この日は単叢にしました。
大庵の紅蔕(こうてい)。
「蔕」の文字は、植物のヘタの意味なのだそう。茶葉のヘタの部分が赤いことからこの名前がついたとのこと。
淹れる前から好きな香り。20年ほど前、いちばん好きだった単叢の香味を思い出しました。
最初は芝蘭っぽく上品な甘み。煎を重ねるごとに、甘いパイナップルのようなフルーティーさが出てきたり、それが花香に隠れたり。
お茶うけに、加賀棒茶味の琥珀糖。
淡くやさしい甘みと加賀棒茶の風味。
いろんなお茶に合いそうです。
ちょうどいい量で小分けになっているのも便利。
見かけたらまた買いたいな。
前回淹れたときとはだいぶ印象が違っています。どちらもおいしくて気に入っているので、また次回が楽しみ。
猫さんはダンボールハウスの中でこっそりマタタビボールを楽しみ、何事もなかったかのように香箱座りしています。
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