中国茶以外の楽しみもある中国茶のお店 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

4月にオープンした蔵前にある中国茶を扱うお店。ガラス張りで、通りからも中の様子が見えるので、通りすがりの方も入りやすいオープンな雰囲気です。

看板


見たことのない漢字びっしりの茶名が並ぶお茶やさんで、どんなお茶をお探しですか?と声をかけられると固まってしまい、マニアックな説明を聞けば聞くほど、中国茶の世界は敷居が高いと感じて、せっかく興味を持ったのに足が遠ざかってしまうという方には、きっととても入りやすいお店。


蓋碗


気軽に手にとれる場所に並ぶ茶器は、リーズナブルなお値段のものが多く、カジュアルな手つきで淹れてくださる試飲のお茶も、初めての方にも飲みやすい味わいのものを選んでくれています。


ストラップ


中国らしい雑貨などもあり、にぎやかに買い物を楽しむご婦人たちの姿は、中国のおみやげやさんの雰囲気を連想させ、ここが蔵前だということを忘れてしまいそうでした。


スカーフ


いちおしであるという竹繊維のスカーフは、首にかけてみると、さらりとした肌触りで不思議とひんやりしていて、とても気持ちがいい。


こんなふうに、お茶や茶器だけでなく、オーナーのお気に入りの商品が並ぶセレクトショップのような雰囲気は、他にはない楽しい部分。


茶葉


有機プーアル茶や台湾茶など、初めてでも買いやすい少量でリーズナブルな価格のものがそろっています。実用性の追求よりも、まずは雰囲気を楽しみたいという方には、茶器セットも数千円のものからあるので、とにかくセットでそろえてみたい、いろんなお茶を飲んでみたいという最初の一歩を踏み出すお手伝いをしてくれそうです。

急須


専門用語などの難しい言葉を使わず、誰にでも分かりやすい表現でお茶の特徴を教えてくれるので、ご婦人たちがリラックスして会話を楽しんでいるのも納得です。いきなり万単位の茶器や高価な茶葉が並ぶ専門店で、マニアックな説明を聞くよりも、自分が関心を持ったものから気軽に手を出して、徐々に良いもの、そうでないものを知っていくのも大切なこと。

テーブル


お店の真ん中にあるらせん階段をのぼると、お茶会ができるスペースがあります。ここでは1000円から気軽に参加できるお茶会が開催されていたり、レンタルスペースとして利用することもできます。


2F


ホワイトボードも用意されているシンプルで明るいカルチャールーム。蛍光灯でテキストや茶葉の色なども見やすい光源なので、プチ講座などを開きたい方にもよさそうです。


外観


駅からも迷うことのない徒歩1分という近さなので、ここから中国茶の世界に足を踏み入れる方がまた増えていくといいな、と思っています。


▼リリーの薔薇園
http://www.lili-baraen.jp/




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