単叢通天香とやよいひめ |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

台湾パイナップルが気になりつつも、お値ごろになっているいちごについ手がのびます。

 

 

いちごは、暖かくなるにつれて酸味が増すそうですが、確かに冬のような甘みのあるものにはあまり出逢わなくなった気がします。

 

 

それでも、ほどよい酸味がある方がお茶が甘く感じられておいしかったり、汗ばむような陽気の日にはさっぱりした味がおいしい。

 

 

選んだお茶は、大庵の通天香(つうてんこう)。

澄んだ香りの余韻が長く続きます。

 

 

いちごは、やよいひめ。

きれいな円錐形で、明るめの赤色。

 

 

絵に描いたような明るい色と綺麗な形に、気分もぱっと明るくなります。

 

 

好きなものは食後のデザートにはしないタイプです。おなかいっぱいになってから食べたら、おいしさが半減しちゃいそうだから。

 

 

だから好きなものはお茶の時間に。

もしくは、ひとりなら食前に。

 

読み終えた本。

 

猫にならって

8つの短編は、異なるストーリーながらも、少しずつ登場人物が重なっています。あの時のあの人に、こんな出来事があったのかと、長い年月を少しずつうめるように読み進められるのが面白かった。

 

どの話にも、何気なくネコが出てきます。気づかないうちに支える存在になっていたり、そっと背中を押す存在になっていたり、「あのネコのように・・・」と新しい一歩を踏み出すチカラになっているネコたち。

 

 

これはソフトカバーですが、印象に残った本は文庫本になってから読み返すことが多いです。

 

文庫本の方がコンパクトで読みやすいし、あとがきや書評も楽しみなので、いずれ文庫本になった頃、また読み返したい一冊です。

 

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