプトです。 : 今までにも楽曲公募の企画などはありましたが,プレイヤー出身のコンポーザーをメインに据えたというのは,革新的な試みですね。 L.E.D.氏: 猫叉さんには,今回はとくに演出面をお手伝いいただいたんですが,新しい視点で色々と手を加えていただき,結果的に新たなIIDX像を構築するのに一役買ってくれています。今回から画面がHD解像度に対応したこともあって,ビジュアル面が目に見えて変わっているので。それに負けないよう,音楽の面でもさまざまな改良を加えているんですよ,ugg。 : そういえば,今作のチュートリアルで流れる曲は,猫叉さんが書き下ろしたものだと聞きました。 猫叉Master氏 猫叉氏: ああ,そうですね。HI-SPEED設定のチュートリアルで流れる曲は,僕が新たに制作したものです。 : 実は先ほど試遊させていただいたときに,「これが遊べないのはもったいないね」って話していたんですよ。機会があれば,ぜひプレイできるようにしてほしいです。 猫叉氏: 本当ですか? じゃあさっそく,検討してみます(笑)。 : ぜひよろしくお願いします(笑)。では3つめについてですが,これはイベント配信についてですね。こちらは試遊でも試す事ができない部分なので,内容が気になります。 L.E.D.氏: 今作から配信によってコンテンツや楽曲を追加できるシステムが導入されたので,それを使ってイベントを配信していこうという試みなんですよ
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