たっぷり飲もうと選んだのは漳平水仙。
茶葉の量が多く煎持ちも良いので、一日では飲み切れず、宵越しするか最後は水出し茶にするか、とにかくたっぷり飲めるお茶。
そして香りがとってもいい。
まぁ中国茶はどれも香りがとってもいいけれど。
四角くふんわり固められた茶葉は紙に包まれています。さらにビニール袋、アルミ袋に包まれているので、できたての香味をより長く保ってくれています。
ただただぼんやり飲み続けていても、ずっと香りも味も落ちてこない。漳平水仙好きな茶友がおすそわけしてくれたものなので、おいしさはお墨付き。
タイミングよく見かけたヤングコーン。ほんの短い時期しか出回らないので、迷うことなく買いました。
生で食べてもおいしいけれど、加熱した方が甘みが増すことを知ったので、前回と同じ方法で食べることに。
皮を数枚残して、茶色い部分のヒゲを切り落とし、軽く水洗いしたらアルミホイルに包んでオーブントースターで数分。
皮をむいていると、夏の匂いがします。
トウモロコシって夏の匂いなんだなぁ。
素手で触れるくらいに冷めるまで放置して、ほどよく冷めたら皮にすっと切り込みを入れてできあがり。
鮮度の良いものは、何もつけずにそのまま食べるのが好き。ほんのり甘く、ヒゲはシャキシャキ、芯はサクサク。
ちっちゃい。きれい。かわいい。おいしい。
後味はスイートコーン。
お茶うけ、これでいっか。
初夏の恵みを存分に味わいました。
もっとおいしく食べる方法がたくさんありそうだけど、いちど気に入ると同じ方法を飽きるまで続けてしまう。
茶盤にのせるときは、首輪をはずしてノラ状態になっている茶玩のネコ。茶玩は徳化で、蓋碗は龍泉だけど、似た色み。
貫入の入った蓋碗は、だんだんお茶の色が染みて育っていく過程も楽しみのうち。ネコの茶玩も貫入が入っているので、少しずつ育っていくのかも、と思っているのだけれど、今のところ変化なし。
中国茶や茶道具には、数年から数十年という長い年月の経年変化を楽しむものがいろいろあるので、長い目でゆっくりと楽しんでいます。
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