こんにちは。
薬剤師薬ひろ菜です。

ついにインフルをもらってしまった薬剤師のクライアントさんから連絡がありました。
月曜の午前中に休むなんて、もうハゲそうだと言っていました。
確かにこの時期混みますし、まして休み明けの月曜日。その気持ちは良くわかります。

彼は入社6年目。
スタッフを育てるのも得意です。
彼が育てたスタッフはすぐにわかります。良くも悪くも彼にそっくりだからです(笑)患者さんから見たら、気が利いたスタッフに育っていると思うので、あえて何も言わず、
彼の中に独自のOJTマニュアルと、チェックシートがあるのかなと思いながら見ています。


そんな彼でも、思い通りに育たないスタッフもいます。言い換えれば「自分の好みに成長していない」といってもいいかもしれません。
早く一人前に育てたいという気持ちがあるのはわかるし、一生懸命なのですが、たまに
「育てること」と「自分の色に染めること」がごっちゃになっているなぁと感じることもあります。

「それでその子は何が困るの?」
「その子がどうなったらあなたにとって理想なの?」
「これからあなたはどうしたいの?」

話を聞いていても、そのスタッフは順調に育っているようなのです。ただひとつ彼の思い通りのスピードで思い通りのタイプになっていないことを除いては。

彼はなんとなく違和感を感じてはいるようですが、まだそこに気づいてはいないようです。

薬局長という仕事は、あなたと同じタイミングで同じように出来ない人に、自分のようにやりなさいと上からいうのが仕事ではありません。
自分のやり方と違うやり方で育つスタッフを非難することも、嘆くことも違います。
たとえあなたのそのやり方が一番効率が良くて、結果が良かったとしても、それが全てではないのです。時には、後輩スタッフが時間をかけてみつけたことが、新しい薬局を作り出すかもしれません。

他のスタッフにはあなたとは違った良さがあるはずです。全員があなたのコピーだとしたら、あなたはやりやすいかもしれませんが、あなた以外は、どうでしょうか。
あなたがつまづいたら、スタッフもつまづいてしまいます。

あなたが薬局長としてやることは、たとえ自分の敷いたレールに乗っていなくてもスタッフの成長を見守ることです。

なぜなら、ゴールはあなたの満足ではなくて薬局に来てくれる患者さんの満足ですからね。

ついつい、責任のある立場でスタッフをかかえるようになるとやってしまいがちですが、ゴールを見誤らないように、折に触れて振り返りましょうね。