お酒、お好きですか?
うちはpopさんが好き、私の家系もかなりイケる口な人が多いのですが、私はそれほどでもありません。加えて、パニックを発症してからは2年近い服薬治療だった為、アルコールは厳禁、全くお酒を口にしていませんでした。更に、パニック持ちの人がアルコールを摂ると鬱になりやすいと言われたせいで余計に飲む気にもならず。
無ければ無いで全く苦も無く過ごせます。

口当たりの良いお酒の味は楽しめますが、ウイスキーや焼酎と言った強いお酒をあおる事は一生涯ないでしょう。

今までの人生で一番お酒を飲んだのはパリ時代。やはりワインやシャンパーニュの本場で安くて美味しい事が大きいでしょう。りんごの産地ノルマンディーのシードルやカルヴァドス、ポルトガルのポルト酒やヨーロッパ各地のビール(ベルギー産フランボワーズビール「ベカス」と、フランス産テキーラ入りビール「デスペラドス」がお気に入り)も気軽にスーパーで買える辺りもフランスならではです。
そんなパリ時代に覚えた味が、キールとキールロワイヤル。キールは写真左のクレーム ドゥ カシスを白ワインで割ったもの、キールロワイヤルはクレーム ドゥ カシスをシャンパーニュで割ったもの。
共にアペルティフのド定番です。
どちらもカシスのフルーティーな甘さが美味しい♪
クレーム ドゥ カシスはコクもあるので、バニラアイス等に掛けても合います。
写真右はクレーム ドゥ ペッシュ=桃のリキュールです。これは桃の香りが香しく爽やかで、これまたバニラアイスにも良し、ミルクやソーダ割りにしても。
アルコールと言うよりは、ほんの風味として楽しんでいます。


またまた遅くなりましたが、ランドセルの思い出の記事へ頂いたコメントのお返事を書いたので覗いてみて下さい。















前回の猫グッズの記事でも触れましたが、お友達のlalaさん からたくさんプレゼントを頂きました。
今回、箱を開けてビックリ!
この猫の絵皿、ネットで見付けて一目惚れし、お気に入りに入れて買おうかどうしようかと考えていたところだったのです!

デザインはご存じリサ・ラーソン、益子焼の飾り皿です。
もうこの猫~~、表情からポーズから大好きです!
レッスン室に飾って見せびらかしています(笑)
















展覧会開催中のルネ・マグリットのポストカードも。
下から時計回りに、光の帝国、文字とイメージ、オルメイヤーの阿房宮。

私のマグリット作品との出合いは中学生の時。美術オタクだった私は、当時、隔週で創刊されていた「La muse」と言う世界の美術館とその所蔵作品を紹介する雑誌を、毎号かかす事なく読み漁っていました。その中でマグリットの代表作ゴルコンダや大家族を目にし、強いインパクトを受けました。マグリットの代名詞でもある非現実的なほど綺麗な青空と整った白い雲、没個性な山高帽の男たち、中学生の私の目に焼き付きました。意表をつく題名も、言葉のイメージに拘ったマグリットならでは。
同じシュールレアリズムのダリよりも、静かで多角的なシュールです。
美しさの中に血の匂いを感じるモーツァルトの音楽とリンクさせるのは私だけでしょうか?
















それから、あけぼののおかき。
二十四節花がそれぞれのパッケージに描かれていて綺麗☆
いろんな味が入っていて、バリバリ食べてしまいました。

lalaさん、いつも素敵なプレゼントをありがとうございます!

















さて、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。
今月は、2013年5月22日に97歳で亡くなったデュティユーの命日に因み、デュティユーへのオマージュを。
フランスを代表する作曲家デュティユーが亡くなってちょうど2年ながら、97歳と言う大往生でしたから、来年1月で生誕100年になるワケです(笑)
デュティユーの妻でピアニストのジュヌヴィエーヴ・ジョワも90代で亡くなっていますから、デュティユーの音楽に触れていると元気に90代まで長生き出来るのかも!?
現代音楽の作曲家と言うことで一般的には馴染みがないかと思いますが、こう言う蒸し暑い季節、サラリとした現代音楽って心地好いと感じるのは私だけでしょうか?
 
90代まで長生きする為にもですが(笑)、小難しい現代音楽と言う感じとは違って純粋に綺麗だったり楽しかったりするデュティユーの音楽、是非お楽しみ下さい。




◆デュティユー:4つのメロディー(バリトン:Patrick・Mason/ピアノ:Robert・Spillman)


https://www.youtube.com/watch?v=eAYjdpYVaHw




まずは親しみやすい声楽曲から。
ザ 現代音楽ってな感じになるとどうしても一般的には取っ付きにくいですが、この曲は何とも軽妙でフランス音楽ならではの楽しさも味わえます。ラヴェルやプーランクとも似ています。
第1曲「月の光の妖精」の、始まりのピアノ伴奏からして私は好きです。
演奏者については詳しく知らないのですが、多分フランス語はネイティブではなさそうではありながらも雰囲気が出ていて良い演奏だと思います。
デュティユーってこう言う感じの曲を作る人なんだぁ、と知る入門にどうぞ。










◆デュティユー:ブラックバード(P:アンヌ・ケフェレック)


https://www.youtube.com/watch?v=kxcbhWRgpW8



お次はピアノ曲。1分半ほどの小品です。
先にご紹介した声楽曲よりは現代音楽っぽいですが、それでも何処か軽やかでイキイキとしていて、短さも手伝って聴きやすいですよね。
アンヌ・ケフェレックの演奏、キリリと引き締まっていて音の立ち上がりも良いのが特徴です。テクニック的にも音楽的にも洗練されていて鮮やか。
ブラックバード、どんな鳥なのでしょうね。闇を切り裂く鳴き声、力強い羽ばたきの感じからして大きな鳥でしょうか。
デュティユーの曲は、大半が標題音楽なのも親しみやすさの一因だと思います。








◆デュティユー:波のまにまに(P:アンヌ・ケフェレック)



https://www.youtube.com/watch?v=9cL_Mj-cB9c


①前奏曲と子守唄
②クラケット(タップダンス)
③即興曲
④常動曲
⑤バッハへのオマージュ
⑥エチュード



この曲、今回の私のイチオシ!
ラジオフランスが、番組の合間の間奏曲にと作曲を依頼した作品。
番組の合間にデュティユーの音楽が流れるなんて贅沢、さすがはフランスです。
10分以上ある作品ですが、1曲1曲が短い組曲であること、それぞれの曲がモダンな雰囲気で生き生きとした個性があることで、これが現代音楽だと言う事など忘れて楽しめます。
不可思議ながら穏やかで美しいメロディの第1曲、タップダンスの名の通りに弾み踊るエンターテインメントな第2曲、作曲依頼の趣旨に相応しい箸休め的な間奏曲の第3曲、おおらかで元気な第4曲、がらりと空気が換わるバッハへのオマージュの第5曲、終曲の小気味良いエチュードは走り回った挙げ句に驚くほどサラッと終わる辺り実に洒落ています。本当に魅力的な作品です。
こちらもアンヌ・ケフェレックの優れた演奏でどうぞ。










◆デュティユーを迎えてのアンヌ・ケフェレックマスタークラス(2006年12月8日 於パリコンセルヴァトワール)

主催:CDMC(現代音楽資料センター)、パリコンセルヴァトワール、プレイエル、ルーアン大学


・3つの前奏曲より第3曲「対比の遊び」(P:フィリップ・カヴァニャ)


・響きの形(ピアノデュオ)

~この2曲はかなり現代的な作品です~



ひょんな事から発見した動画、非常に興味深く面白いのでご紹介。
なんと、91歳目前のデュティユー本人が自らの曲について語り、レッスンしています!こんな知的に語れる91歳、素晴らしい~!フランス語なので内容は難しいかと思いますが、偉大なる作曲家の在りし日の、恐らく最後のレッスン動画は一見の価値あり!特にデュティユーを勉強する人はおおいに参考になると思うので必見です。
YoutubeではなくパリコンセルヴァトワールのHP内にあるビデオなので、上手くご覧になれるか心配ですが。



しかも、生徒のフィリップ・カヴァニャはパリでクラスメイトだった子なのです!
フィリップと初めて会ったのはクールシュヴェールの夏期講習。ボルドーから出て来たばかりのフィリップはまだ17歳の少年でした。
同じ先生で歳が近かった事もあってすぐ仲良くなり、講習会中はよく行動を共にしていたのですが、1つとても印象に残っている事が。

何人かと一緒に行ったブーランジュリーで、気がおかしい店主のオヤジに私が絡まれ、「バゲットみたいな足だ」とか言いながら、いきなりお尻をバゲットで叩かれたのです。
痛くはありませんでしたが、あまりの事に私も含めみんな怒り心頭。今の私ならばもちろんタダでは済ませないのですが、渡仏してまだ1年のふらふらフランス語の私と、一緒に居た子たちもフランス人とは言え10代の子ばかり、店主は気違いとなれば怒りの言葉だけぶつけて帰るしかありませんでした。
みんながカリカリ憤慨する帰り道、隣を歩いていたフィリップは酷く青ざめ大きなため息をついていました。そして、私に向かって
「Je suis desole(ジュ スュイ デゾレ=ごめんなさい)」
と言ったのでした。フランス人は、スミマセンとか失礼とはよく言いますが、ごめんなさいと真摯な態度で謝る事がなかなかありません。フィリップが果たしてどんな意味で謝ったのかわかりませんが、後にも先にもフランス人がこのように謝るのを聞いた事がありません。なので、非常に深く印象に残っています。
少々、繊細すぎて過剰にショックを受けやすい多感なお年頃と言うのもあったのでしょうが、潔癖で純粋な17歳の清廉さに心を打たれた思いでした。










そんなフィリップとは、その後パリでもクラスメイトとなり、一緒にコンサートもしました。
その時の写真がこちら

  ↓     ↓     ↓





漫画のタンタンにも似た風貌、当時19歳。ハードな曲をよく弾ける子でしたが、このコンサートではリストのメフィストワルツで大事故を起こしてしまい、慰めるのが大変でした。
そんな見た目も中身も素直で爽やかな青年が、5年ほどで長髪に髭の大人になっていてビックリ(レッスンのビデオはこの写真の約5年後)!!
人って5年でこんなにも変わるものなのですね!
よく弾けるけれど認められずに悩んでいましたが、現代音楽に活路を見出だした音楽的成長もブラボーな選択。弟分のようだった子が、こんな立派な大人になっていて嬉しかった私。でも、中身は昔のままで、フランス人の割りには押しの強さがなく遠慮がち、デュティユーとマダム・ケフェレックが話している時にスーッと自分は後ろに下がる等、細やかな気遣いも垣間見られて可愛いです。

生徒であるフィリップへの私感が多くなってしまいましたが、彼の風貌の変化にちょこっと注目しつつ(笑)、デュティユーの生の声、デュティユー弾きとしても名高いアンヌ・ケフェレックとのダブルレッスンをご覧ください。






http://www.conservatoiredeparis.fr/nc/voir-et-entendre/videos/article/master-class-danne-queffelec-2e-partie/?tx_ttnews%5Bnpage%5D=7



ビデオは編集されて39分になっていますが、本当はもっと何人もの生徒を長時間レッスンした模様、凄い91歳ですよね!
名ピアニストを妻に持っていただけあり、演奏に対して厳しく鋭い耳を持ち、具体的なレッスンまでしているとは驚かされます!
マダム・ケフェレックは可愛い美人ですね。生粋のパリジェンヌらしい物腰と立ち居振舞い、ハキハキとしたわかりやすい話し方、そしてやっぱり凄く輪郭のハッキリしたクリアな音が気持ち良いです。













頭も耳も話し方もシッカリとした91歳のデュティユーに、ノアゴンも目を真ん丸にしてビックリ!





◆デュティユー:ピアノソナタ(ジュヌヴィエーヴ:ジョワ)



https://www.youtube.com/watch?v=zdNE685GMZc



最後に、デュティユーの代表作を。
完璧主義だったデュティユーは、このピアノソナタより前に書いた作品を廃棄し、「この曲が真の作品1」と発表しました。初演は妻のジュヌヴィエーヴ・ジョワで大好評を博し、自他共に認める代表作となりました。
ピアノの人が「デュティユーを弾く」と言ったら、十中八九このピアノソナタです。そのぐらい、デュティユーの曲の中で圧倒的に演奏される率の高い曲。
ただ、確かに内容に厚みもある名作である事に間違いはないのですが、もしかすると演奏者の方が楽しい曲かもしれません。聴き手には、先にご紹介した波のまにまにの方が楽しめると思うし、他にも素晴らしい曲があるのにこの曲ばかりと言うのは少々もったいない感じもしますが……
ともあれ、デュティユーを語る上で絶対に欠く事が出来ない作品です。

長年デュティユーに寄り添ったジョワの力強い演奏でどうぞ。



デュティユー、いかがでしたか?
現代音楽って、ロマン派の音楽が感情に訴えかける音楽なのに対し、感覚に訴えかける音楽だと思います。
現代音楽作曲家の巨匠ブーレーズも90歳にして未だ健在、こうした知的感覚の遊びは脳が活性化して本当に長生きに繋がるのかもしれません!














相変わらず布団ハウス愛用中のへんこちゃん。顔の傷は綺麗に消えました☆
涼しげな空色の瞳を閉じてスヤスヤ。
暑くなって来ても私の膝飛び乗りは欠かしません。

只今、絶賛換毛期です!







またまた猫グッズが溜まって来たのでこのシリーズを。

こちらはアメリカから一時帰国した友人が送ってくれた黒猫のガーランド。
楽譜だらけのレッスン室を楽しくしてくれています。レッスン室ならば、バージュにパンチされたりする事もありません。


しかし何故、スマホで横向きに撮る写真はサイズが小さくなるのでしょう?














こちらも同じ友人より。
こう言うクリップ、プレゼント等にちょこっと付けても可愛いですよね。
自分が文房具好きだったと言う事を思い出させられます。















黒猫のウォールステッカーは母から。
















何処に貼ろうか思案中。と言うのも、我が家はダークな茶色の壁が多く、白っぽい部分が少ないのです(汗)
結局、冷蔵庫とかに貼ってしまいそうです。













こちらはお友達のlalaさんからのプレゼント。
黒猫の鍋つかみ、その名も「鍋つかミー」!
小振りなサイズなので、ミトンみたいに仰々しくなくて可愛いです。

lalaさんからは他にもたくさん頂いたので、続きはまた次回の記事にて。


 










絵葉書集めはヤメラレない! 
右のカードは、猫好き御用達のおかべてつろうさんの「わたしの中に広がる宇宙」と言う絵。ファンタジーがあって色も綺麗☆


左のカードは、ヴァイオリンとピアノと言う違いはあれど、何だかパリ時代の私とノアゴンっぽい雰囲気に一目惚れ。私、いつもこんな服装でした。あ、今もですが。
ノアゴンは、よくこんな風に私の事を見上げる子猫でした。














裏側にもちゃんと猫♪

目指せ猫グッズ長者!




ここ10日ほどすっとこどっこい、歯茎が腫れる→お腹を壊す→膀胱炎になる→軽く扁桃腺が腫れる!
こうした小さな不具合多発で大きな病を免れているに違いない!


気圧変化や気温差の大きい季節、皆さんもご自愛ください。

前回記事へ頂いたコメントのお返事、もう少しお待ち下さい!











宮崎では珍しい麦畑。
風に吹かれ、一斉にサワサワと踊りウェーブを作る麦、ドビュッシーの音楽が聴こえて来そうな光景です。


ゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年は全国的にお天気に恵まれた様子のゴールデンウィーク。関東や北日本でも夏日となったとか。
しかし、宮崎は今一つ天候不順。お日様不在で涼しい日も多く、我が家で一番の寒がり屋のバージュは……














毛布サンドウィッチになっていました。
暑いのが苦手な私とノアゴンには信じられないですが、同じく寒がりキングのpopさんはバージュと抱き合って寝ていました(笑)














お天気もイマイチなので、家でリース作りをしました。
材料は全て、うちの庭とご近所で拾ったものです。
これはくるみとマガリちゃんのローリエがポイント。














こちらは魔除けのリース。
八角のようなスター型の実は、シキミの実です。中に艶のある丸い種が入っています。見た目も可愛い形で、香りも爽やかなのですが、かなりの毒性があります。八角と間違えて食べたら大変なことになります(八角の香りは甘みがありますが、シキミの実はありません)。誤食事故が絶えないらしいので要注意!八角との著しい違いが無く、見分けが難しいのですが、日本で見掛ける物は殆どシキミだと思った方が良いようです。
シキミは神榊と並び、お供えによく使います。それは土葬が主流だった時代、死体を掘り起こす動物を寄せ付けない為に、シキミの毒性が魔除けの役目を果たしていた習慣の名残なのだそうです(シキミには実だけでなく全草に毒性があります)。また、その強い香りを利用して、焚いて土葬の臭いを消していたとか。これはエジプトのミイラ作りにハーブを使っていたのと同じですね。
抹香臭いと言う言葉はこのシキミ焚きから来ていて、これが今もお線香と言う形で続いているようです。

魔除けのリース、何だか本当に強い魔除け効果を発揮している感じがします。

















一転して、こちらは可愛らしいリース。
ハート型の組み合わさったクローバーか花のように見えるのは、山芋の種です。形も可愛いですが、貝殻の内側みたいな光沢があるのも魅力です。
たいていの山芋の種は高い木のてっぺんに巻き付いていますが、風が吹くとくるくるカラカラと庭に落ちて着ます。
それを拾い集めて作りました。
山芋の種は風車のようによく飛ぶので、飛翔のリースと命名。















少ない晴れ間には近くの海へ。
ゴールデンウィークでも、人が居ない(笑)
人は居ないけれど、波打ち際にはヤドカリや小さな蟹が居ました。
この砂浜にはアカウミガメが産卵に来るそうですが、いつかお会いしてみたいものです。そうしたらカナヅチな私でも竜宮城に連れて行って貰えるでしょうか?
















popさんが子供の頃は、こんな石ころは無く、この何倍も広い砂浜が広がっていて、みんなで野球をしていたほどだったそうです。全国的に自然の砂浜が(人工の砂浜は除く)少なくなっていますが、これも地球温暖化現象、人間のせいですね。
















ノアゴン13歳のバースデーお祝いをありがとうございました。
我が家では唯一、誕生日がわかっている子。
ヴェルサイユ生まれのフランス人ながら、今では畳生活が板についています。



さて、毎年こどもの日にお話している子供の頃の思い出シリーズです。
・2010年のテーマ:子供の頃の遊び
・2011年のテーマ:子供の頃の習い事
・2012年のテーマ:子供の頃の給食
・2013年のテーマ:最も印象に残っている学校行事
・2014年のテーマ:子供の頃のおやつ


過去記事はリンク貼りが面倒なので(笑)、もし読まれる場合はブログテーマの「子供の日シリーズ」からお願いします。


今年のテーマはランドセル。

最近ではカラーもデザインも多様化し、海外の方が作りの頑丈さとファッション性からお土産に購入して帰ったりもするそうですね。

皆さんはどんなランドセルでしたか?
どなたに買って貰いましたか?
私立校だと学校の指定だったり、中学校もランドセルだったりもしますね。

私はパリに行くまではずっと公立校だったので、ランドセルとの付き合いは小学校6年間。
私のランドセルは、私が生まれてすぐに
「この子のランドセルは絶対に僕が買う!」
と母の弟が声高らかに宣言した為、叔父さんが買ってくれました。祖父母か両親と言うのが大多数だと思うので、叔父と言うのはちょっと珍しいかもしれません。
叔父は私が生まれた頃はまだ医学生、もちろん独身だったので、新生児と言う医学的興味と共にそれはそれは私の事を可愛がってくれました。3人兄弟の末っ子だった叔父さん、歳の離れた妹が出来たような気持ちだったのかもしれません。私の赤ちゃんの頃の写真、父よりも叔父との方が多いほどです。
その後、結婚しましたが、なかなか子供が出来なかったこともあり、事ある毎にお小遣いをくれたりお菓子を送って来てくれたり。
子供の頃、こっそりと一人でオーケストラのレコードを掛け、お菓子の缶の上に乗って指揮者のマネをしていた音楽好きな叔父ですから、私のピアノにも肩入れしていました。が、応援や賞賛よりも、良い結果が出なかった時にいろんな角度から慰めてくれた事が印象に残っています。
「chat-vertは勉強が出来るのだから、こっちの道に来たってイイんだよ」
と、精神的逃げ道を作ってくれたり。










そして満を持してのランドセル、通販などが殆ど無い時代のこと、勤務医をしていた大阪から日本橋の高島屋にわざわざ出向き、最も上等のランドセルを買ってくれました。
艶消しの落ち着いた赤のランドセルで、非常に柔らかい牛革でした。背中や肩に当たる内側部分はクリーム色で中綿がたっぷり入ってふっくらした設計で、背負い心地も考えられていました。

しかし、幼い私にはその高級感や有り難みはまだわからぬまま小学校生活がスタート。
小学生のこと、「私のランドセルは柔らかい牛革製だから丁寧に扱わなくては」な~んて考える筈もなく、時には校庭に投げたまま遊んだり、時には上に座ったり、時にはランドセルを背負ったままブロック塀に寄り掛かったり、時には友達とランドセル押しくらまんじゅうをしたり!
それでなくとも、毎日毎日、ロッカーに出し入れしたり、風雨にさらされたりを6年間もするワケですから、無数の傷が出来、革もボロボロになるのは当然のこと。革が剥がれれば色も落ちます。私のランドセルは4年生にもなる頃にはかなり薄い色になってしまいました。これがイヤでたまらず、毎日、帰りの会で先生が話している間じゅう、赤いペンで塗っていたのを鮮明に覚えています。
「みんなのランドセルはツルツルで色も真っ赤なままだし、傷も出来なくて綺麗。私のランドセルだけボロボロ剥がれて色も落ちてイヤだ!」
と、母に訴えては困らせたものです。みんなのランドセルはビニール製なので、経年変化が殆ど見受けられず、ツルツルなのは当たり前。ボロボロになって来るのも革ならではの味わいだ等と、小学生の私は知る由もありません。
母が革用のクリームやワックスを付けてくれましたが、焼け石に水でした。

でも、小学校も終わりに近付いて来ると、だんだんと自分のランドセルが特別な物なのだと気付き始め、あれほどイヤだと思っていた気持ちは消え去りました。
短絡的に赤いペンで塗った跡が逆に残念になったり。大人になってみれば、そう言う事も含めて良い思い出ですが。



popさんにもランドセルの思い出を聞いてみたところ、なんと「ランドセルの記憶が全然ない」だそうです!
ずっと、近所の造り酒屋で貰った木綿製の手提げで通っていたと言うのです。小学生なのに焼酎の名前入りの手提げって!
そう言えば、残っている写真を見ると、みんながランドセルを背負っている中、popさんだけランドセルを背負っておらず、気軽な手提げを持っています(笑)
ランドセルを買わなかった筈もなく(寧ろ人一倍、張り切るタイプのおばあちゃんが傍に居たワケですし)、恐らくpopさんのこと、川や海で流されたか、何処かで遊んでいるうちに無くしたのでしょう。
まぁ、その焼酎の名前入りの手提げが気に入っていたそうなのでイイのですが、学校の先生や友達も何も言わなかったものかと思うとほの可笑しいです。

そもそも、ランドセルっていつ頃からみんなが持つ物になったのでしょうね?
















そう言えば、私が小5で転校するまで最も仲良しだったゆかちゃんと言う動物少女が、私の家に遊びに来た時、ランドセルの中に飼い猫のチャロちゃんを入れて来たのには驚きました。「ランドセルってそんな風にも使えるのか~!」と感心した私です。思えば、ゆかちゃんのあのランドセル猫が、私の初めての猫との接触でした。小3の時かなぁ。

皆さんのランドセルの思い出もお聞き出来たら嬉しいです。


玄関口で毛繕いする寛ぎモード全開のへんこちゃん。まだ目の下に引っ掻き傷が見えるでしょう?
本人は全く気にしていませんが、美人な娘の顔に傷が残らないか気になって仕方ないこの頃です。













宮崎県で30万頭の牛や豚が殺処分された口蹄疫から今年で丸5年。畜産の町であるここはまさに爆心地でしたから、毎日毎日、防護服に身を包んだ殺処分班がマイクロバスで来ては、真っ白な石灰を撒き、処分した動物を埋める穴を重機で掘る作業がそちこちで繰り広げられました。
ゴールデンウィークの頃は、まだ風評被害を防ぐ為に報道規制がされていて、現地ではとんでもない状況になっているのにまともにニュースにもならず、息が詰まる思いでした。popさんの幼馴染みから
「うちの豚舎も出た」
と電話があったのもゴールデンウィークでした。
我が町では約半数の畜産農家が廃業、完全なる復興とは言い難いです。
30万もの命がこの土の下に眠っている事も、もはや全国的には忘れ去られ掛けています。
現在進行形の東日本大震災の被災地でさえも半ば過去の事にされているのですからね。


高知県の保健所では、もう何年間もの長い間、猫が即日殺処分されていると言うショッキングな事実を先月知りました(高知県の人口比率猫殺処分数は、10年連続で全国ワースト)。ネットのごく一部では不正疑惑や問題点が糾弾されましたが、一般的な報道は皆無だったので知らない方が殆どでしょう。

殺すのも守るのも人間。
直接、手を差し伸べるのは難しくても、目を背けないで監視するだけでも救える命があります。日本人は知ろうとしな過ぎると、海外のジャーナリストが言っていました。原発放射能、アスベスト、ショートニング……不都合な事実はうやむやにされ、経済が最優先され、無知な人々が気付かぬまま犠牲となる日本の歴史……自分が知り得た僅かなことでも、こうしてネットに載せる事が命を守る力になるのかもしれません。来る日も来る日も真剣に考えていたら頭が変になってしまいますが、命について考える事を止めてはならないと思います。


最後に、ネパール大地震で亡くなった何千人もの方々に心から哀悼の意を表します。