寒さがもたらす思わぬ産物!ストーブ前をシェアするノアゴンとバージュの貴重なツーショット。
いつもは寒がり屋バージュが、ストーブに何か願でもかけているんじゃないかと言うぐらい、そりゃ~もう熱心に張り付いているので、ノアゴンは傍にも近寄らないのですが(譲ってあげよう精神と言うよりは、関わり合いたくない感じ(笑))。

寒さは恋する人達だけでなく、ビミョーな仲の猫の距離をも近付けるようです。










遅すぎる新年のご挨拶にも関わらず、前々回記事にもたくさんのコメントをありがとうございました☆
ちなみにノアゴンと私は午年ですが、バージュは戌年です。正直者で素直で忠実、犬っぽい猫なバージュにピッタリ!
今年が年男&年女のお仲間も結構いらして嬉しかったです。


可愛らしいズッキーニの花、珍しいですよね!ズッキーニ名産地の宮崎ならではです。

橙は、マーマレード第1弾を作ったのですが……1年ぶりで感覚が鈍っていた為か、腹が立つほど苦い(爆)
茹で溢しが足らなかったようです。今年は秋に雨が少なかった為、例年よりも皮がシッカリしていて味も強いのかもしれません。
まだまだ橙はたわわになっていますから、リベンジは幾らでも出来ます!

マンゴーのおじさん、優しいですよね。
おおらかだけれど細かな思いやりと愛情、そして情熱と行動力があるからこそ、75歳の今もそちこちから取材されるほど美味しいマンゴー、ライチ、そしてニューフェイスの竜眼も作れるのだと思います。
あ、おじさんの新しいHP、素人作なので、何か問題点や“こうした方がイイヨ”と言うのがあったら教えて下さい。










私の体調へのお気遣いもありがとうございます。
このところ、だいぶん安定して来て身体の痛みや息苦しさもあまり出ないので、お薬も減らし、習慣だった星空散歩ウォーキングも1時間に戻しました。
寒くても、美しい星空を見ながら木々のざわめきを感じ、自由に身体を動かせると言うのは喜びです。











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そんな星空散歩のお供がこちら。
lalaさん が私の誕生日プレゼントに送って下さったパタゴニアの超防寒手袋。寒さから私の手を守ってくれる力強い味方です。
お洒落で丈夫な帆布製パタゴニアエコバッグも一緒に送って頂きました。









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lalaさんからはクリスマスにもこちらが!
私の愛するマリアージュのクリスマス限定紅茶“クリスマスプディング”。
これが絶品!
ともかく今までに無いほど芳醇な香り。プディングと言う名前ですが、ドライフルーツやシナモンやナッツ類がたっぷり入っていて、まるでシュトーレンをギュッと紅茶にしたかのような香りです。
ココナッツが入っているからでしょうか、使用後の茶葉を手で触ると油分でシットリとしています。
ヴァニラの甘い香りが全てを纏め上げていてウットリ☆
せっかくなので、ウェッジウッドの華やかなティーカップでクリスマスを祝いました。








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とろけそうに甘い蜂蜜の香りのする、ドイツのシュトックマー製の蜜蝋キャンドルや、黒猫さんのスノードームも。このスノードームは天使マガリちゃんをイメージして贈って下さったそうです。オーストリア製で、なんと中身の水はアルプスの清らかな雪解け水だそう!
キャンドルに添えられたマッチにはフランス語が書かれており、本を模しています。
絵葉書はルソー画、懐かしきパリのビュットショーモン公園。
lalaさん、素敵なプレゼントをありがとうございました。










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私のマリアージュ好きはすっかり有名になってしまったようです(笑)
はるかさん からもマリアージュの“馬”紅茶が!
年女なので“馬”と書かれたこのマリアージュ缶は殊更テンションが上がりました。
鮮やかな黄色も縁起が良さそう!金運もUPしてガッポガッポになりそうですよね(笑)
こちらは新年祝いに、馬の描かれたカップで頂きました。
生姜が効いていて、そこにレモンとクコの実がアクセントとなり、引き締まった味わい。
やる気の出る新年紅茶!










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はるかさんには夏にもこんな盛り沢山のプレゼントを頂きました。
ハラダのラスク&サブレに自家製さくらんぼのジャム!そして、お料理上手なはるかさんのお父さんお手製の赤じそらっきょうも。
らっきょうは我が家のと物々交換して研究会をしました(笑)
いないいないバー黒猫のキーホルダー、可愛い♪
お伊勢参りに行かれたお土産、芸事の神様の御守りも。ピアノの部屋に置いています。
はるかさん、楽しいプレゼントをありがとうございました。










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こちらも星空散歩のお供。なななんと、とらこさん 手編みのマフラー!
縮毯ウールと言うのでしょうか?手編みと言うと、お母さんや女の子が毛糸を棒で編んだような物を想像しますが、そう言う手編み物みたいに編み目が見える素材じゃないのです。だからちっともシクシクしないし、軽くて暖か。こんなのどうやって編んだのか想像すらつきません!スゴイ!とらこさんは、百葉箱と言うお名前で作品を作られているプロ、さすがです。
グレー味を帯びたラベンダー色も落ち着いていてエレガント。
ウール ノ マフラーと言うタグの裏にも冬が楽しくなるメッセージが。写真にはありませんが、包まれていた油紙までお洒落でした。

猫バカにはたまらない、猫の感動ものの本も。イギリスのノンフィクションだそうですが、まるでマガリちゃんみたいに人見知りしない賢い猫さんで、思わず重ねてしまい、一気に読みました。

とらこさんには他にもいろいろなハーブや珍しいお茶や外国の天然塩など、私のマニアック心のツボな品々を送って頂きました。
とらこさん、ワクワクするプレゼントをありがとうございます。









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10月の誕生日にBellさん が贈って下さったのは手作りの“さるぼぼ”。

名前が可笑しい!
木の枝に乗った九人のさるぼぼが、九難から私を守ってくれるそうです。
木の枝はもちろん、九人も植物の種子で作られているので自然な感じ。色とりどりの着物がお目出度い感じなので、お正月のお飾りにもしました。

それと、珍しい象嵌の指輪も。 金銀の2匹の猫さんが描かれていて雅です。










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クリスマスプレゼントも頂いてしまいました。
これまたオーダーメイド。ノアゴンとバージュです!
それにしても、ノアゴンのガッシリ感やふんわりした尻尾の太さ、バージュのしなやかさ等、それぞれのニュアンスが細密に表現されていてビックリ!作った方の観察眼と再現力に脱帽です。裏側にはノアゴンとバージュの名前と共に、私の名前と電話番号が書かれているので、首輪に着ければ迷子札にもなります。

Bellさん、いつもオンリーワンなプレゼントをありがとうございます。











さて、お待たせしました。月末恒例お薦めクラシックのコーナーです。。。月末じゃなく2月に入ってしまったあせる皆さん、寛大な気持ちで多めに見てやって下さい。

今年は午年と言うことで、馬に纏わる曲も考えたのですが、あまり数が無いので却下。
で、明るく楽しい、私の大好きなハイドンをテーマに。

歴史に名を残している作曲家たちの多くが、作り出す音楽は素晴らしいけれど、気難しかったり、偏屈だったり、癇癪持ちだったり、神経質だったり、非常識だったり、波が激しかったり、放蕩だったり……と、お友達にゃ~なりたくないような性格の人が大多数な中、人間的にも皆から信頼される健全な精神を持ち合わせていたのはバッハとハイドンぐらいでしょうか。








ハイドンは、その人柄の良さが音楽にも滲み出ています。楽天的に生きられる状況に恵まれていたワケでも無いのですが、持っている性格が朗らかで優しく穏和だったのでしょう。
人を驚かせたり喜ばせたりするユーモア、いたずら心の散りばめられた音楽には、ハイドンのサービス精神や思いやりを感じます。
いつも同じ笑顔で手を広げて待っていてくれる安心感のあるパパハイドン、暖かなお日さまのようです。



◆ハイドン:ピアノソナタ Hob.23 ヘ長調
(ホロヴィッツ)


http://www.youtube.com/watch?v=gFmeCUTCLDM


まずは軽やかなこちらから。
ホロヴィッツは好んでハイドンを弾いたようで、度々コンサートや録音でハイドンの幾つかのソナタを取り上げています。
艶やかな明るいハイドンですね。
小中学生がよくハイドンを弾きますが、実はモーツァルトやベートーヴェン以上に指先の繊細なコントロールが必要なことに気付かされます。
観客を楽しませたい為のユーモアから、ハイドンの曲は意外と複雑なリズムやトリルが多く、これらを全てキッチリ実現させ、余裕を持って音楽的に演奏するのにはなかなか高度なテクニックを要するのです。音楽はおおらかですが、指は素早い反応を常に強いられます。
冴え渡るテクニックを持つホロヴィッツはそれを逆に楽しみ、自由自在に弾きこなしています。







◆ハイドン:ピアノソナタ Hob.49 変ホ長調(ブレンデル)

http://www.youtube.com/watch?v=mWF-48jIrSU




イキイキとしたユーモアと温かみのある曲。ブレンデルのこの演奏は創意工夫に満ち、変化に富んで飽きさせません。ちょっと頑張り過ぎの感があり、もう少し流暢に進んだ方が良い気もしますが、ハイドンらしい面白さを最大限に引き出していると思います。

私自身、中1の時にコンクールで弾き、良い結果を頂いた思い出の曲です。







◆ハイドン:ピアノソナタ Hob.52 変ホ長調(リヒテル)

http://www.youtube.com/watch?v=Thwk1GfA4iQ


これ、私の十八番です。
溌剌として生気に溢れ、楽しくて大好きな曲。パリ時代から、あちこちのコンクールや試験で私の御守りになってくれた曲なのです。
リヒテルの演奏、良いのですが、残念ながら1楽章しか見付からなかったので、全楽章、聴きたい方はホロヴィッツのこちらを

↓ ↓ ↓ ↓


http://www.youtube.com/watch?v=zS5ttAiBNxM


快活な3楽章も大好き!私の演奏はもっとハジケていてオキャンですが(笑)



寒さはまだまだ続くでしょうが、だんだんと日が長くなっているのが嬉しいこの季節、陽気なハイドンで更に温かな気持ちになりますように。