東亜大学大学院 1年次 第2回(11月)スクーリング | 50歳を過ぎて税理士試験再挑戦!

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50歳を過ぎて税理士試験に再挑戦してます。資格を取るまでの道のりを日記感覚で記して行きたいと思います。同じ境遇の方がおられたら励まし合いながら頑張りたいと思います。

 東亜大学大学院は年に2回のスクーリングが実施されます。全国から学生が集まることと、大学院(法学専攻)の先生方の多くが東京又はその近郊にお住まいがある関係上、スクーリング会場は東京となります。会場は代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターになることが多いようです。

 1年次のスクーリングは、ビデオオンデマンド(VOD)による授業の補講的な内容が半分、修士論文に向けての租税法の講義が半分くらいの内容になります。6月にもスクーリングがあったので、2回目のスクーリングはどこか余裕を持って臨むことができました。また、2年次の専攻ゼミも決定しており、2日目の最後に2年生の論文指導の見学をする時間と全体の懇親会が設けられていました。11月スクーリングの大きな関心事は修士論文についてです。修士論文の事についても、講義の中でいくつか言われることもありましたが、実際のゼミ見学と懇親会が、11月スクーリングの大きな成果となりました。

 

 

1.ゼミ見学

 1年次の11月スクーリングでは、決定した専攻ゼミの論文指導を見学することになります。1年後の自分をイメージするには良い機会かなと思い少しワクワクしながらゼミ見学に入りました。しかし見学に入って僅かの時間でそのワクワクした気持ちが一瞬で緊張に変わりました。発表されていた先輩の表情がとても厳しく、指導される先生の発言は優しい言い方でしたが、論文内容に厳しい指摘をされていることがすぐにわかりました。論文の根幹に関わる様な内容の指摘だったので、11月のこの段階でかなり厳しいのではないだろうかと1年生の中で話したものです。次の発表者も同様、指摘事項が厳しい内容でやはり、修士論文は簡単にいかないものだろうと想像した次第です。

 見学が終わったあと、教授の計らいで1年生が2年生に質問ができる時間を設けて頂きました。私は、積極的に先輩を捕まえて、①テーマ選定をどの様にするか、②参考文献はどの様に集めるか、③修士論文の進め方、④教授との接し方、などについてお聞きしました。たまたま、捕まえた先輩が親切な方だったので、詳しく教えて頂くことができ、修士論文を進めるペースがうっすらとイメージする事ができました。また、LINE交換もさせて頂き、たまにどうしたらよいか教えて頂きました。先輩のお話しをお聞きすることはすごく参考になります。

 

2.懇親会での出来事

 ゼミ見学で先輩方のお話が聞けたので、懇親会ではゼミの担当教授とお話しをしようと臨みました。私の懇親会での目的は「論文のテーマ」についてです。主査、補佐の各先生とのお話はそこそにして、租税法担当の副査の先生と論文テーマについてお話をしました(論文テーマについては、ブログの「修士論文のテーマ選定について」で詳しく書いております)。論文テーマについては、このスクーリング前に、いくつかテーマを考えて、箇条書きに記して準備し、意見を頂きたいと準備しておりました。自分なりには頑張って考えたものだったので、ある程度自信を持って租税法担当教授にテーマの一覧を見て頂きました。見て頂いた瞬間、開口一番「月並み過ぎて面白くないな」「かなり言い尽くされているな」と言われました。瞬殺です。「最近の論点となっている項目をよく調べ、もう一度考えてください」と言われ、論文テーマに関しては一から選び直しとなりました。

 

 11月スクーリングは、教授、同期、先輩との交流は基本的に楽しかったのですが、修士論文執筆に関しては自分の考えていた以上に大変であることを知らされました。そのおかげで、論文執筆についての様々な基準、進め方、注意点などスクーリング前より、はっきりとイメージを持てた機会となりました。

 

では、今日はこのあたりで