💡 ご来所ありがとうございます
伊勢市心理カウンセリングセンター
代表の山田靜弥@左片麻痺です。
営業を再開して、早いもので間もなく2ヶ月が経とうとしています。
休止期間があったにもかかわらず、変わらず足を運んでくださるご相談者様には、心からの感謝と「大変お待たせいたしました」という申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今日は、そんな大切なお一人であるI様とのエピソードを、数回にわけてご紹介したいと思います。
(※I様、ブログへの掲載を快く許可してくださり、本当にありがとうございます)
1.「話したい」けれど「話せない」葛藤
I様が初めて当センターにお越しいただいたのは、2024年の秋頃でした。
通い始めた当初、I様はカウンセリング中、何もお話しされませんでした。
しかし、その表情からは
「本当は話をしたい」
「話して少しでも楽になりたい」
という切実な思いと同時に、
「でも、本当にここで話して大丈夫だろうか」
という迷いも強く感じられました。
私はI様の心が準備を整え、ご自身のタイミングで言葉が溢れ出すのをじっと待つことにしました。
1回目(60分): ほぼ無言
2回目(60分): 無言
そして迎えた3回目のカウンセリング。
I様がゆっくりと口を開かれました。
2.「急かされない」という安心感
I様は、静かにこうおっしゃいました。
『なぜ、今まで何も言わなかったんですか? 他のところでは「何があった?」「どうした?」と矢継ぎ早に聞かれ、急かされているように感じていました……』
それから、I様は心の内をぽつりぽつりと話し始められました。
お話を伺う中で伝わってきたのは、I様のとても真面目で、強い責任感をお持ちのお人柄です。
ひとしきり話し終えると、ご自身の想いを「吐き出した」ことで安堵されたのか、大きく息を吐き、こう呟かれました。
『やっと話せた……。急かされる感じがなかったから、話すことができたのだと思います。本当はまだたくさん話したいことがあるんです。でも、時間が……』
私は、『焦らなくて大丈夫ですよ。Iさんの話したいペースで、お話しくださいね」とお伝えしました』
次回の予約を済ませ、少し軽やかになられた様子でお帰りになったI様。
カウンセリングにおいて、この「話さない時間」もまた、回復への大切なプロセスの一つです。
無理に言葉にしなくても、あなたのペースでそこに居てくださるだけでいい。
これからも、そんな「安心できる場所」であり続けたいと、I様との対話を通じて改めて感じています。
(つづく)
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「うまく話せる自信がない」「まとまっていないけれど、誰かに聞いてほしい」
そんなお気持ちのまま、安心してお越しください。
当センターでは、あなたのペースを一番大切にしています。