💡 ご来所ありがとうございます
伊勢市心理カウンセリングセンター
代表の山田靜弥@左片麻痺です。
▼前回の記事はこちら
「まだ、たくさん話したいことがある」
そう呟いてお帰りになったI様。
その後のカウンセリングでは、まるで止まっていた時間が動き出すかのように、一歩ずつ、着実な変化が見えてきました。
3.言語化することで見えてきた「本当の自分」
4回目、5回目と回を重ねるごとに、I様はご自身の状況を詳しくお話ししてくださるようになりました。
かつては「無言」だった60分間が、今では「自分の心と向き合う貴重な時間」へと変わっていきました。
真面目で責任感が強いからこそ、誰にも言えずに一人で抱え込んできた苦しみ。
それを一つずつ言葉として外に出す(言語化する)ことで、I様の表情には少しずつ柔らかさが戻ってきたのです。
4.「話してもいいんだ」という確信
ある日のカウンセリングで、I様はふとこうおっしゃいました。
「ここで話すことで、自分の考えが整理されていくのがわかります。以前は、何を言っても否定されるんじゃないか、急かされるんじゃないかと思って怖かったけれど、今は『話してもいいんだ』と思えるようになりました」
「話す」ことは、心に溜まったものを「放す」ことでもあると言われます。
握りしめていた不安や緊張を、安心できる場所で手放していく。そのプロセスを経て、I様は少しずつ、ご自身の力で前を向こうとされていました。
5.新たなステップへ···思考の「癖」と向き合う
お話を深く伺っていく中で、私はI様の「物事の見方や考え方、受け取り方の癖」に気づきました。
誰しもが無意識に持っているものですが、どうやらその癖が、知らず知らずのうちにI様ご自身を苦しめているように感じられたのです。
そこで、私はあるご提案をしました。
「もしよろしければ、物事の見方や受け取り方の『幅』を広げる取り組みを、一緒にしてみませんか?」
I様は少し考えられた後、力強くお返事くださいました。
「その取り組みをすることで変われるなら、ぜひやってみたいです」
それは、I様が「過去の自分」から、新しい自分へと一歩踏み出された瞬間でした。
(つづく)
最後に
I様がそうであったように、心が開くまでの時間は人それぞれです。
1回目で話し始める方もいれば、時間をかけて「安心」を確かめながら進む方もいらっしゃいます。
もしあなたが今、「誰かに何かを伝えたいけれど、言葉にならない」と感じているなら、そのままの状態でいらしてください。
私たちは、あなたがご自身の言葉を見つけ、そして新しい自分への一歩を踏み出すその日まで、何度でも、いつまでも寄り添い続けます。
💡カウンセリングのご案内🌈
「うまく話せる自信がない」「自分の考え方の癖を変えたい」
そんなお悩みをお持ちの方も、安心してお越しください。
当センターでは、お一人おひとりのペースに合わせたサポートを大切にしています。
[▶︎ お申し込み・お問い合わせはこちら]
・伊勢市心理カウンセリングセンター