それから僕とこぴんは実に色々なことを話した。その中で僕はこぴんについて、あるいは猫について自分が全くと言っていいほど無知だったことを思い知った。尻尾がない猫が増えているのは進化の過程だとか、猫背は猫にとっては腰にあたるので姿勢が悪いたとえにされるのは心外だとか、猫には味覚がなくこぴんの好みは触感によってだけ決まっているとか、猫は実は熱いものも飲めるだとか、猫にも汗もが出来るとか、とにかく覚えきれないくらいの(正直なところほとんどが覚えなくてもいいようなことだったが)情報を僕にもたらしてくれた。
「それで猫にはO型が存在しなくて、AB型はほとんどいないってわけだね?」
「そうですわ。ちなみにわたくしA型ですのよ。ネコはあなたたちのようにマがヌけてませんからわざわざシラベなくてもジブンのケツエキガタくらいわかりますのよ。でもワかったからといってとくにヤクにタつことじゃありませんけどね。ふふふ。」
こぴんのしゃべり方にはなぜか人間に対するいやみや皮肉がたくさん含まれていたが、その時はあまり気に留めなった。
「それでこぴんには僕の言葉が通じてたわけだよね?」
「トウゼンですわ。でなければ、わたくしあんなにネッシンにハナしかけはしませんわよ。」
「でも僕に通じてると思っていたわけだ。」
「ま、まぁそうですわね・・・。」
こぴんは少しばつが悪そうにそう言った。
「ごめんごめん。そんなつもりはなかったんだ。」
「わたくしキになんてしておりませんわよ。わたくしそんなチイサいことはキにしたことありませんから。」
「それならいいんだ。これからもよろしくね。」
「それさっきからもう4カイメですのよ。キきアきましたわ。」
そのようにして僕とこぴんの奇妙な生活はクリスマスイブに始まった。
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「それで猫にはO型が存在しなくて、AB型はほとんどいないってわけだね?」
「そうですわ。ちなみにわたくしA型ですのよ。ネコはあなたたちのようにマがヌけてませんからわざわざシラベなくてもジブンのケツエキガタくらいわかりますのよ。でもワかったからといってとくにヤクにタつことじゃありませんけどね。ふふふ。」
こぴんのしゃべり方にはなぜか人間に対するいやみや皮肉がたくさん含まれていたが、その時はあまり気に留めなった。
「それでこぴんには僕の言葉が通じてたわけだよね?」
「トウゼンですわ。でなければ、わたくしあんなにネッシンにハナしかけはしませんわよ。」
「でも僕に通じてると思っていたわけだ。」
「ま、まぁそうですわね・・・。」
こぴんは少しばつが悪そうにそう言った。
「ごめんごめん。そんなつもりはなかったんだ。」
「わたくしキになんてしておりませんわよ。わたくしそんなチイサいことはキにしたことありませんから。」
「それならいいんだ。これからもよろしくね。」
「それさっきからもう4カイメですのよ。キきアきましたわ。」
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