
ナビスコ杯 第4節 グランパス 1-0 横浜Fマリノス

得点は、前半終了間際に、
矢野が倒されPKを獲得。そのPKを、なぜか闘利王が蹴る事に。
いやな予感しかなかったが、今回は決めた。

個人的には、矢野に蹴らせてやればいいのにと
思ったが、リードできたのは大きかった。

これで勝利のパターンかと思いきや指揮官が動く。

後半から松田→ノヴァコヴィッチに交代。
ノヴァコヴィッチがなぜ、今のスタイルに合わないのか
よく分かる結果で、前半のシュート6本に対して
後半は、わずか1本という内容。

勿論、リードしたから守備的になったという事もある。
さらに、後半36分にDF本多が怪我して10人になって
しまうという緊急事態を加味しても
ノヴァコヴィッチが機能しない。

一応、グランパスはスリーバックと言われてるが
本当は、攻撃時はスリーバックで、守備時にはファイブバック
なので、矢野と永井が相当な体力
を使っている状況で後半になると最前線に絡む事が出来ないので
ノヴァコヴィッチが高さで落としても周りに人がいない。

ノヴァコヴィッチがキープしても、上がりが遅いので
連動しない。

つまり、ノヴァコヴィッチの単体で見れば、今日は頑張ってたが
この作戦に彼は向いてない。

もし、ノヴァコヴィッチを使うなら前半だっただろう。

後半は、マリノスを自陣に攻めさせて背後を狙う動きが
出来るFWがいればどんなに楽だったろうか。

西野監督の後半途中から、ダニルソン投入は意味があった。

前の試合時に、矢野は試合後にヘロヘロで、永井は足が
攣った状況で倒れこむ程の消耗具合で、守備のトータル
バランスをダニルソンでカバーしようとしたのだろう。

誤算は、本多がケガ
をした時点で交代枠を三枚使っていた事だろう。

それでも、なんとか中央を固め逃げ切って勝利した意味は
大きい。

ただ、レギュラーメンバーの消耗度が心配だ。

中2日で、アウェーの浦和戦が待っている。
