週末、猫の会からの情報で、
井戸に落ちた猫の救出で、人手不足との連絡が入りました。
何か力になれないものかと、週末で時間もあり、
思いつく道具を持って急ぎ現地へ向かいました。
物件、と書きましたが一般居住中のお家。
家の端に、昔使われていた井戸がありました。
水面まで深さは2mちょっとでしょうか。
水面ギリギリに直径25cm、高さ15cm程の穴が見えます。
その奥から猫の鳴き声がするとの事なのです。
横穴の深さは全く分からず、
人が近づくと鳴き声はピタリと止みます。
人が離れると、道路の向こう側に聞こえる程の大きな鳴き声が聞こえます。
助けを求めているんですね。
横穴がどこまで続いているのか、
本当に猫がこの穴にいるのかも分かりません。
フルハーネスと丈夫なロープを持参しましたが、
人が降りるには危険な感じでした。
そこで私のiphoneをケースに入れて、
ライトを灯して動画撮影した状態で、
そっと、そっと、井戸内を撮影しました。
それがこの動画です
20秒辺りから穴内が映ります。
いました!
一体どうやってこんな所に
穴の奥でおびえる仔猫1匹!
猫の会のベテランさんの経験と知恵で、
浮輪に網を被せ、水面に浮かべました。
小さな捕獲機の中に美味しそうなフードを入れて、、
浮輪の上に置いたウレタンマットの上にそっと、捕獲器を乗せます。
しばらく井戸の前で様子を見ていたのですが、
猫はこんな時、フードがあっても入らず、
警戒して数時間粘る事がある、との事で、
少し離れて待機しました。
その間に、同じエリアに置いていた捕獲機に、
別の猫が入りました
私が現地に到着したのが15時50分頃。
数時間のお手伝いで、応援も来られるとの事で帰りました。
その後なんと、深夜3時まで粘り続け、
ようやく捕獲機に入ってくれたそうです
こんなにかわいいキジ白の仔猫
野良猫は消防は出動してくれないそうで、
保護しなければ命を落としていたでしょう。
良かったね
現地井戸周辺では猫が13匹保護されました。
猫の会のメンバーさんは、
明け方に帰宅し、更に朝からTNRの手術や受診に駆け回り、
井戸の穴を塞ぎに行き、
更に午後から譲渡会に行かれました。
殆ど寝ておられません。頭が下がる思いです。
メンバーさんが作られた動画です



さて、我が家の預かり猫りとら君は、
里親さんのご希望で早くに出発しました。
これまで預かった仔猫たちの中でも、
ほんとうにかわいいりとら君でした。
ありがとうございましたにゃー
そして、次のNewFaceにゃんこが我が家に来てくれました。
800g位の仔猫2匹きょうだいです。
17匹目と18匹目の預かりです。
これからブログに登場します。宜しくお願いします