もう本当に随分昔の話ですが、
今でもはっきり覚えている一言。
昔の事ですので、軽く読んで下さいね。
27歳の時。
個人経営の中規模病院でガンガン働いていました。
休みの日は単発バイトやバイクのレースで休みなし。
良い仕事をしたくて、すごく勉強もしていました。
そんな時、帽子に「線」が入ったのです。
(今の方は分からないかも。ナースのお仕事2参照下さい)
世の中頑張ると、こんな嬉しい事があるんだ
と世間知らずの当時は、本当に喜びました。
そしてしばらくして。
同い年で、内科の女医さんが同病院で働いていました。
まあまあ良く話す仲だったのですが、
誰もいない廊下ですれ違ったときに、こう聞かれました。
『ねえ、1ヵ月いくら貰ってるの?』
何も考えず素直に、
『月手取り37万くらいです。』
と答えました。
当時としては、頑張って稼いでいたと思います。
するとその女医さん、、
もの凄く冷たい表情で、目を見開いて、
その目でこちらを上から下まで見て、こう言いました。
『ふ~ん、たったそれだけしか稼いでないの~?』
と言い、冷たい表情のまま去っていきました。
その時感じた気持ちとしては、ポカン?
不快な気持ちになる訳でもなく、ただ唖然、としていました。
医師の給与はサラリーマンでは日本トップレベル。
比べるにも値しないし、そう考えるにも値しないよね。
そんな風に考える医師もいるのだと、社会勉強になりました。
そして、この病院の理事長。
理事長の実の母から、
物凄いお金を使って道楽しかしていない、と言う愚痴を直接聞き、
個人経営の管理職がどんな事なのか、これも社会勉強になりました。
でも医療は、患者さんを助ける事が出来ますものね。
だから頑張って働く価値は大いにあると思います。
この女医さんの今の給与を計算しても、
それを大いに凌駕する事が出来、
そして沢山の自由な時間を得ることが出来るのが、
不動産です。大家さんは知っています。
最後に、今日のにゃんこ
片腕の中でうとうと寝ているねみゅくんです