結末編を書く前に…
週末は早朝から車を走らせ、
名古屋にやってきました
名古屋国際会議場です。
子供のすとぷりライヴに付いていきました。
特に若い女性に絶大な人気があります。
すとぷりライヴはもう３回目で、
歌も何度も聴かされて聴いて、全部分かります。
今回驚くほど良い席で、
私、下の２人とタッチ
できました
付き添いでもとても楽しかったです。
帰り道、吉野石膏の会社を発見
これに、わぁとなるのは私だけでしょうか 笑
さて本題です。
本題を後にしたのは、閲覧注意、だからです
苦手な方は読み飛ばしで下さいね。
私より少し上の世代の母娘退去。
娘さんは高校生。
引っ越し業者の都合で１９時半の指定があり、
行って来ました。
部屋は明々と電気が付いていました。
玄関のドアは開いており、覗いてみると見知らぬ人が。
若い男性二人です。
何と、ﾊｳｽｸﾘｰﾆﾝｸﾞの業者さんだそうです
退去時、余りにも汚れがひどいので、
入居者さんが呼んだそうです。
実は引っ越しは夕方に終わっており、
ﾊｳｽｸﾘｰﾆﾝｸﾞも終わっている筈が、
汚すぎて終わらないとの事
まず玄関。
一体どうやったら、こんなに玄関が汚くなるのでしょうか。
明らかに、外を歩くより汚いです。
そして、至る所にクモがおり（100匹以上）
Gの死骸が点在。
生き生きとした大型Gもいました。
６年前にユニットバスもキッチンも内装も新品にしたのです。
信じられない程の汚れっぷり。
そんな部屋に、入居者さん（お母さんだけ）がいました。
６年前にお会いした時より太っていて、
髪の毛は汗だくでボサボサ。
黒のワンピースは汚れだらけ。
足は素足で真っ黒。手も真っ黒でした
クリーニングの業者さんがこっそり話してくれました。
夕方来た時、
恐ろしい程の汚れで、
ﾕﾆｯﾄﾊﾞｽは四方真っ黒。
排水にはホントに高さ15cmの髪の毛があったと
全ての箇所がとんでもない事になっていたそうです。
恐らく一度も掃除していない、そんな感じでした。
入居者さんと話をしました。
夫と別居後、養育費が得られず離婚も出来ていない状態。
お金が無くて、体調が悪く働けず、
生活が乱れていた。
娘も不登校になり、
中学に上がった時から不登校に。
高校も受験が困難で、かろうじて通信制に通っているとの事。
結局、近くの実両親が見るに見かねて、
狭い家だけど、生活費は出してあげるから、
家に帰っておいで、と言ってくれたそうです。
実両親、と言っても高齢でゆうに８０歳は超えているとの事。
色んなご家庭があります。
聴いていて切なくなりました。
以前にも書きましたが私は子供の頃、大変貧困な環境で育ちました。
高校生の頃から、実家の家賃もバイトして払ってきました。
そんなだからどれだけ大変だったのか良く分かります。
今になってこちらの母娘を見ていると、
貧困、食事・生活の質低下、病気、精神面の低下、掃除力の低下、家事力の低下、
それらの事って、結びついていると感じます。
８０をゆうに超えたご両親の負担も大変な事だと思います。
そして思うのが、頂く家賃。
それが例え他の大きな物件に比べて
小さなお部屋で、小さな額であったとしても、
そのお金を払う事がどれだけ大変な事か。
それは決して忘れてはならないと、そう思います。
結局ハウスクリーニング代は上記の通り出して頂き、
汚染のひどい部分は原状回復費用で頂きました。
別のマンションリフォームは無事終わりましたので、
次回はそちらを書こうと思います。
来週から、汚部屋リフォームが始まります