【88飼猫】2010/11セリエA第17節~キエーボ・ヴェローナ対ユベントス(A)編 | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

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うーん、年内最終戦はドローですか。。。

デルネーリ、古巣を称賛しつつ警戒
キエーヴォへの想いを語る
また、デルネーリ監督は人員不足の中盤について、「(クラウディオ・)マルキージオはダメだろう。(アルベルト・)アクイラーニも微妙だが、彼も使えなければ、(モモ・)シソコのパートナーは(マヌエル・)ジャンドナートとなる」とコメント。その後クラブの公式サイトで、アクイラーニの招集が発表された。マルキージオはメンバーから外れ、欠場が決まっている。

結局モモはベンチからも外れたわけですが、何があったかは気になるところ。


2010年12月19日(日)
キックオフ 23:00 (現地時間 15:00)
会場:スタディオ・マルク・アントニオ・ベンテゴディ(ヴェローナ)
主審:マウロ・ベルゴンジ
キエーヴォ 1(0-1/1-0)1 ユヴェントス
【得点】
前半31mファビオ・クアリャレッラ
後半48mセルジオ・ペリシエ
ユーヴェ、ロスタイムの失点で痛いドロー
ナポリは逆にロスタイム弾で勝利
ユーヴェは敵地でキエーヴォと対戦し、1-1で引き分けている。15分、キエッリーニのファウルでPKを献上したユーヴェだが、ここはGKストラーリの好セーブでしのぐ。すると31分、CKからイアクインタが粘ってボールを浮かし、これをクアリアレッラがバイシクル。得意のアクロバティックシュートで先制点を奪った。
だがユーヴェは52分、決定的チャンスを止めたとしてジャンドナートが一発退場となり、10人での戦いを強いられる。数的不利となったユーヴェは、士気を高めたキエーヴォに防戦一方。時折カウンターからチャンスもつくったが、これを決め切れずにいると、ロスタイムにペッリシエのゴールを許し、最後の最後で力尽きた。ユーヴェはミランとの勝ち点差を1ポイントしか縮められなかった。



【CHIEVO-JUVENTUS 1-1 (Quagliarella, Pellissier) Rai Sport 19/12/2010】


どーも、デルネリ・ユーベはポゼッションに寄った分だけ、序盤は受けてしまう傾向があるよーです。
それは受け切れればいいし、要所で仕掛けるためには悪いとも言いかねる。
そんな感じでこの試合もオープニングは押され3キエッロが80モスカルデッリを倒してPKを献上。


【16mストラーリが7マルコリーニのPKをストップ】
これはかなり大きかった。


【30mクアリアレッラのオーバーヘッド】
イアクィンタの打ち直しみたいな連続オーバーヘッドで先制。
相変わらず派手なシュート好きだな(笑)
だから好きだよ。

この日のクラシッチは中に入りすぎて効果減。
全体的に横幅が狭くてペースが上がりがち。
前半の終盤、カウンターを打ち合う姿はちょっといただけない。



【後半7mマヌエル・ジャンドナート退場】
カウンターで23コンスタンを倒して一発レッド。
完全に貰いに来てるだけに腕を触ったら危険。
前半のパフォーマンスはアクィラーニのフォローもあって悪くない。
状況を考えれば一発レッドは厳しいと思うけど、今後に活かしてくれれば。


【後半15mファビオ・クアリャレッラ→ハサン・サリハミジッチ】
ここが勝負の分かれ目。
拙者なら絶対にやらない選択。
フォアチェックや後ろへのサポートの運動量、前線でのキープ力、単独突破でのカウンターやそこからのチャンスメイク、あらゆる面でクアリアレッラに軍配。
デルネリはイアクィンタのパワーを買ったんだろうけど、それは赤字じゃないかな?
実際、これ以降は受けに回ってクリアだけで目いっぱい。
散発のカウンターはロングボールよりクラシッチの持ち上がりだし、キエーボはポンポン放り込む→跳ね返す→拾われる→放り込む、の繰り返し。
そしてイアクィンタはクリアを拾うこともなく、予想通りほとんど貢献できなかった。
キエーボにキッカーと決定力があればもっと早く崩壊していたと思います。
逆転されなくて幸運だとすら言える。


拙者なら間違いなくクアリアレッラよりイアクィンタを下げてます。
前提として、「現代サッカーで1点を守り切る難易度」は高いという認識。
しかも今回は1人少ない。
だったら前掛かりになった相手からカウンターを取ってトドメを刺すべきだと考えるし、守備に負担が掛からないよう余計にポゼッションを重視する。
今回は中盤の控えがいないけど、クアリアレッラを左に入れたからまだ再修正も出来る。
あとは勢いとラッキーボーイ作りでジャネッティの投入。
もしくは先にトラオレを入れてジャネッティと天秤に掛ける。
いずれにしても不慣れなセンターで奮闘したペペの貢献は見過ごせない。


逆にデルネリをフォローしてみる↓
ポゼッションを重視→前に出すのはクリアで構わない→クラシッチとイアクィンタを前に残すならロングボールに競り勝てるイアクィンタを残す。
そう考えると結果が伴わなかっただけで、それほど考え方は違わないのかも。
それにイアクィンタは今季一くらいの出来だったし、「10人になったときはセカンドトップを下げる」のがセオリー。
決定的に違うのは「ロングボールに競り勝ってからの攻撃」と「グランダーで繋ぐカウンター」の成功率の認識の違いか。
拙者は「高さのポストプレイ」は効率が悪いと思っているので、これは平行線。


【79mクラシッチの突破】
60メートル独走ですよ。
フィニッシュ以外は完璧。
勝ってれば、決めてればストラーリ、クアリアレッラ、クラシッチからMOMを選べたのにOrz


【後半43mミロシュ・クラシッチ→ニコラ・レグロッターリェ】
【後半46mシモーネ・ペペ→アルマン・トラオレ】
これは時間稼ぎだけど、レグロの中盤起用には驚きました。
こう見ると、レグロが遅いのか他の中盤選手が速いのか、違いがよく分かる。


【後半48mセルジオ・ペリシエール】
放り込みを折り返したところに走りこんで同点。
確かにソーレンセンの寄せは甘かったけど、こんだけ攻め込まれたロスタイムの若手にこれ以上を求めるのは酷。
若手に甘いかな(苦笑)

勝ち点2を逃して悔やむデルネーリ
「もっと良い結果にふさわしかった」
2010/12/20 8:43:00
「我々は2度もゴールマウスに嫌われたし、後半すべてを10人で戦ったんだ。チームはやるべきことをやった。だが、92分に失点してしまったんだよ。先週は(ユーヴェと対戦した)ラツィオがそういう形で敗れたが、今回は我々となったね」
この日のユヴェントスが苦しんだのは、MFマヌエル・ジャンドナートが退場となったからだ。だがデルネーリ監督は、「疑問は残るね。イエローカードでも良かったんじゃないか」と、ジャッジに対してやや不満があることをうかがわせている。

でも1人減って以降、追加点を狙っているようには見えなかった。
退場の判定は厳しい思うけど、後半40分を引いて守り切れると思ってたんなら支持はしにくい。



でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/